… ブラックバイトの闇 ・・・
♦ コンビニはいつ眠るのか真夜中もあかりのなかに動くにんげん 松井多絵子
数日前の新聞で ブラックバイト という言葉をはじめて知った。ブラックリスト、ブラック企業などブラックは悪のイメージ。雑誌「POSSE」25号では大学生のアルバイト状況を調査した結果(速報値)が公開され、「学生であることを尊重しないアルバイト」と定義されている。
▴週あたりの労働時間の最多は15時間以上20時間未満が27.7%
20時間以上が28.2%
同誌には、コンビニ店舗オーナーとしてアルバイトを使う立場にいた人の発言も掲載。
記事では、店舗経営の契約を切られたら次の次の仕事がないとの恐怖から不本意でも「本部の方針」を受け入れてしまう店舗オーナーの実情が語られた。アルバイトの高校生に販売ノルマを課したら親から苦情が来た、ことも。「被害者が被害者を生む構造になっている」と、元オーナーは証言している、そうである。
♦ 川沿いの柳の道はわたくしを忍者にしていたコンビニに来るまで
「ブラックバイト」の調査をしている中京大・大内祐和教授らは、学業との両立が難しい状況になっている、ことを指摘している。1日20時間もアルバイトをしたら、勉強どころか寝る時間さえないではないか。親の収入が下がり続けていることも影響しているらしい。
♦ 拾われた猫がまもなく捨てられるコンビニ裏の「ふれあい広場」
今日は13日の金曜日、早く明日になりますように。 松井多絵子