昨日、「栃木県林業人材確保・育成方針」が公表されました。栃木県林業大学校（仮称）を含む、本県の林業人材の確保・育成に関する基本方針並びに施策体系です。システムの中核となる研修施設を「栃木県林業大学校（仮称）」として宇都宮市下小池町にある栃木県林業センターに新たな研修施設として設置する計画です。就業前研修としては、１年制の「長期研修」、資格取得を目的とした「単科研修」、従来から取り組んでいる就業後研修としては、習熟度や役割に応じたスキルアップ研修等を行います。このほか、演習フィールドは鹿沼市入粟野にある「２１世紀林業創造の森」を使用するほか、県内林業経営体の協力によるインターンシップ等も検討しています。先日、２０２１（令和３）年度の予算案が示されました。約１．３億円の林業大学校整備費を計上し、国費２分の１、森林環境譲与税２分の１の財源確保を予定しています。２０２４（令和６）年度開校予定ですが、県林業センターのリニューアルも含めて整備する計画です。林業人材確保・育成に向けた林業大学校の整備は県議会４期目の政策目標でもありました。他県の先進事例を参考にするとともに、オールとちぎでの素晴らしい林業大学校となるよう、私も引き続き調査研究を深め、建設的な提言が出来るよう努力していきます。（写真は二股山と男体山です。故郷の山です。）
