ステラリード'14に続いて、Bijoux Miss'14についての古澤さんの診断を紹介します。
ちなみに、古澤さんの馬選びの考え方は以下の通りだそうです。
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各馬を「雰囲気」という言葉で片付けるのではなく、パーツ単位で分析し、このパーツを持つ馬はどのような条件に適性があるのかということを、血統背景も踏まえながら考えています。
例えば、「繋(つなぎ)が立っていて胸前の筋肉が発達しているような馬はダートや力の要る馬場に向く」といった感じです。実際にはもっと細かい点を見ますが、このように具体的にどのような条件で活躍するかということをイメージした方が、厩舎との相性を考える上でも役に立ってくるでしょう。
馬の将来の能力を予測するということは馬体面だけではなく、厩舎の腕や相性にも大きく左右されます。馬のポテンシャル、育成、厩舎などの条件が噛み合ってこそ能力の高い馬は生まれるわけです。
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分かりやすくて参考になる考え方だと思います。
問題は、この考え方を実戦でどう活かすかですが、そこが我々素人には難しいんですよねぇ。
まあ、開き直ってしまえば、我々の場合は自分が考えたことを他人に理解してもらう必要がありませんから、馬の良さを“雰囲気”のひと言で片づけてもいいんですよね。
キチンと自分の中で整理されていれば、少しずつノウハウが溜まって自分なりのスタイルは出来ていきますし。
逆に、そういう“伝えにくいこと”を人にわかり易く解説する仕事って、本当に大変だなぁと思いますm(_ _)m
あ、また前置きが長くなりそうなので、Bijoux Miss'14の話にいきます(^^ゞ
*募集馬ページはコチラ → https://www.hirootc.jp/sellhorses/view/10036/index/

◇古澤秀和さんのコメント
半姉のリトルゲルダと比べると本馬の方がパワー寄りの印象を覚えます。骨格がしっかりしていてトモの筋肉も発達しています。歩き姿も力強く、特に飛節のバネ感が素晴らしいと思います。姉リトルゲルダ同様に短めの距離で期待ができそうです。姉リトルゲルダは芝にしか実績はありませんが、本馬はダートでも活躍できるポテンシャルを持っています。
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印象として、Bijoux Miss'14に対しては、総合評価はとても高い感じですね。
リトルゲルダと比べても現時点で遜色がないと言いますか、姉越えの活躍すら可能性アリといったところでしょう。
私自身も感じていた馬体のバランス、しっかりした骨格についての評価もいいですし、何よりも、まだ伸びしろが十分にある中で欠点らしい欠点が見当たらないのが素晴らしいと思います。
本馬の距離適性に関して、古澤さんは短距離主戦場説をとっておられますが、私としては、馬体の印象だけならマイル~中距離もこなせそうだと思っています。(体長と体高の比率だけなら中距離タイプに近いかも…)
もちろん、血統などの条件を考えると、“ダート短距離主戦場説”も有力ではありますが、管理する二ノ宮調教師は、基本的には馬の航続距離を延ばしたいタイプの先生ですから、おそらくは短距離専用の馬でなく、少なくともマイルぐらいはこなせるように鍛えてくれるのではと期待しています。(もちろん、トレーニングではどうにもならない場合もありますが(^_^;)
いずれにしても、この馬の基本性能はかなり高いと思っています。
馴致と基礎トレーニングはアメリカでやることになりましたので、さらにダートスピード競馬寄りの馬になる可能性もありますが、例えそうだとしても、比較的早い時期から楽しめるポテンシャルを持っているのは変わらないでしょう。
来年の来日が今からとても楽しみです(^_^)
*広尾TCのご好意により、クラブ公式HPからの情報転載の許可を頂いています。
ご面倒かもしれませんが(^^ゞ 応援クリックを何とぞ!m(_ _)m
ちなみに、古澤さんの馬選びの考え方は以下の通りだそうです。
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各馬を「雰囲気」という言葉で片付けるのではなく、パーツ単位で分析し、このパーツを持つ馬はどのような条件に適性があるのかということを、血統背景も踏まえながら考えています。
例えば、「繋(つなぎ)が立っていて胸前の筋肉が発達しているような馬はダートや力の要る馬場に向く」といった感じです。実際にはもっと細かい点を見ますが、このように具体的にどのような条件で活躍するかということをイメージした方が、厩舎との相性を考える上でも役に立ってくるでしょう。
馬の将来の能力を予測するということは馬体面だけではなく、厩舎の腕や相性にも大きく左右されます。馬のポテンシャル、育成、厩舎などの条件が噛み合ってこそ能力の高い馬は生まれるわけです。
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分かりやすくて参考になる考え方だと思います。
問題は、この考え方を実戦でどう活かすかですが、そこが我々素人には難しいんですよねぇ。
まあ、開き直ってしまえば、我々の場合は自分が考えたことを他人に理解してもらう必要がありませんから、馬の良さを“雰囲気”のひと言で片づけてもいいんですよね。
キチンと自分の中で整理されていれば、少しずつノウハウが溜まって自分なりのスタイルは出来ていきますし。
逆に、そういう“伝えにくいこと”を人にわかり易く解説する仕事って、本当に大変だなぁと思いますm(_ _)m
あ、また前置きが長くなりそうなので、Bijoux Miss'14の話にいきます(^^ゞ
*募集馬ページはコチラ → https://www.hirootc.jp/sellhorses/view/10036/index/

◇古澤秀和さんのコメント
半姉のリトルゲルダと比べると本馬の方がパワー寄りの印象を覚えます。骨格がしっかりしていてトモの筋肉も発達しています。歩き姿も力強く、特に飛節のバネ感が素晴らしいと思います。姉リトルゲルダ同様に短めの距離で期待ができそうです。姉リトルゲルダは芝にしか実績はありませんが、本馬はダートでも活躍できるポテンシャルを持っています。
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印象として、Bijoux Miss'14に対しては、総合評価はとても高い感じですね。
リトルゲルダと比べても現時点で遜色がないと言いますか、姉越えの活躍すら可能性アリといったところでしょう。
私自身も感じていた馬体のバランス、しっかりした骨格についての評価もいいですし、何よりも、まだ伸びしろが十分にある中で欠点らしい欠点が見当たらないのが素晴らしいと思います。
本馬の距離適性に関して、古澤さんは短距離主戦場説をとっておられますが、私としては、馬体の印象だけならマイル~中距離もこなせそうだと思っています。(体長と体高の比率だけなら中距離タイプに近いかも…)
もちろん、血統などの条件を考えると、“ダート短距離主戦場説”も有力ではありますが、管理する二ノ宮調教師は、基本的には馬の航続距離を延ばしたいタイプの先生ですから、おそらくは短距離専用の馬でなく、少なくともマイルぐらいはこなせるように鍛えてくれるのではと期待しています。(もちろん、トレーニングではどうにもならない場合もありますが(^_^;)
いずれにしても、この馬の基本性能はかなり高いと思っています。
馴致と基礎トレーニングはアメリカでやることになりましたので、さらにダートスピード競馬寄りの馬になる可能性もありますが、例えそうだとしても、比較的早い時期から楽しめるポテンシャルを持っているのは変わらないでしょう。
来年の来日が今からとても楽しみです(^_^)
*広尾TCのご好意により、クラブ公式HPからの情報転載の許可を頂いています。

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