えくぼ

ごいっしょにおしゃべりしましょう。

本の広告あれこれ③

2013-01-09 15:19:19 | 歌う

            ★★★ 「本の広告あれこれ③」★★   松井多絵子

 朝刊をひらく。14万部突破がまず目につく。「ついていきたいと思われるリーダーになる51の考え方」 これが本の題名である。51も考えたら頭が疲れる。それに皆がリーダーになったら日本はさらに暮らしにくい。力のあるリーダーにすり寄って甘い汁を吸いたい私はこの本はパス。

 7万部突破!「変な人の書いた世の中のしくみ」 著者はなぜか松井多絵子ではない。女が三人寄れば「あのひと変な人ねえ」のおしゃべり。私もおそらく「変な人ねえ」と言われているであろう。しかし変な人という言い方は悪くない。嫌な、駄目な、困る人のような「毒」がない。少しズレた人間が少しはいなければこの世は面白くない。

 「変な人の書いた世の中のしくみ」という題名だけで十分なのに、▲結婚は修行なんです▲楽しく働いたほうがカッコいいなどの宣伝の言葉は不用ではないか。しかし「得をさせた人が勝つ時代なんだよ」はなるほどである。さて私は誰に得をさせようか。辺りを見まわしても彼方を見ても誰もいない。私に得をさせ私を勝たせればいい。甘い甘いコーヒーを飲みながら私を勝たせる作戦を練る朝8時すぎの松井多絵子。