えくぼ

ごいっしょにおしゃべりしましょう。

東京でトルコ料理を

2015-12-11 09:13:07 | 歌う

             ・・・ 東京でトルコ料理を ・・・

 いま雨が降っている。昨日はよく晴れていたので<世界の食卓めぐり>のツアーを楽しむことができた。永田町駅を10時に出発したクラブツーリズムの一行は添乗員さん、NPOのガイドさん、14名の参加者。昼食のトルコ料理を食べるまで歩く。まず伝統芸能情報館を見学し、お隣の国立劇場の外観をながめる。正倉院校倉造り風の、。その隣の最高裁判所に近づくと怖くなってきた。私は何も悪いことはしていないのに。

 まだ銀杏の黄葉の盛りの英国大使館の周りを歩く。白い官邸はステキだが私は震災で焼失したというレンガの大使館を見たかった。この辺は皇居のお堀に近く高級な風景である。近くの世界中から集まった「歴史カメラ」を展示している「カメラ博物館」を見学、いくつもの坂を上り下りし、NPOガイドさんの説明でこの辺りの昔日のあれこれを知る。市ヶ谷のレストラン『ボスボラスサハン』に着いたのは12時半。私の大好きなトルコに2時間半歩いて着いたのである。入り口のタイル、内装、トイレもトルコのムード。次の3首は歌集『えくぼ』より

     ♦ 歳月の造りし大き茸めくカッパドキアの岩に凭れる

     ♦ トプカプ宮の見せる80カラットのダイヤモンドを見なけりゃよかった

     ♦ ことさらに腹の肉叢くねらせて踊るベリーダンスの女

 もう1度ぜひ行きたいトルコ、なんとも楽しい国だった。店の名はあのラスボスボラス海峡が由来なのか。欧州とアジアの境界を横断する世界一深い海底60mのトンネルが開通する前に私はトルコを周遊した。海原を、洞窟を思いながらの昼食。あっさりしたトマトスープ。世界3大美食といわれるトルコ料理だが現地で私が食べたのは油っぽいものが多かった。

 この店は日本人向きに油を控えたのか。トルコでも西部や南部により料理は異なるらしいが。スープの次にサラダ、焼きたてのナン、バターではなく3種類のペースト、炒めた牛肉とスライスの玉ねぎとライス少々 ケーキは甘くない。紅茶のような飲み物。参加したのはほとんど中高年のトルコ大好き女たち。カッパドキアがよかった、あの80カラットのダイヤを見たら結婚指輪がすごく貧弱にみえる、ベリーダンスを美容体操にしているなど話が弾んだ。

   ※ 歩数 9881歩、6,1k 消費cal 211   ツアー代金6980円

                        12月11日  松井多絵子