❤❤❤「俳句と浮気~その一」❤❤❤ 松井多絵子
本日、元旦の朝日新聞文化欄の新春詠は歌壇の選者四人、俳壇の選者四人計八人の競詠である。歌歴20年を吹聴している私だが、まず俳句を読み、コーヒーを飲み少しテレビを見てから短歌を読む。そして俳句のことを書きたくなる。新年早々短歌の君を無視して俳句の君と浮気。でも歌壇の4選者は私のブログの部屋をご訪問なんてありえないから元旦から俳句と浮気、堂々と浮気。
★初夢 稲畑汀子
初夢のどこかが覚めてをりにけり
初夢や風の盆唄聞えくる
ふと覚めて初夢つづきなかりけり
※私は3句目の句が好き。今夜はいい初夢をみて、さめても夢がいつまでも続きますように。
★ 正月 金子兜太
正月の昭一さんの無表情 ※小沢昭一氏他界
蛇穴を出て詩の国の畑径
森汚れ海の嘆きの山背吹く
※一番好きな句は蛇穴。早く不況を脱出してのどかに過ごしたい。 豊作の野を歩きたい。