◇稲村場長のコメント 「先週半マイル52秒6を計時。まださすがに終いは余裕がありませんでしたが、このタイムを出せること自体が大きな進歩ですし、当初に比べれば前進気勢が出て、だんだんと体力も付き、見違えるほどの良化を示し始めています。基礎にある程度の時間をかけたことも良かったのかもしれません。調教師によれば、『さらに精度を上げるべく、いったん普通キャンターに戻し、そこからまた15-15、速めの時計と進めてほしい』とのこと。もうワンクールしっかりと乗って、さらなる地固めを推し進めていきたいと思います」
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6月に入って15-15が始まり、その後の約半月で半マイル57秒台、さらに約半月で半マイル52秒台までペースが上がりました。ジョイナスファームの周回コースは勾配付きとは言え、いわゆるトレセンイメージの坂路ではないですから、その分は差し引かないといけませんが、ペースが上がってからの順調さは間違いないと思って良さそうです。
このあとは一旦ペースを落とし、もう一度6月と同じようなプロセスでのトレーニングを繰り返すようですが、そこでさらに良い状態に持っていけるようであれば、トレセン入厩の話が出てくるのかもしれません。
今年はトレセンに入っても10月までは坂路が使えませんが、周回コースでしっかり長めを乗ること、そして走行フォームの調整や基礎トレーニングを念入りに行うといった、単調な(?)坂路スピード調教とは違った経験が積めているなら、決してマイナスばかりではないでしょう。この調子でさらに乗り込みを重ね、走りの精度を高めていって欲しいです。
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