昨日は西大芦地区、本日は加蘇地区、更には連日の朝礼と職場企業や地域に伺い、直接対話形式での「県政報告」を行っています。本当にお忙しいにも関わらず、大勢の方々に参加していただき感謝しています。西大芦地区では、河川や道路等の地域整備等について意見が出されました。加蘇地区では、中山間地域活性化、野生鳥獣対策、河川敷の竹や葦等の対策等貴重な要望や意見が出されました。私は「つながる」かぬまプロジェクトの一環で、今回はこのような小規模な集会を繰り返し行っています。来週以降はお茶の間集会も行います。とにかく徹底的に市民の皆様と「つながる」ことから運動展開していく所存です。
県議会第354回通常会議は本日質問戦二日目でした。各会派の議員がさまざまな角度から県の事務に関する一般質問を展開しました。東海第二原発の再稼働問題は、本日、日本原電が茨城県知事に再稼働を申し入れしましたが、知事は茨城県独自で安全審査をしていることもあり、このタイミングでの再稼働申請に遺憾の意を表したとのことです。質問戦では、茨城県の県民13万人が栃木県に避難する前提での広域避難協定について、現状では常陸太田市と笠間市が計画策定済であるものの、その他の自治体の計画は未だ策定されていない現実や、実際の避難方法等に課題があるとして、さまざまな問題が提起されました。福田知事も「茨城県の対応を見守る」とのことでしたが、今後、この展開については注目すべきと感じました。国民健康保険については、平成30年度から県が「保険者」になり運営がされていますが、団塊の世代の一人当たり医療費の増大等今後の医療費の推移をどう見積もるかがポイントであり、この課題についても注意深く見守るべきと感じました。児童虐待防止対策では、児童相談所の体制強化を図ると共に、平成16年発生の小山市での児童虐待事件を皮切りに「オレンジリボン」発祥の県として、児童虐待防止対策の更なる強化を求める意見も出されました。私も昨年9月、児童養護に関する「里親支援」の質問をしましたが、さまざまな角度で児童を守る取組が充実強化することを願っています。いずれにしましても、各議員から大変時期を踏まえた重要な問題提起があった質問戦でした。