えくぼ

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私も「日本人失格」か

2017-02-18 09:30:09 | 歌う
          私も「日本人失格」か

 ♠ 正月はハワイこそよけれ春はフランス、夏はカナダへ  松井多絵子

 日本の四季は詩的で好ましいが、気候の変化は体調を崩しやすい。人体にいちばん快適な気温は22度とか、ハワイは1年中この気温らしい。今年の冬の日本の寒さは厳しく、しかも変化が激しい。春の桜のころは花冷え、夏は高温多湿、わたしは秋だけ日本で暮らしたい。紅葉が散ってしまったら暖かい国でくらす、渡り鳥みたいになりたい。

 『日本人失格』という本の広告を見ながら私もその1人か、とおもう。著者の田村淳はタレント。昨年まで週刊プレイボーイ誌で「田村淳の脳内両極論」を連載し、歯に衣着せぬ物言いで常に注目されていたお笑いタレント、検索では彼の私的なことはわからない。広告の顔写真の彼は歯をむき出して笑ってる、目も笑ってる若い男、

 「この国はなぜ僕には息苦しいのか?」、田村淳君、私だって息苦しいですよ。秋だけ過ごしたい国。地球は広いのに日本だけで暮らすなんて、しかも火山帯に寝そべる国で、。私は体に優しい国で過ごしたいけど、田村君は心に優しい国で過ごしたいらしい。

 広告の ▲「この国は年寄りが若い人から金も機会も奪ってる」田村淳の怒り。年寄りの私
も図々しい老人に奪われている。東京の老女たちは皆怒ってる。年金で細々くらしているのに都知事は都税で海外豪遊、その家族たちまで甘い汁を吸って、過去のことは消されてしまうなんて。▲「思考停止」と「依存体質」だから同じことをしたがる。と田村淳は指摘。私は法律が権力者に甘いのが不満。だから善意や正義を押し付ける人に支配されるのではないか。
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 今までの都知事こそ「日本人失格」だ。自己愛が強すぎる。私は加齢とともに日本が棲み難くなっている。しかし他国もそれぞれ問題があり移住しかねる。日本を脱失できないでいるが私は日本にいてもいなくてもいい日本人だ。困るのはリーダーになりたがる人、日本が好きでもないのに権力と富を欲しがる「日本人失格」が日本を支配しないように
田村淳君よ大いに吠えてほしい。顔写真の彼はお隣のよく吠える犬に似ている。

  ♦ お隣の犬はときおりわが家の番犬にもなる、老いることなかれ

          2月18日  松井多絵子