寝転がって気ままに想う事

 世の中ってこんなもんです・・
面白可笑しくお喋りをしましょうか ^^

えらいことやpart2

2010年12月31日 10時06分39秒 | 日記
久々に私の好きな役員さんが乗車されました。
いろいろな話の中で愛人がいるか?と聞かれた私は残念なことに『いません』と答えましたが、『それは諦めが原因だ』みたいなことをいわれました(笑)
そしてご自身の経験談を話始めました。
それは海外出張から帰られて自宅で休まれていらっしゃった夜でした。 居間で衛星テレビを見ていながら昼間の激務についトロトロとされたのでしょうか…
ご内室(奥さんです)が見兼ねて声を掛けられました。
『こんなところで寝たら風邪を引きますよ』
…私にも経験がありますが、あのうたた寝は何とも言えず気持ちのいいものですよね(笑) けど風邪を引きやすい状況でもあるわけですから…
ご内室がおっしゃることも一理あるのです。
…で役員さんはご内室から声を掛けられまして、ふと目を覚まされました。
(但し半分寝ていたのでしょうか…)
寝ぼけ眼(まなこ)をこすりつつ部屋を眺めました。
そしていきなり『しまった!』
なにをしまったのでしょうか(笑)
兎に角慌てた役員さんはガバッと起き上がると、
『帰らなきゃ!』と叫んだそうです(笑)
我が家に居ながら一体何処へ帰るのでしょうね(笑)

その時のご内室の顔…見たかったですね(笑)
皆さん一年ありがとうこまざいました。
また来年よろしくお願いします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

えらいことや!

2010年12月30日 15時56分02秒 | 日記
高辻役員は主に京都にいらっしゃいますが、本社がある東京にもよくいかれます。それも結構忙しくて朝京都から新幹線で行ったかと思いますと夕方には伊丹に戻ってくる。つまり日帰りで往復するわけですね。そしてまた次の日東京に戻る!夜には祇園で会食、てな具合です。
海外でも同じような感じで夜の便で台湾に行ったかと思うと翌日成田に降りて次の日は熊本にいる…
売れっ子の芸能人並のハードスケジュールを毎日こなしておられます。 おまけに休みはゴルフでしょう(笑) いつか高辻役員が言っておられました。
『夜中にふっと目が覚めた時今どこにいるんだろう…』
確かにこんなスケジュールをこなしていたら頭がこんがらがってしまうのでしょうね(笑) 私なんか一週間もやれば身体が悪くなってしまうでしょうね(笑)
それくらい役員の方のスケジュールはきついのであります(笑)
いつぞやある役員さん久しぶりに私の車に乗車されました。名前は本人の名誉を重んじて伏せておきますが、乗られて暫くしてから私にこうおっしゃられました。
『高村さんは愛人いるかね?』
いきなりですよ(笑)
身の潔白な私は胸を張って言いました。
『欲しいけどだめですよ』(笑)
『そうかなぁ…』 その役員さんはゆっくりとタバコをくゆらせて…
『だめと思った瞬間にチャンスは逃げるよ』
私はうなりました。 なんという含蓄のあるお言葉でしょうか。
そして…
『私も以前そんな時がありましたよ…』
バックミラ―越しにのぞきますと役員さんは遠くを見つめていました。 何かを思い出しているような雰囲気で私は声を掛けるのをためらっていますと、ふと、クスリと笑われました。
思い出し笑いですね(笑)
きっと昔の愛人との失敗か何かを思い出されたのでしょう…ところが意外にことを話し始められたのでした。『いやぁこの前のことを思い出してね…』
え!この前… 最近まで付き合っていたのかな…
私は正面から振り返ることはできませんからできるだけ耳を立てて聞くことに集中したのはいうまでもありません(笑)
『それがねぇ私が台湾から帰ってきた夜にね、家で寝ていたら夢を見たんだが…』
『ふんふん!』
私は変な相づちを打ちながら次のことばを催促しました(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本年もありがとうございました

