宇治田原優駿ステーブル在厩のマーテルは、おもにトラックで軽め2400m、坂路でハロン18秒ペースのキャンター1本を消化。先週末、試験的に終いのみ15秒台で登坂しています。5/20の馬体重は450kgです。
◇青山調教主任のコメント
「過度にカリカリする様子はなく、馬体重もしっかりとキープ。これであれば、今週末より週1回の15-15を取り入れていってもよいでしょう。まだハミを取らなかったり急に取ったりと極端な感じで若さを見せていますので、道中リラックスして走ることを学ばせていきたいと思います」
-----
マーテルが450kgをキープしたのは久しぶりな気がします。「過度にカリカリする様子がない」と、比較的気持ちが落ち着いているのが良いのでしょうが、これから15-15が始まってどうなるかがポイントですね。走りにおいてはまだ若さを見せているようですし、引き続き『リラックスして走ること』が課題なのは確かなのでしょう。
武幸四郎厩舎セットのもう一頭、リナーシェはひと足先にトレセンに戻り、3回阪神(6/6~28)デビューをめざすとのアナウンスがありました。マーテルについては(現状を踏まえると)7月デビューが濃厚ですが、いずれにしても充分に早いスタートになりますから、慌てることなく課題のクリアを進めつつ、適切なタイミングを計って頂ければと思います。
ちなみに7月になると、11日の阪神5Rに牝馬限定のマイル戦が組まれています。気性面から1400mデビューになる可能性もありそうですが、一応、頭の中には入れておこうと思います。(何となく強敵が集まりそうな雰囲気を感じますが(^^;))
宇治田原優駿ステーブル在厩のパンサラッサは、おもにトラックで軽め2400m、坂路でハロン18秒ペースのキャンター1本を乗り込まれています。
◇乾主任のコメント
「状態がどんどん上向いてきており、馬自身に元気が出てきた様子。この分であれば、今週末から15-15を開始できると思います。調教師によれば、『今後のペースアップが順調に進むようであれば、第3回阪神開催(6/6~28)での戦線復帰も考えたい』とのことでした」
-----
先週までは、7/5福島のラジオNIKKEI賞に向かうかと思っていましたが、どうやらもう少し早く、6月阪神開催で復帰の線が濃厚になってきました。まあ、現状を考えるとさすがに開幕週目標とかではなく、例えば6/28(宝塚記念当日)の城崎特別(芝1800m)あたりが候補でしょうか。一応、その前週には2000と1600の番組がありますが、おそらく次は1800m戦のような気がしますので…。
と言いますか、まずは「状態がどんどん上向いて馬自身に元気が出てきた」という流れをしっかり継続するのが第一です。もちろん、日々のケアに抜かりはないはずですが、何だかんだでパンサラッサにとって、次走は3ヶ月以上の休養明けになりますからね。
デビューして以来、これだけまとまった休みを取るのは初めてということもあり、希望としては、馬体重馬増えるなど目に見えるところで成長を確認したいです。そんなこんなも含めて、そろそろパンサラッサの『前で勝負!』するケレン味のない競馬を応援したくなってきました(^^)
テンコートレーニングセンター在厩のクレッシェンドラヴは、現在はおもに周回コースでのウォーミングアップ後、坂路でハロン18~22秒ペースのキャンター2本を消化しています。5月中旬の馬体重は521kgです。
◇伊藤マネージャーのコメント
「本馬にとっては、やっと運動が始まったという程度の内容でしょうか。あまり抑え気味に坂路2本乗りを続けていると精神的にイライラしてくるかもしれませんので、今週末くらいから週1回の15-15を取り入れ、適度に乗り進めていこうかと思っています」
-----
何となくの印象ですが、普通であればこのまま仕上げていくことも可能ながら、想定外の理由で日経賞を回避せざるを得なかった経緯を踏まえ、あえてペースを抑えているといったところでしょうか。。(15-15も気分転換目的のようですし…)
現時点で復帰目標が出ていないところを見ると、今回は目標から逆算して調整していくのではなく、ある程度以上の間隔を開けることを前提条件にしている気もしますし…。さすがにこのまま秋まで休みということはないでしょうが、復帰に関しては、いつもよりだいぶ慎重な判断になるのかもしれません。
どの程度休めば大丈夫かについては、これといった正解がないですから、林先生から何らかの情報が出るまでは、こちらも焦らず気長に待っていた方が良さそうです。
グリーンウッド在厩のドゥオーモは、レース後の様子見とケアが行われています。
◇栗原担当のコメント
「前回よりも馬自身に元気はありますが、昨日軽く2500mほど乗ったところ、左トモとその対角にあたる右肩に疲れを感じました。よってショックウェーブ治療を行い20日はお休みを。21日から再び乗って回復具合を確かめていきたいと思います。函館に間に合うよう、しっかりとケアを施していきたいです」
-----
先週は、「特に問題がないようであれば函館開催に向かいたい… と伝えられていましたが、栗原さんのコメントを見ると、陣営としては(巴賞か函館記念かは別にして)完全に函館開催での復帰を目標に進めているようですね。もちろん、進めてみて違和感があれば『方針変更もあり』が前提ですが、早い段階で復帰目標をアナウンス頂けるのはとてもありがたいです。
現時点では、「左トモとその対角にあたる右肩に疲れ」があるようですが、復帰目標までには一ヶ月半ありますから、あと2週間ほどで回復傾向がハッキリすればきっと問題ないでしょう。前走の着順は褒められたものではなかったですが、OPやハンデG3ならいつでも一発の可能性がある馬だけに、出来るだけいい状態で出走させてあげたいです!
