来週５月２９日（月）午前８時より、ＪＲ鹿沼駅前におきまして、第１６７回かぬまマンデーレポートを開催します。加計学園問題は新たな展開を迎えました。県議会第３４４回通常会議も開会し、次の金曜日（６月２日）には、午前１１時１５分から一般質問に臨みます。こうした話題を中心にレポートしますので、よろしくお願いいたします。
加計学園問題が新たな展開に進もうとしています。文科省前川前事務次官が文書の存在を認めました。文科省は「見つからない」というし、官房長官は「怪文書」と指摘していただけに、この問題の真相究明を国民に納得がいくように、国会は対応してほしいと強く思っています。前川前次官は幾つかの言葉を発しました。私も元行政にいた立場として、「公正、公平であるべき行政の在り方がゆがめられた」という言葉は、とても重いと感じています。今の政府には、何か「変な力」が各省庁に働いているのではと感じます。とてもまずい状態だと思います。前川前次官は、捨て身となって発言しています。文科省の枠内の方々は、どんな想いでこの動きを見ているのでしょうか？「勇気」をもって、さまざまな「おかしさ」がきちんと質せる、そんな組織を私は希望します。この国の将来のためにも。
平成２８年度の県産農産物輸出実績額が公表されました。新聞より一足早く報告いたします。輸出総額２億７，７２４万円（対前年度比２０９％）でした。内訳は、牛肉約６０％、花き約２５％、青果物・米約１５％でした。因みに平成２７年度は１億３，２８８万円でした。主な輸出先とその傾向は、牛肉については、ＥＵ、アメリカ、シンガポールであり、前年度比１９０％増加、花き（さつき等）については、ＥＵ、中国、アメリカであり、前年度比で１８０％増加、青果物（なし・いちご等）では、特になしの「にっこり」が増加し、マレーシアに加え、インドネシアへの輸出が本格化し、前年度比１８０％増加しました。最後に米ですが、新たにＥＵへの輸出が開始され、香港も含めて市場が確立されました。本県では、農産物輸出戦略を策定し、平成３２年度３億円を目標にしてきていますが、目標までもう一息です。担当者や関係者の皆様に敬意を表すると共に、美味しい本県の農産物が益々海外市場で食されますことをご期待申し上げます。
一昨日、午前８時より、大門宿交差点におきまして、第１６６回かぬまマンデーレポートを開催しました。まずは、共謀罪の法務委員会採決に対する抗議を行いました。憲法違反、更には過去に同様な法案審議がなされましたが、三度も廃案になっていること等を挙げ、今回の法案も廃案にするべきであることを強調しました。また、県議会においては、来たる第３４４回通常会議において、一般質問に立ちますが、県政における課題について取り上げながら、県外調査等の経過を踏まえ、報告しました。このほか、先に報告しました第２回民進党鹿沼市支部主催のタウンミーテイングについても報告しました。内容が盛り沢山でしたが、聴衆の皆様にも応援をいただき、有意義なマンレポとなりました。
昨日午後２時より、東部台コミセンにおきまして、民進党鹿沼市支部第２回タウンミーティングを開催しました。来賓には、福田昭夫衆議院議員をお招きし、場を盛り上げていただきました。県議会報告、市議会報告を行った後、意見交換となりました。今、国会で議論がされている「共謀罪」について、また、各分野に関する意見や要望も多数寄せられました。交通安全対策、地域整備対策等、今回いただいたご意見・ご要望はしっかりと調査を行い、今後の市政への要望活動にも反映していきたいと思います。
