昨日は札幌競馬場にテラステラとパンサラッサが登場、2頭で2勝をめざしたものの、1R(2歳未勝利)に出走したテラステラは7着、メインの札幌記念に出走したパンサラッサは惜しくも2着に終わりました。。
そうですねぇ、スーパーG2と言われるほど好メンバーが集まった札幌記念のパンサラッサは良いとして、新馬戦に続いて1番人気に推されたテラステラの7着は想定外でした。(矢作先生も敗因不明と仰るほどですから(^^;)) テラステラについては、北海道でサクッと勝ってしまう作戦が失敗に終わりましたので、一度立ち止まって(シュウジデイファームに戻って?)、改めて素質・地力を発揮できる態勢を作り直すことになるかもしれません。
一方のパンサラッサは秋に向けて好位スタートを切ったと言える内容でしたから、2着でも全然悲観する必要はないと思います。(賞金だってG3を勝ったぐらいの稼ぎになりましたし(^^ゞ) パンサラッサはレース後のコメントで一旦シュウジデイファームへ放牧され、『改めて秋のローテーションを検討』となりましたが、果たして次走がどこになるかに注目ですね。
ちなみに札幌記念を勝ったジャックドールは早々に天皇賞・秋(10/30東京)への出走を表明しました。パンサラッサについては海外遠征の目も残っていますし、秋天でジャックドールにリベンジする案もかなり魅力的ですから、札幌記念のクビ差2着を受けて矢作先生がどう判断されるのか、非常に気になるところです。
ジャックドールの藤岡佑騎手、藤岡調教師がレース後コメントで、ジャックドールが最高の競馬をしたこと、それでもタフなレースで余力がなかったこと、パンサラッサが非常に強かったことなどを話してくれています。こういうコメントを見ると、単純な私は『次は負けないぞ!天皇賞でリベンジだ!!』と考えたくなりますが果たして…
◆藤岡佑騎手(1着 ジャックドール)「非常に注目を集めていたレースで、秋に向けても大事な一戦だったので、いい結果を残せてほっとしています。パンサラッサが行くのはある程度想定できていたので、ユニコーンライオンの出方次第だなと思っていました。ほぼ僕が想定していた通りのスタートの形になりました。思っていた以上にジャックドールがピタッと折り合ってくれていたので、それが一番の勝因ですね。力み過ぎず、抜け過ぎず、非常にいい状態だったので、周りの手応えを見ても、3コーナーでいけるんじゃないかと思いました。他の馬の手応えを見てもらっても分かる通り、タフなレースだったので、余力はなかったですけど、一度出たクビ差を必死に守ってくれました。本当にジャックドールが頑張ってくれた。いいメンバーの中でいいレースができました。十分勝てる素質のある馬なので、一緒に頑張りたい」
◆藤岡調教師(同)「パンサラッサが行くのは想定済みでした。2番手にユニコーンライオンが来たので、作戦だなと思いました。ペース遅くなると困るなと思っていたので、いいペースで行ってくれた。前が強いのは分かっていたのでね。早めに動いてくれたので。やっぱり強かったですね、パンサラッサは。さすがやなと思いました。(ジャックドールは)体もプラス8キロで結構余裕のあるつくりだったので、このメンバーで勝ち切ってくれたのでね。今後に向けても非常に良かった。秋のG1という大目標があるので、間隔も取れるのでいい状態でいけるようにしたい」
*コメントはいずれも【札幌記念】ジャックドールが控える競馬で価値ある重賞V2! ソダシは連覇ならず5着:サンスポZBAT!より引用
話を今週の競馬に移します。8月最終週となる今週は、カイザーノヴァが5月以来3ヶ月半ぶりに実戦に戻ってきます。ただし、休養前から取り組んでいたフォーム改善の成果は?、中間にあった挫跖の影響は?、酷暑の中での調整は?などなど気になるところがたくさんありますし、まずは無事に秋への一歩を踏み出すことができればOKのレースかもしれません。
今のところ9月に出走しそうなのはオールカマー(9/25中山)をめざすであろうクレッシェンドラヴと、次走は9月末ごろとアナウンスのあったヴィジャーヤで、クレッシェンドラヴについてはそろそろ帰厩のタイミングになりますね。今年のオールカマーにはデアリングタクト、ウインキートス、ヴェルトライゼンテあたりが出てくるようですが、調子さえ良ければクレッシェンドラヴも上位を争う一頭だと思いますので、まずは良い状態でのトレセン帰厩を期待します。
その他では、海外遠征帰りのバスラットレオン、キングエルメスの状態と今後の方針は気になりますし、秋をめざして調整中のプライムライン、セントアイヴスにもそろそろ何らかの動きがあるかもしれず、注目ポイントが目白押しです。なかなか心休まる雰囲気にはなりませんが、それでこそ楽しい一口馬主生活なわけで、引き続き出資馬応援に邁進したいと思いますm(_ _)m
**出資馬の状況**
**2022年総合成績**
*総賞金には海外競馬の賞金を想定レートで円に換算し加えています。