【5/10新潟11R 新潟大賞典でのドゥオーモ:公式HPより】
競走馬リハビリテーションセンター在厩のプライムラインは、おもに騎乗しての常歩20分、トレッドミルでの駈歩2分、ウォーターウォーキングマシン15分を消化しています。
◇青木獣医師のコメント
「先週と駈歩の時間自体は同じでも、今週はハロン20秒までペースアップ。その後も特に問題はなさそうですので、今週末から馬場入りを進めていければと考えています。まずは速歩で経過を確認し、順調であれば来週中にも駈歩に移行していきましょう」
-----
アレアシオンの駈歩以降には、どうしても『恐る恐る感』が伴ってしまいますが、プライムラインにはそういう不安感は無いですね。もちろん、絶対に大丈夫という保証などないのですが、個人的には、もうほとんど故障前の状態に戻っているような印象を受けています。
だからと言って大雑把にペースアップをするわけにいかないのは当然ですが、そこは青木先生はじめ、スタッフの皆さんがキチンと見張ってくれているでしょうから。。15日更新の写真を見ると、レースで実力を出すにはバシッと調教しないといけない雰囲気ですし(当たり前ですけど(^^;))、来週予定の駈歩移行など簡単に乗り越えて欲しいところです!
【競走馬リハビリテーションセンター在厩のプライムライン:公式HP(5/15更新分)より】
競走馬リハビリテーションセンター在厩のアレアシオンは、現在は、おもに騎乗しての常歩20分、馬場(1周400m)での速歩1200~1600m、またはトレッドミルでのハロン20~25秒ペースのキャンターを消化しています。
◇青木獣医師のコメント
「馬場での周回数を増やしている中にあって、脚元に変化は見られない状況。この調子で(脚元の)熱感の有無や定期検査(次回は5/25予定)の結果などを指標として経過を確認し、可能であれば今週末もしくは来週から駈歩に移行できればと思っています」
-----
充分な慎重さを保ったままで、再び駈歩へ進むタイミングを計っている、といった状況でしょうか。。ひとつのポイントは25日の定期検査かもしれませんが、検査の結果がスッキリしないのはずっと続いている傾向ですから、最後は臨床症状の評価を頼りにするしかないのかもしれません。
いずれにしても、今の状況を(ヤマ勘以外で)素人が判断するのは無理がありますし、ここは青木先生以下、専門家の皆さんにお任せするのがベストでしょう。しばらくはヤキモキする状況が続くと思いますが、どんな結果も受け入れる覚悟をした上で、引き続き見守っていきたいと思います。
そして先週末、久しぶりにアレアシオンの写真が更新されました。全体的に張り感が今ひとつなのは仕方がないとして、体重管理も含めてしっかりケア頂いていることが伝わってくる写真だと思います。相変わらず綺麗な馬だなぁと思いますし、どんな形でもチャンスを掴んで欲しいと願わずにいられません。
【競走馬リハビリテーションセンター在厩のアレアシオン:公式HP(5/15更新分)より】
いきなりですが、とろろ納豆です(^^ゞ
ひき割り納豆をよく混ぜて粘りを出しておきます。そこに、細かく刻んだ白菜の漬物を加え、すりおろしたとろろ芋をドバっとかけます。最後に生卵と一緒によく混ぜれば出来上がりです。味付けは納豆についているタレと、白だし(液体タイプ)のみ。白だしを入れ過ぎるとしつこくなるので、そこだけ要注意です。
実に簡単な料理(?)ですが、これが万能に美味しいので便利です。手間もかからないし、栄養もあって身体に良い。ご飯にかけるのは鉄板ですが、場合によってはこれでお酒だって飲めちゃいます。(あ、この日はこれでお酒を飲んだりしていません!)
