【ダービー卿CT】トロヴァトーレが人気に応えて重賞初勝利 モレイラ騎手は2週連続重賞V:サンスポZBAT!
中山11Rで行われたダービー卿チャレンジトロフィー(G3、4歳以上オープン、芝1600m)は、ジョアン・モレイラ騎手の圧倒的1番人気トロヴァトーレ(牡4歳、美浦・鹿戸雄一厩舎)が、中団のインを追走し、直線でインを突いて早めに抜け出すとコントラポストの追撃を抑えて重賞初勝利を決めた。タイムは1分32秒4(良)。
J・モレイラ騎手は3月30日の高松宮記念(サトノレーヴ)に続く2週連続重賞勝ち。クビ差の2着にはコントラポスト(3番人気)、さらに3/4差遅れた3着にキープカルム(6番人気)が続いた。エコロブルームはゲート内で突進して扉を突き破ったため競走除外となった。
トレヴァトーレは、父レイデオロ、母シャルマント、母の父エンパイアメーカーという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。美浦・鹿戸雄一厩舎。戦績は10戦6勝。重賞は初勝利。
◆モレイラ騎手 「スタートが理想より少し遅くなってしまったので、内枠からいいポジションを取るためにサポートしました。そのぶん気合いが入ってしまいましたけど、残り600メートルでも手応えが良かったです。どこに進路ができるか心配しましたけど、直線に入ってから内のスペースができましたし、反応も素晴らしかったです。最後は外の馬(2着コントラポスト)がどうなっているか見えなかったですけど、自分の馬がすごくタフさを見せてくれてしっかりゴールできました。道中、狭いところでずっと我慢する必要があったし、展開的にはそんなにスムーズじゃなかったのに勝利できたのはこの馬の能力。これから成長を見せてくれると思うし、いつかG1にも出ると思います」
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トロヴァトーレがダービー卿CTを勝ち、初の重賞タイトルを獲得しました。
ダービー卿CTはかつてブリッツェンが勝った思い出のレースでもありますし、今年はパラディオン(ステラリード’23)と血統構成が似ているトロヴァトーレが出走するとのことで、いつも以上にその内容、結果に注目していました。
で、フタをあけてみたら、中団のインで脚を溜めたトロヴァトーレが直線最内をスルスル伸びての完勝劇。2、3歳時は、こんなに器用なタイプではなかった気がするのですが、心身がジワジワと成長し、ようやく本格化してきたのかもしれません。
こういう成長の持続力がレイデオロ産駒の特徴だとすると、パラディオンの将来がとても楽しみですし(マードラドも何とかなってくれっ!(^^;))、是非ともあとに続いて欲しいと思います!
そう言えば、今日はドバイワールドカップにフォーエヴァーヤングが出走しますし、ターフでのロマンチックウォリアーとリバティアイランドの対決もかなり楽しみ。出資馬の出走がなくても、いろいろ忙しくて大変です(^^ゞ
**2025/4/5中山11R ダービー卿チャレンジトロフィー(G3/芝1600m)・良**
ダービー卿チャレンジトロフィー【2025年4月5日中山11R】:競馬ラボ
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