寝転がって気ままに想う事

 世の中ってこんなもんです・・
面白可笑しくお喋りをしましょうか ^^

年功序列が崩壊するぞ…ほうかい♪

2012年05月11日 08時46分32秒 | 日記
一昨日でした。
お得意先に訪問する円山事業部長を私はお乗せしました。

同行するのは、宮田本部長…
この人は新進気鋭のイメージはないのですが、
新大阪駅から東京に帰られたあと円山事業部長からこう言われました。
「宮田さんはエラクなるよ…」

訊けば弱冠40歳で本部長に 昇進していました。

子供が中三と小六と訊いて、 なるほど昇進の速さに驚かずにいられません。

他にも只野部長がいます。
この人もわずか35歳で今年部長に昇進しました。

最近の流れはこうして若い優秀な人材はどんどん上げていく方向にありますが
背景に海外の幹部社員の若年化があります。
韓国や台湾、アメリカなど海外の企業と付き合い始めて若い重役が普通になっている現実を認識しました。

ここ数年、私の車内でもそんな話題が上がっていましたが…

実は私も実際海外のお客様をお乗せした時に
「えらく若いなぁ…」と思い最初は面食らっていましたが、
どこのお客様も若い幹部社員とわかると海外の企業とはこんなものだ、と馴れてしまいました。
この話題が出たとき
鬼塚専務などは「若い方がいいんじゃあない!?」
まるで他人事(笑)のように話していらっしゃいました。
なるほど…私も同感でしたが、続いて
「だって俺等はもういないんだよ…な!!高村さん!」

はい、と言ってよいのやら、こっちに振らないでよ(苦笑)
だって私もそう若くはないけど、それでも鬼塚専務とは一回り違いましたから(苦笑)。
それでこれはなかなか難しいことがあります。

現在鬼塚専務が65歳 高辻常務が64歳、円山事業部長(役員)が57歳…となっています。
これは日本の平均的な役員年令でしょうね。
これを何でも海外に合わせといくならまず10歳は下がらなくてはなりません。

それに実行出来ても、実際にワリを食う年代があるのです。

それは今の四十代あたりの世代でしょう。

この世代の平均的な役職は部課長でしょうか!
これが色々な競争や能力によって絞られて十年の歳月を掛けて本部長に上がっていきます。
そして五十半過ぎに役員に昇格します。

このシステムは上が(役員)が詰まっているため、或いは順繰りにところてん式に行うとどうしても四十代~五十代まで停滞してしまうのですね。
役員を五十半に昇格していたのを、四十代にすれば、その間の人材はどうなるのでしょうか?

これは大いなる問題に発展する可能性があります。
働き盛りの役員まであともう少しの四五十代は自分達を追い抜いて下の年代が役員になるのを見て「馬鹿馬鹿しくてやってられるか(怒)」

投げやりに近い心境になるのに間違いありません。

日本の企業にも実力主義は浸透しだしましたが、まだまだ年功序列がありますから…

しかし現実は若い重役を作っていく流れが主流になりつちあるのです。

長々と解説してきましたが、
これに反発する人がありました…


次項で…
コメント
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