ちなみに、とろろ納豆だけでもご飯が食べられちゃいますが、それだけだと少し寂しいので、例えば干物を焼いたものなどがあると嬉しいです。
写真はさんまの干物ですが、干したお陰で味が濃くなっていてなかなか美味です。これまた近所のスーパーで買ってきてフライパンで焼くだけなので、全くの手間いらずですし、何となく『日本の朝ご飯』みたいな雰囲気があって安心できます(^^)
『日本のご飯』という意味では、煮物も鉄板です。
とろろ納豆にさんまの干物に煮もの。。純和風でどことなく質実剛健な感じもあったりして…。そろそろ脂っこい外食が懐かしくなってきてはいますが、本来、ステイホーム・外出自粛生活には多少の質実剛健感が必要なのかもしれませんからね(^^ゞ
そう言えば、このところ東京でも新規感染者数が減少傾向です。急に以前と同じ生活が戻るわけではないですが、少しずつでも明るい雰囲気が戻って欲しいと思いますm(_ _)m
*NHKニュース『小池都知事「『ステイホーム週間』への協力に感謝」」』
19日、都内で新型コロナウイルスの感染が確認された人が5人だったことについて、東京都の小池知事は19日夜、記者団に対し、「『ステイホーム週間』への協力に感謝したい。きょうの数字が2週間後にあらわれるということなので、これからも感染しないように、感染させないように協力をお願いしたい」と述べました。
まず、5/15に更新されたラヴマイウェイの動画、写真がこちらです。
【シュウジデイファーム在厩のラヴマイウェイ:公式HP(5/15更新分)より】
そしてこちらは、マミリアスの最新(5/15更新)近況と写真です。
テンコートレーニングセンター在厩。現在は周回コースでハロン18~20秒ペースのキャンター1400~2600m、または坂路にて同キャンター1~2本を乗り込まれています。
◇伊藤マネージャーのコメント
「環境の変化にも難なく対応し、比較的スムーズに坂路入りへと移行。順調にペースアップが進んでいますよ。まだ成長途上の体つきですし、気持ちに火がついてくるのはこれからといった印象ですが、今はかえってこれくらい方が好都合でもありますからね。手が掛からない馬ですし、これからどんどん良くなってきそうな感じ。調教師によれば、『6月上旬くらいのトレセン入厩を考えている』とのことでした」
【テンコートレーニングセンター在厩のマミリアス:公式HP(5/15更新分)より】
ラヴマイウェイもマミリアスもまだ満口までには余裕がありそうですが、マミリアスについては18日午前段階で『満口直前』まできたようです。15日近況で「6月上旬くらいのトレセン入厩を考えている」との根本先生コメントが紹介されましたので、あと2週間ほどで一気に… という可能性もありそうです。
売れ行きの話はさて置きまして、私の18年産馬最後の出資候補、ラヴマイウェイについてですが、トレーニングが進むにつれて段々と走る馬の雰囲気が出てきたように思います。遅生まれの分、馬体に緩さがあって未完成なのは仕方がないとして、バランスの良さ、柔らかさ、走行時の身体の使い方などは、半兄クレッシェンドラヴの同時期に負けていないような…。そもそも496kgあるほど大きく見せない点も、芝での活躍を期待したい牝馬にはプラス要素だと思います。
ただし、ラヴマイウェイはまだデビューまでに時間が掛かりそうな雰囲気もあります。もちろん、それだけで悪い話にはならないのですが、『せっかくこの時期なので即戦力を』と考えるのであれば、そりゃあマミリアスの方が現実的ですよね。。
いざ順調にきている馬のトレセン入厩情報を突きつけられると心が動きそうになりますが、私の場合は全ての馬で早期デビューを狙うつもりはないですし、どうせなら馴染みある血統の木村秀則牧場産馬で勝負をしたい気持ちが強いので…。やはり、ここは逸る気持ちをグッとこらえて、ラヴマイウェイの動向をもう少し見極めたいと思います(^^ゞ
ディメンシオンのヴィクトリアマイル出走取り消しが判明した日のことです。。こういう日には気持ちを切り替える儀式が必要だよな… と思いまして、何年か前に余市のワイナリーでお土産に買ったワインを飲むことにしたのです。(あの時、直売所でお相手頂いた大先輩、まだお元気かなぁ…)
2014年の赤ワイン。白も買ったのですが、それは、だいぶ前に飲んじゃったかも(^^ゞ
仮にも赤ワインですからね、やはりお肉があった方が気分が盛り上がります!
