goo blog サービス終了のお知らせ 

とりあえず一口馬主の楽しいこと

気合の出資馬応援と飲み食い! たま~に趣味の話題など。。(^^ゞ

2016年当歳特別募集馬・フェニーチェ’16全容公開!

2016-11-27 05:49:34 | イベント・募集馬検討
◇フェニーチェ'16
牝当歳 鹿毛 2016.04.17生 浦河産
父:ノヴェリスト 母:フェニーチェ (母の父:ファルブラヴ)
エクイノムスピード遺伝子C:T型(中距離適性)
美浦 加藤征弘厩舎予定
販売総額 1,800万円 / 総口数 2000口 一口価格 9,000円

募集馬のポイント:
偉大なるダイナカールの血を継ぐ不死鳥との仔に
父が託した栄光の物語


母フェニーチェが2015年3月の中山芝2,000mで有終の美を飾り、4勝馬として繁殖入り後、英国のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(英G1)で2着に5馬身差をつけてレコード勝ちをするなどG1を4勝した新種牡馬、ノヴェリストを配合して生まれたのが本馬である。
母フェニーチェは名牝ダイナカールの孫として人気を集めた1頭であり、おばにエアグルーヴを持ち、いとこにはオレハマッテルゼ、アドマイヤグルーヴ、ルーラーシップ、フラムドパシオンなど活躍馬が多数いる超良血のパロクサイドの牝系。本馬の世代としてもドゥラメンテ、ポルトドートウィユ、アイムユアーズなどの活躍馬を送り続けている。
予定厩舎はフェニーチェを管理した加藤征弘調教師。2002年の開業以来、リーディング上位に名を連ね、2015年までに優秀調教師賞9回、優秀厩舎賞2回のタイトルを誇り、ノンコノユメやシャドウゲイトなどのG1馬の管理調教師としても有名である。
母フェニーチェについては、大きな怪我もなく、コンスタントに出走を積み重ね、6歳春の引退まで毎年勝ち星を挙げた手腕を持つ。その初仔のフェニーチェ2016について師は、「産まれおちがスッキリしており、品のある馬。いい骨格をしています。ひと夏越して、力強さ、逞しさが出てきました。1歳になってからが本当に楽しみです。会員の皆さんにとても愛されたフェニーチェの仔ですからしっかりやらせていただきます」とコメント。
数々の名馬を輩出している血脈で、母を超え、そして母としてのフェニーチェにも殊勲をもたらす活躍が期待される。

最新近況:
北海道・浦河の恵比寿牧場在厩。日中8時間ほどの放牧により管理されています。
工藤場長のコメント:
「初仔の牝馬にしては小さくなく、気性も穏やかで素直なほう。現在は5頭一組で放牧しており、いつも先頭を切って走り回っている印象が強いです。他馬を威嚇するようなことはせず、だからと言ってイジメられるわけでもない。いつもみんなと仲良くやっている感じでしょうか。ここまで病気や怪我もなく元気一杯で欠点らしい欠点は見当たりません。何より走る血筋ですし、2歳世代ではブレスジャーニーやヴァナヘイムなどが同牝系。クラシックを意識させる血統背景に楽しみが広がります」
加藤征調教師のコメント:
「骨格、フレームがしっかりとしており、筋肉量のあるタイプです。脚元も真っ直ぐ健全ですし、初仔にしてはサイズも及第点。母と同じくらいの目方で競馬ができるのではないでしょうか。父の種牡馬としての能力は未知ですが、フェニーチェの牝系は毎年のように活躍馬が誕生しますので、もちろん期待は大きいです」

募集写真:


血統表:


血統診断:
フェニーチェは繁殖牝馬としてとても魅力的なプロフィールを持っています。
彼女の属している牝系(ファミリー)はエアグルーヴを出したパロクサイド系で、母はサンデーサイレンス× オークス馬ダイナカールという超良血配合を所有しているエルフィンフェザー。父は牝馬に活躍馬を多く送り込むファルブラヴです。ファルブラヴの代表産駒ベスト10頭を見てみると、牝馬は8頭で残りの2頭はセン馬です。つまり牡馬はおらず、ベスト20頭に拡げてみても牡馬は14位のゲマインシャフトのみという極端さがうかがえます。
ファルブラヴは牝馬にセックスバイアスのあるフィリーサイアーであることは間違いありません。こういった種牡馬の場合は母の父に入った時に威力を発揮します。実際、ファルブラヴは母の父としてハープスター(桜花賞馬)を送り込んでいます。ルーラーシップ、ドゥラメンテなど常に大物を送り込んでいる牝系に所属し、フィリーサイアーのファルブラヴを母の父に持つ本馬はそれだけでも大きなアドバンテージを手に入れていると言えます。
本馬の父はキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスで2着に5馬身差をつけてレコード勝ちをした新種牡馬ノヴェリスト。Blandford系Monsun産駒の非主流血脈の種牡馬です。MonsunはNureyev、Sadler's WellsなどRough Shod牝系の種牡馬とも相性がよく、Maxios(G1を2勝)、Schiaparel(G1を5勝)、Samum(G1を2勝)などが出現していて、日本でもNureyevとSadler's Wellsを同時に持つMonsun産駒ピュアブリーゼがオークスで2着に入線しています。ファルブラヴの父はSadler'sWellsの全弟Fairy Kingですので本馬にも同様の配合が施されています。
社台スタリオンがノヴェリストを輸入した理由としてノーザンテースト所有牝馬にノヴェリストを交配するとNight Shift≒ノーザンテーストの疑似クロスが自然発生するという利点を考えたのではないでしょうか。
フェニーチェ2016はNight Shift≒ノーザンテースト4×4を組み込んでいます。
-----

フェニーチェの初仔が募集になりました。
募集価格は1,800万円。 クラブで活躍した牝馬の仔として似た立場にあった、ステラリード'14(ステラバレット)の当歳募集価格は父シンボリクリスエスで2,200万円でしたから、まずは想定内の募集価格といったところでしょうか。
(ステラバレットは初戦で大敗したので、あまり比べない方がいいかもしれませんが(^_^;))

写真を見た印象ですが、もう一頭の当歳特別募集馬Miss Fear Factor'16に比べると、こちらの方がより子どもっぽいでしょうか。 ただ、Miss Fear Factor'16が2月初旬の生まれなのに対してフェニーチェ'16は4月中旬の生まれ。 当歳のこの時季に実質2ヶ月半の違いがありますので、その分の成長差を考えれば、ある程度は仕方がないと思っておいて良いでしょう。
(イイ顔つきをしていますから、きっと美人になると思います(^^))

逆に、動画での歩きに関してはフェニーチェ'16の方が柔らかく歩けているように見えました。
母フェニーチェはダートも使われましたが、4つの勝ち星を含めて好走は全て芝のレース。 「当歳なので何とも言えない」、と言ってしまえばそうですが、柔らかい歩様や馬体の雰囲気などからは、芝での活躍を期待したくなるところです。

そして、「何とも言えない」ことと言えば、やはり、この馬に出資をするかどうかですかね(^^ゞ
フェニーチェの初仔と言うだけでなく、父は新種牡馬のノヴェリスト。 冷静に考えると母も父も未知数ですし、フェニーチェ非出資の私が前のめりになり過ぎるのは、フェニーチェ出資者の皆さんに申し訳ない気も…。
まずはこの先の成長を見守りつつ、2015年産やMiss Fear Factor'16とも比較をしていきたいと思います。






*広尾TCのご好意により、クラブ公式HPからの情報転載の許可を頂いています。


 ご面倒かもしれませんが(^^ゞ 応援クリックを何とぞ!m(_ _)m

Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【ビジューブランシュ】敗因... | TOP | [ジャパンカップ(G1)]... »
最新の画像もっと見る

post a comment

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

Recent Entries | イベント・募集馬検討