えくぼ

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落合恵子と小島ゆかり

2015-03-04 09:08:39 | 歌う

           ・・・ 落合恵子と小島ゆかり ・・・

 ♠ 谷の間にふとき橋あり赤すぎて辺りの青葉は怯みていたり   松井多絵子

 新しく造られた橋には真っ赤に塗られたものが多い。雨や風に曝されるとだんだん色あせてしまうが、できたての赤い橋は辺りの木々にふさわしくない場合が多い。6年前に見たあの橋は、いまでは褐色になっているかもしれないが、、。

 NHK短歌3月1日の講師は小島ゆかり、ゲストは作家の落合恵子 ふたりの話は楽しい。
「短歌とは橋」のようなものだ、と落合恵子は言う。こころ と こころ の間にかける橋、ゆれる心を言葉にするのが短歌とは、いかにも作家らしい。落合恵子は1945年生まれ。元文化放送アナウンサー。話すことには慣れている。話す、書くだけでなく行動する社会派作家である。東京と大阪で、子どもの本の専門店をやっているらしい。おもな著書に 「人生案内  自分を育てる悩み方」 「絵本の日曜日」など多数ある。

 橋という便利なものは何時できたのか。谷に倒れた木や転がっている石などが橋になったのかもしれない、人類が道具を使うようになってからは伐採した木で橋が造られたのだろう。橋のおかげで私たちは遠い土地へ行ける、遠く離れた人々との交流ができるようになったのだ。短歌を「こころの橋」として多くの方のこころと繋がることができますように。NHK短歌3月1日の題は 鞄 小島ゆかりに選ばれた入選9首はそれぞれ個性的だ。数日前に
「かばん」の歌会に私は参加させていただいたが、「かばん」「カバン」「鞄」など表記により
作品が微妙に異なるのも面白い。    3月4日  松井多絵子

 

    ◆ 短歌最新情報

 第7回万葉こども賞コンクール・作文の部 最優秀賞は朝日歌壇でおなじみの松田わこ

       ★ 松田わこ (富山市立堀川中1)  作文の部の応募は1787.

          表彰式は22日、奈良県明日香村の万葉文化会館で。、