✿ せたがや梅まつり ✿
▴ 紅白の梅はわがもの上り坂 松井多絵子
2月7日から羽根木公園の梅まつりが始まった。家から徒歩20数分だが、この公園を我が家の庭だと思っている。「世田谷区の名所にしたい」と区の議員たちが梅の木を植樹したのがきっかけで誕生した庭園。梅の木は徐々に増えて650本余となった。何十年も区民税を納めている私、この公園はわたしの庭なのだ。今や東京の梅の花の名所にもなり、観光バスも来る梅園。その園の手入れもせず梅の木を全て私の木にしている。
本日は午前10時から園内で抹茶サービス。湯茶コーナー・模擬店・植木市・物産店
11日(祝)は 筝曲演奏 午後1時30分より。14日(土)午前10時より抹茶サービス。
15日(日) 俳句講習会 ①午前10時~ ②俳句講習会 午後1時30分~
羽根木公園内には 俳人・中村汀女の句碑がある。
✿ 外(と)にも出よふるるばかりに春の月 中村汀女
梅まつりは3月1日(日)まで。小田急 梅ヶ丘駅 下車、北口より徒歩5分。入園無料。
いざ梅園へ、梅の花はあなたを待ってますよ。これから開く花が。
2月8日 松井多絵子
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俳句情報 句集などの刊行
▴ 西村和子句集 『椅子ひとつ』 第6句集。(角川学芸出版・本体2700円)
ふたり四人そしてひとりの葱刻む
▴ 金子兜太 『私はどうも死ぬ気がしない』 (幻冬舎・本体千円)
『他界』 (講談社・本体1300円)
95歳になった俳人が、戦争体験や92歳でのがん手術を通して得た人生の極意。