2010年12月29日 11時31分31秒 | 日記
今年も押し迫ってきました!今月はゴルフ!ゴルフ!またゴルフと役員さん大変でしたね。そうなんですよ(笑)雪や雨こそ降りませんでしたが寒風吹き荒れる日もありましたよ。 氷点下1度なんて日もありました…しかし負けませんね(笑)鬼塚専務や高辻役員は老体(失礼!)にむち打って元気溌剌です。
ゴルフが終われば反省会が待っています(笑)…………神妙にプレイヤーが集まって13番のバンカ―はあごが出過ぎていたから―とかアイアンは小刻みに使うとか―なんてね(笑)私思いました…
ゴルフをしにきたのか飲みにきたのか判りません(笑)いつぞやは盛り上がって(笑)二時間も反省会がありましたから(笑)ビール10本にウーロンハイ45杯ですよ♪因みにゴルフ場の飲み物高いですよねぇ(笑)お会計がプレー代と同じだったなんて(笑)前代未聞でした。ゴルフも芸事としたら…やっぱり数をこなさないといけませんね(笑)
今のお二人も上手いんですよ(笑)
スコアはだいたい90そこそこにまとめていらっしゃいますから…
接待ゴルフとしたら十分じゃあないでしょうか(笑)
だってお相手の方も同年代ですよ(笑) やっぱり同じくらいのスコアでした(笑)
ああ役員となるにはゴルフは必須科目なのでしょうね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

男心…

2010年12月28日 09時16分49秒 | 日記
『これっ』ややうつむき加減に優香ちゃんは財布を差し出しました。
薄暗いこともありましたが、佐藤部長は長身でありますから優香ちゃんがどんな顔でいるのかわかりません。
『ありがとう』素直に謝るべきかな…
無視して歩く佐藤部長に財布を渡すために息を切らせて追いかけてきた優香ちゃんに謝るかどうか迷っていました。
どうせ下心のあるキャバ嬢からの呼び止め。そう高を括っていましたから今更謝るなんて、できそうにありませんでした。
照れ…でもないし、なぜ素直に謝罪の言葉を口に出せないのだろうか。 あぁだめだなぁ… 自分に嫌悪しながら佐藤部長は自問していました。
『ラーメン屋さん出たところで落ちていましたよ』
屈託ない笑顔がこぼれていました…そうか… 内ポケットにちゃんと入れなかったんだ… 財布を落とした原因が判って佐藤部長は恥ずかしさを覚えました。
『ありがとう…さっきはごめんよ』ようやく素直に謝罪の言葉が口を付きました。
『いいえ』
優香ちゃんは笑顔で首を振ります。そんな笑顔を見てようやく佐藤部長は安堵しました。そして二人のあいだにほのぼのとした空気が流れていました。
『あの』『あの』 重なった言葉に二人は照れ臭さを隠しながら佐藤部長は頭を掻きました。『どうぞ(笑)』 『さっきは騒ぎましてごめんなさいね』小さく頭を下げられて佐藤部長は恐縮しきりに
『いえ…こちらこそ財布を拾って頂きながら…』
『私達が騒ぎ過ぎたので気分悪くされたのじゃあないかと思いましたから…』
『いえうちの長原も馬鹿騒ぎしていましたからおあいこですよ』
ふふふ♪佐藤部長が笑うと優香ちゃんもつられて笑いました(笑)
いい雰囲気だなぁ… 佐藤部長は感じました♪
『そうだ!財布のお礼をしなくっちゃあ…』
『え!』ちょっと驚いた様子の優香ちゃんでしたが、 まっすぐ佐藤部長を見上げると『いいんですよ(笑)』首を振ります。
『それじゃ私の気が済まないよ』
財布を拾って貰いながら無視したのも佐藤部長には後ろめたいのでした。
それに何だかこの子は俺に好意を持っているし…
『今夜はもう遅いし日を変えて食事でもご馳走しますよ(笑)』
言っちゃったぞ(笑) 女の子にメシなんか誘うのは何十年ぶりだろう(笑) 胸の中で苦笑していましたが駄目かな…とは全く考えませんでした。
それどころか銀座のいつものお店を脳裏に浮かべていたくらいです…
優香ちゃんはこんな中年から誘われるのは慣れっこだったのでしょう。落ち着いた様子でした。『気持ちだけ頂いておきます』
『え!』意味が判らず佐藤部長がぼんやりとしていると
静かに優香は言葉をつなぎました。『私来月結婚するんです』
はあ… たぶん今の佐藤部長の顔はあんぐりと口を開けたままの絞まらない状態だったことでしょうね(笑)
頭の血管がズキズキと脈を打ち始めました『じゃあ失礼します』
頭を下げた優香ちゃんは踵を返すとスタスタと帰っていきました。
何だったんだろう… 立ちすくす佐藤部長に夜風が軽くなでていきますが暫くは動けないでしょうね(笑)
まるできつねにつままれたように(笑)
やっぱり誑(たぶら)かされたじゃあないの(笑)
遠くで賑やかな嬌声が夜風に流されてきました。
たぶん長原ちゃんでしょう(笑)
『こいつの鼻を明かせてやろうと思ったのに…』
歓声が爆発したように辺りに響いています。
『全く大した奴だよなぁ…』
さっき一瞬の恋心は泡のように消えてしまいました。いえ勝手な推量だったのでした。佐藤部長はもうタクシーで帰る気分ではありませんでした。
歓声の上がる方に目掛けて足を早めていきます。
『よし!今夜は徹夜だな…』
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

