「まっちゃん」日記~「市民が主役の鹿沼」をめざして

「市民が主役の鹿沼をつくる」ことを目指して、私の所見や活動近況等をお知らせさせていただきます。

栃木県・茨城県の調査に訪問しました。

2013-11-02 22:48:00 | Weblog
 昨日と本日、民主党自治体議員フォーラム並びに連合栃木議員懇談会主催の県外調査に参加しました。栃木県水産試験場、渡辺酒造、山田ふるさと農園、更に、本日は茨城県立歴史館を訪問しました。水産試験場では、県内淡水魚の研究状況について学びました。喧嘩好きの鮎の話はとてもユニークでしたが、DNAの研究により、魚そのものの習性を選別したりすることもできるとのことでした。しかし、難しいのはそうした選別された魚が本当にそうなのか確認することができないことなどが挙げられていました。また、絶滅危惧種になっているミヤコタナゴの研究も熱心でした。野生には1000匹程度しか生息しないミヤコタナゴを4系統から捕獲し、その研究により大変多く増やしていました。渡辺酒造は、「旭興」という銘柄の地酒を醸造している酒蔵でした。現在、条例案が作られている「地酒で乾杯条例」に従い、特に古くから営まれている酒蔵を調査しました。やはり、決め手は水と米。軟水である井戸水が豊富で、酒米は山田錦を中心に4種類程度使われていました。こうした老舗が益々地域を盛り上げていただけたら嬉しいです。茨城県大子町では、山田ふるさと農園を調査しました。国から町が移管を受けた遊休地を利用し、300坪単位で20年間無料貸与する16区画の農園付き住宅であり、現在、14世帯が入居していました。千葉県から移住してきた方を訪問し、実際の感想等を伺いました。都市と農村の交流はこうした田舎暮らしを本当に好きでないと長続きしないといった感想も寄せられました。本日は、茨城県立歴史館を訪問しました。埴輪の特別展も行われていましたが、全体的に展示量も豊富であり、敷地もゆったりとした風情のある歴史館でした。私の所管委員会である生活保健福祉委員会の特定テーマ「博物館と美術館の充実」にちなんだ調査でもありました。二日間、密度の濃い調査会でしたが、参考となった政策や話を今後の議会活動や政策提言に活かしていく決意です。

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