~ 高橋がうなった ~
♦ 高橋がうなった受賞作品にわたしは朝から痺れていたり 松井多絵子
手帖の買い替え時期となる年末に 「手帖は高橋」広告キャンペーンが開始されるらしい。私の手帳はカレンダーだ。台所に貼りつけ、出かける日などに赤いマジックで印をつける。短歌のメモと兼用の手帳。外出と旅行用の手帳は赤い表紙など。
2015年、 高橋がうなった受賞作品 が発表された。今年、第19回を迎えた手帳大賞
「名言・格言部門」に19452通の応募があり、入賞4人の言葉」が新聞に載っている。
第19回 手帳大賞 ★ おとうさんの においは おつかれ様の におい。
塚本勝子 (つかもとかつこ) 40歳 パート主婦 茨城県 「6歳の息子が父親にぎゅーっとして言った一言です。子供なりに父親の頑張りをわかっているのだと感動しました」。
泉麻人賞 ★ 雨にジャズば 習(なろう)とる
高橋絵美 (たかはし えみ) 35歳 会社員 東京都 「雨が降る中、小学5年生になる友人の息子が、傘をささずに顔で雨を受けていました。「何をしているの?濡れちゃうよ」と、私が話しかけるとこの言葉が。彼は今ピアノに夢中だそうですが、将来は有能なピアニストか、はたまた偉大な詩人になるのでは・・・と思わせられた一瞬です。
椎名誠賞 ★ 顔じゃ いけませんか?
高辻清長 (たかつじ きよなが) 67歳 無職 埼玉県 「二人の内のいずれかが50代であれば割引になる映画館の入り口で、何か証明になるものは?と訊かれ、妻がとっさに言った一言です。」
黛まどか賞 ★ 思い出は 心の非常食
小田嶋幸美 (おだじま よしみ) 41歳 自営業 京都府
大学の時の先輩の名言です。確かに、こう考えるとその時辛くても、さみしくても「良い時もあったな」と少し冷静になって乗り切れます。よい思い出があればある程がんばれます。
次の手帳大賞の締め切りは2016年3月31日(木)必着です。応募先は 〶112-0013 文京区音羽1-26-1 高橋書店「手帳大賞」事務局 朝日係 TEL.03-3943-6589
賞金は大賞50万円、優秀賞は各10万円 言葉の宝くじですよ )^o^(
12月17日 松井多絵子