揺れる男心

2010年12月27日 09時15分26秒 | 日記
ラーメン屋を出て斜めに歩くと直ぐに新宿駅の青い灯が見えてきました。夜も更けて肌寒さを感じましたがラーメン店の乱痴気騒ぎを離れてほっとしていました。さあ、駅に向かって歩き出したところで 声を掛けられて振り返ると『先ほどはご馳走さまでした』優香ちゃんがペコリと頭を下げていました。 『あ!どうも…』つれなく返事はしたものの内心ドキリとしていました。しかし営業で鳴らしていますから無表情を装い一瞥して佐藤部長は歩き出しました。 あまりキャバ嬢と関わりたくないのが本心なのでしょうか(笑)これが長原ちゃんならどうなっていることやら…(笑) 夜更けの新宿で若い女の子と歩いているところを誰かに見られたら大変ですからね(笑) まぁそれでも長原ちゃんなら話題にもならないでしょうが、堅物の佐藤部長です。本人は意識しているのかどうか…今更キャバ嬢でもないでしょう…気持ちは帰る方向に向かっていましたから 兎も角一人スタコラ歩いています。『待って下さい』優香が追いかけてきました。
(女狐め、俺まで誑かそうとしているな…)
佐藤部長は円らな瞳に危うく吸い込まれてしまいそうになりますが、『ヤバい!ヤバい!』無視をして歩く速度を上げていきます。
止まったらお終いだ… 佐藤部長は心で念じていました(笑)
『待って下さってもいいじゃあないですか』はぁはぁ息が上がっている様子、それでも佐藤部長は全く立ち止まる様子がありません。
『財布!忘れてますよ!』
(そんな手に乗るかよ)腹でせせら笑っていました…早く帰って熱い風呂でもはいるかな(笑)一人住まいのマンションは味気無くもあるしこんな夜更けに帰った時に誰にも気を使わなくてよい気楽さがありました。道はすぐに甲州街道に出ました。ここならタクシーが拾えるはずだ。やれやれと思って内ポケットを触ると『あれ?』 財布が見当たりません。
確かラーメン屋で支払いを済ませ店を出たまでは覚えていたはずだけど… 『おかしいなぁ』コートや上着の中を幾ら探ってもありません。 …もしや!
慌てて後ろを見ても優香はもういませんでした。
『しまった!』
佐藤部長は舌打ちをしましたが遅かりし…優香ちゃんは諦めたのかもう姿がありませんでした。
財布がなければタクシーどころか帰る事さえできません。
佐藤部長は踵を返すと今来た道を戻りまして。 早足が小走りに、そして駆け足に… 『とっとと!…』 曲がり角を曲がった瞬間佐藤部長は急ブレーキです。 角に優香がいました。
『おっとっと!』『キャ~』佐藤部長は優香と正面衝突していました。大柄な佐藤部長は咄嗟に身をかわすことができませんでした。覆い被さるようにして優香ちゃんの身体にぶつかったのです。勢い優香ちゃんは倒れそうになりましたが佐藤部長の機転で抱えるようにして間一髪でした。
『ごめん!』
『ごめんなさい』 言葉が重なり身体も重なりました。
こんなに若い女の子に接近したのはいつからだろうか(笑)
佐藤部長は不埒なことが頭に閃いて苦笑しました(笑)
『あの…これ』
佐藤部長の腕の中で優香ちゃんは財布を握り締めていました。
『えっ!』
そうか財布を返そうと追いかけてきたのだったか…
『ごめん』
佐藤部長は誤解していた自分が恥ずかしくなりました。
『あの…』言いにくそうな優香ちゃん…
はっと気がつくとぶつかった時に抱え込んだままの恰好に我にかえります。
『あぁ』照れ臭さを隠して佐藤部長は身体を離しました。
もうちょっとこうしていたかったなぁ(笑)
周りは街灯やネオンで照らされています。その影になったようなビルの一角は暗がりを作っています。道の向こうからは人が立っているのさえ見落としてしまうの暗闇に包まれていましたが優香ちゃんの瞳だけきれいに光っていました…
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする