えくぼ

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世田谷ボロ市

2013-12-15 15:00:08 | 歌う

           「世田谷ボロ市」

❤ ボロ市に買いしインドの壺を持ちインドより帰国せしごと我は (松井多絵子)

 今日は日曜日だが早起き、NHK短歌は永田和宏氏の日。 30分で短歌のコツをかなり頂けるから見逃したら損をする。分かりやすく老人に親切な30分だ。10時過ぎに家を出て世田谷ボロ市へ。松陰神社の商店街あたりからボロ市めいてきた。中心の上町にはまだ遠いのに、ここまでボロ市の裾野が広がっているのか。明日も、来年の1月15、16日もボロ市があるのだから、今日は覗くだけ、と思いつつ、まず薄手のジャンパーを買ってしまう。500円で新品、栗色。3流らしいブランド。スカーフは新年歌会のために、松井多絵子のボロ市ファッションを知っているのは老女2人だけ。彼女たちもボロ市ファッションなのである。

 世田谷ボロ市は1578年に小田原城主北条氏政がこの地に楽市を開いたのが始まり。世田谷を代表する伝統行事として400年以上の歴史があるらしい。最初は古着や小道具を持ち寄ったことからボロ市という名がついた。代官屋敷「郷土資料館」の辺りが中心で、まるで満員電車のようなだった。この辺りに約700店の露店があるとか。私はこの辺りでは買わず、裾野のお店でゆっくり選ぶ。ボロ市名物「代官餅」はあんこ、きなこ、からみの3種類で各。600円。私は「あんこ」が好き。ほかほかの中華豚まんは1個、150円。何十人も並んでいたので今日はやめた。

     年の瀬の人波のなかの日曜日   12月15日  松井多絵子