本当はステーキの方が良いのでしょうが、この日はたまたま近所のスーパーで松坂牛の切り落としセールをやっていまして、それほど高くない値段で松坂A5が購入できたのです。
赤ワインを飲むから肉なのか、肉があったから赤ワインなのかはさて置きまして、切り落としだろうが何だろうが、さすがに松坂A5肉は美味しいです。味はシンプルに塩胡椒のみで。。柔らかいのはもちろんですが、塩味だけだと余計に脂の甘みが引き立ちますね! ちなみにこういうお肉は焼き過ぎ厳禁なので、最近は、高性能フライパンに肉を並べてから火をつける、という新たに編み出した手法を使っています(^^)
肉だけだと健康面が心配なので、ほうれん草バターも一緒に食べました。
そうこうしているうちにワインを飲み切ってしまったので、二軒目に行くイメージでウイスキーを飲もうと思い、同じ余市のニッカさんの蒸留所(NHKの朝ドラで有名になったあそこ)限定販売のコイツを!
やはり、ウイスキーもイイものです。『蒸留所限定』の先入観故かもしれませんが、とてもクリアな印象のあるお酒で、ジャパニーズウイスキー大人気の秘密を垣間見たような気が…。同じ余市のお酒でも、個人的には余市ワインより余市ウイスキーの方が好きかもしれません(^^ゞ
あとはですね、最後は好みの問題なのでしょうが、こういう美味しいウイスキーの場合、(飲み過ぎに注意をしつつ)ストレートまたはロックで飲むのがオススメだと思います!
そして、何故だか明治さんの十勝カマンベールチーズ。。『とろーりまろやか』の謳い文句通り、とても食べやすいチーズです。6ピースの小分け包装も面倒がなくてありがたいですし、何よりワインにもウイスキーにも合うので便利なんですよね(^^)
という事で、多少お酒を飲んだくらいでディメンシオン出走取り消しの口惜しさは晴れないのですが、一通りの儀式を済ませることは、気持ちを切り替えるきっかけにはなりますからね。
これから先も、思い通りに事が運ばない場面はたくさんあるはずですし、そのたびに落ち込んでグッタリするわけにもいきませんから、(外飲みであろうが家飲みであろうが)気持ちを立て直すルーティンみたいなものを身につけておくのはイイことかもしれません。ただし、お酒を飲むことが目的化して、気づかぬうちに依存体質になることだけは要注意です( ・`ー・')キリッ
リナーシェは16日に栗東トレセンへ帰厩。17日は坂路で普通キャンター1本を消化しています。
◇武幸四郎調教師のコメント
「牧場で軽くリフレッシュを挟んだことで少しでも体が増えたことですし、向こうでも順調にきていましたからね。再びトレセンに戻し、第3回阪神開催(6/6~28)でのデビューを目標に進めていこうと思います」
-----
ついにきました! 6月デビュー目標です!!
ゲート試験に合格後、一旦、宇治田原優駿ステーブルに放牧に出たのが5/6。トレセンに戻ったのが16日ですから、リナーシェは僅か10日間で再入厩切符を獲得したことになりますね。
想定よりも帰厩が早まった一番の要因は、なんと言っても馬体重の増加でしょう。一時は400kg割れでのデビューすら覚悟をしたものの、ゲート試験前に408kg、ゲート合格後宇治田原優駿ステーブルに移動をしてから一週間で420kgと、すぐに増えてくれたのが良かったですね。
現時点で何kgあるかはわかりませんが、多少気を使いながら追い切ったとして、410kg前後でのデビュー戦になるのではないでしょうか。将来的には430とか440とか、もっと増えて欲しいところですが、それはまあ、また次の課題でイイでしょう。(^^)
ちなみにですが、一口に第3回阪神開催と言ってもレースはいろいろあるワケです。果たしてどのレースに使うかは、今後の追い切り次第で決まってくるのでしょうから、今週、来週あたりのリナーシェの動向については、いつも以上に目が離せないことになりそうです!
*広尾TC様のご厚意により、クラブ公式HP等からの情報転載の許可を頂いています。