鹿沼市「リーバス」に広告募集。

本日の地元下野新聞によりますと、鹿沼市は市運営のリーバス（コミュニティバス）への広告を募集することとしました。１０月１日から「まちなか線」等３路線をリニューアルすることから、ボディー、車内、停留所等への「広告協賛」を事業所から募ることとしています。鹿沼市によりますと、リーバスへの広告は２０１２年から実施していますが、リーバス運行のための鹿沼市補助金は年間約１．３億円を負担しており、市の負担軽減のためにも広告募集は益々必要となっています。１０月からリニューアルされる「まちなか線」は路線名も「お買い物バス」と変更され、商業施設へのお買い物や病院への通院で利用増加が見込まれており、事業所にとっても広告宣伝が効果的です。鹿沼市長は、去る８月２８日、栃木県福田富一知事に対して「生活バスに対する運行補助の要件緩和」を要望しました。コロナ禍の中、バス乗車率が減少している現状の中で、県からの補助要件は「収支率」による補助路線の選定がなされ、収支率が下がった路線が対象から外される傾向にあるため、県への要件緩和を要望しました。高齢者などの運転免許返納の運動も促進されている中、県内各地の生活バスを堅持するために、より効果的なそして持続可能な補助制度のあり方が求められます。私も、県内各地の生活バスの存続に向けて、しっかりと議論していきたいと思います。