昨日、鹿沼企業人の会の定例会に参加しました。テーマは「鹿沼秋祭り、ユネスコ世界文化遺産登録に向けて」でした。登録に向けてのソフト・ハードの取り組みは如何にするべきか、街歩き等のソフトイベント企画を確立しては等について、佐藤市長を交えてのフリートーキングでした。鹿沼秋祭りの歴史や文化的価値をどのように普及啓発していくべきか、専用ホームページの作成等の意見も出されました。私からは、一昨日県議会生活保健福祉委員会が訪れ、鹿沼市文化課、鹿沼今宮つけ祭り保存会の皆様による懇切丁寧な説明を受けたことや、県議会の本年度のテーマは、「東京オリンピックを契機とした本県の文化遺産等の活用」であることも説明し、県や県議会においてもユネスコ世界遺産を踏まえての支援のあり方等の議論をし始めた事等も披露し、ディスカッションに参加させていただきました。鹿沼市のまちづくりの重要なアイテムである「鹿沼秋祭り」を鹿沼市の発展のために活かしていく。重要な課題であると共に、夢やロマンのある議題であることを改めて再認識した会議でした。
昨日午前中、台風11号に伴う豪雨の中、県土整備委員会のご一行が鹿沼市を訪れ重点要望箇所の調査を行いました。私も現地議員として参加しました。一級河川武子川の河川改修が主な内容でした。下流若林橋から上流の飯岡橋までの約4.5キロメートル区間の要望でしたが、県では平成27年度から国の予算を導入し、調査に入っています。しかしながら、昨年までに下流域の宇都宮市区間が整備済みになりましたが、その間の調査は入れず、JR線の横断する狭小区間や用地買収により流下能力を三倍にするため、多大な用地を取得する必要があるなど、まだまだ課題は多いようでした。東部高台地区の雨水排水を受けるためにも早急な整備が必要です。地元先輩県議と共に、事業進捗に向けて更なる努力を続けます。
昨日、県議会生活保健福祉委員会では、今年度の特定テーマ検討のため、県内調査を実施しました。調査内容は、①鹿沼今宮つけ祭りについて、②子ども科学館について、③認定すずめこども園についてでした。①鹿沼今宮つけ祭りについては、鹿沼市文化課並びに鹿沼今宮つけ祭り保存会から詳細に説明を受けました。組織的な祭りの取り組みが理解出来、また、課題としては氏子町内の人材不測解消や、お囃子等の人材育成等が挙げられました。私からは、県教育委員会文化財課に対して、「来年のユネスコ世界文化遺産登録」を想定し、県としての支援はどう考えているか質しました。結果、現時点での明確な所見は表明されませんでしたので、是非、検討して欲しい旨強く要望しました。②子ども科学館では、開館27年を迎え、年間来場者も48万人程度と盛り返してきている現状をはじめ、年間予算4億2千万円、指定管理料3億4千万円、入場料収入8千万円のほか、プラネタリウム等施設更新や修繕費用が年間5千万円程度の予算ですが、とても足らない現状を伺いました。やはり、子ども達の施設。予算獲得に向けて、県議会も努力する必要性を感じました。③認定すずめこども園では、当初の幼稚園に加え、平成25年度から保育園も加わり、総勢400名を越えるマンモス園ではありますが、随所に工夫の見られる施設でした。事務負担が認定こども園になってから増えている感覚は否めないとのことでしたが、園の運営については、父母の会をはじめ、父母の会を支えるOB会やおとうさんの会等の存在もわかり、地域も含めて皆で子ども達を支える態勢が整っていることも参考になりました。当委員会では、東京オリンピックを契機とした文化の振興、子育て支援等が特定テーマとなっていますが、こうした調査を踏まえて本県の施策充実を求めて私も意見を述べていきたいと思っています。
去る7月13日(月)午前8時より、東武新鹿沼駅前におきまして、第76回かぬまマンデーレポートを開催しました。県政報告では、14日開催の「議会あり方検討会」に向けての抱負を述べました。昨日の結果は、フェイスブック斉藤県議のタグ付け記事をご覧ください。そのほか、安保関連法案について反対表明を行いました。残念ながら本日、委員会採決されてしまった安保関連法案。憲法98条では、「違憲法案については、すべて無効」と記されています。特別委員会の浜田委員長も、「法案を10本束ねての法案審議は無理があると個人的には思う」と述べています。国民、県民、市民の皆さん、安保関連法案は廃案にしなければなりません。そして、安倍総理の退陣を求めていこうではありませんか。もう我慢出来ない。怒りが収まりません。正に「権力の暴走」です。「従米法案」である「安保関連法案」私は反対です。反対、反対、反対、反対、反対。何回でも主張します。
久しぶりにNPO鹿沼協会の議論に参加しました。地方創生の総合戦略を各自治体が作成していますが、鹿沼市では、各種団体の皆様と懇談を行いながら、ボトムアプ型のかぬま創生計画を策定しています。本日の議論でも、様々なジャンル(例えば、子育て、若者、観光、産業振興等について個々の課題の抽出、そして、それら課題に対する解決策を討議しました。若者のUターン就職の推進、中高生からのアンケートによるまちづくりや企業誘致等に対する意見反映、地域の遊び場の確保、町内ナースステーションの設置等、斬新なアイデアもたくさん出されました。市内各種団体からの意見集約を行い、総合戦略を策定するとのことですが、意見集約後、もう一度こうした会議をもってほしいと要請しました。