「まっちゃん」日記~「市民が主役の鹿沼」をめざして

「市民が主役の鹿沼をつくる」ことを目指して、私の所見や活動近況等をお知らせさせていただきます。

プロスポーツの現状を調査してきました。

2013-10-02 14:15:49 | Weblog
 昨日より10月に入りました。徐々に秋めいてきましたが、まだクールビズは今月いっぱい続きます。昨日は、初日にも関わらずブログ更新できませんでした。久しぶりに鬼怒川温泉に宿泊してきました。昨日の午後日光市を訪れ、プロアイスホッケーチームである日光アイスバックスの調査と日光霧降アイスアリーナ等の調査を行ってきました。今年度当初予算で、冬季国体開催事業費470,000千円が計上され、改修工事も終了していました。予算執行調査も兼ねての調査となりました。日光霧降アイスアリーナは屋内リンクと屋外リンクからなり、屋内リンクは県立、屋外は日光市が保有し、管理は指定管理で日光市が行っています。平成3年築であり、今回は、国体開催に向けて、強化ガラスへの交換をはじめ、大型LEDスコアボード、盛り上げコンテンツ等を整備しました。栃木県は、首都圏以外の県でプロスポーツが5つもあるのは、全国的にも珍しく、スポーツと地域振興をもっと行政にも支援いただきたいとのことでした。まさに、人を集めるツールがスポーツであるとのことです。先日の県議会でも「スポーツツーリズム」の提案があったことを披露しましたが、現場サイドでも大歓迎でした。また、アイスバックスの経営についても教えていただきました。プロとは言っても「市民クラブ」であり、1社7万円のバナー広告を集め、大口の方も含めて140社のスポンサーがあるそうです。選手は22名ですが、年間2億円(通常の企業チームは4億円、サッカーは35億~50億円、野球は60億円)といった少ない予算でギリギリの運営をしているとのことです。しかし、日光市民の皆様の温かい対応に助けられているとのことです。例えば、自治会を通じて毎年賛助会費を120万円程度集めていただいたり、選手の皆さんには、野菜や米等の食材が届いたり、食堂に食べにいくと、どんなに食べても500円のところがあったりと、本当に地域密着型のプロチームであることがよくわかります。そして、こんな山奥のリンクに、試合の際には毎回1300人程度の観客があることを熱く語ってくれました。最後になりますが、今回の調査でこのほか学んだことは、地域のスポーツ文化が次世代の人づくりにも大きく貢献していることでした。学校や幼稚園を訪問しながら、幼児、児童生徒の皆さんにアイスバックスを通じてのスポーツの楽しさ、夢を与えている点です。こうした取り組みについて、私たち県議会議員ももっと研究し、本県ならではのスポーツを活かした地域振興策に役立たせるべきと考えます。このことが、本県の県民の健康づくり事業と融合できれば尚一層の効果があがることと思います。
 以上、大変有意義な調査であったこと、そして、関東地方の議員の仲間に鬼怒川温泉に宿泊していただき、風評被害対策にもちょっぴり貢献できたことを付け加え、報告いたします。

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