寝転がって気ままに想う事

 世の中ってこんなもんです・・
面白可笑しくお喋りをしましょうか ^^

再び大爆発!武田火山(9)

2012年05月25日 08時56分47秒 | 日記
さて…
さてとは話の繋ぎになりますが、懇親会は係長以上の参加になりました。
総勢20名です(笑)
千人近い従業員が働く工場で僅かの管理職と思いますが、実はこれには裏があります。
係長以上…と書きましたが、ここに参加を招かれない管理職もいるのです。
誰でしょうね?(秘密)

さて話を戻して懇親会では鬼塚専務の毒舌が冴え渡りました。

「おい、お前!(そんなにきつく言っていませんから…)」
酔えば酔うほど饒舌になる鬼塚専務(笑)
例の三杯セットを前に快気炎を上げていらっしゃいます。

?三杯? 何それ…

〓わからない人はこのブログを読み直して下さいな(笑)

待たされるのを嫌う鬼塚専務…
目の前にご愛飲のお湯割りを置くのですが、 飲んでしまって、「おい、お代わり、」
呼んでから出てくるまで焦れてしまうのですね♪ (歳は取りたくないですね♪)

だからコップには直ぐに飲める、ほどよいお湯割りとちょっと熱目のお湯割り、作りたて、熱々のお湯割り…
三つ置いてあります。
専務がほどよいお湯割りを飲み干すと、お側の者が新しい 熱々のお湯割りを作ります。だから
専務の前には絶えず三つのお湯割りがあるのです(笑)

「おい、お前…」
「はい、僕ですか…」
「ああ、何て名前かな」
「はい、中尾ですが…」
鬼塚専はまず工場の幹部連中と賑やかに冗談を言い合います♪しばらくして 場が盛り上がってきたのを見て口撃を若手に切り替えてくるのが常套手段でした。

一番に名指しされたのは中尾係長です(笑)
「お前の上司は誰や?(穏便に言われてます)」
周りの幹部連中はほら出たぞ…とニヤニヤしています。
実はこれも専務のいつものやり口でしたから…(笑)

訊ねられた中尾係長は戸惑いながらも
「上川部長ですが…」「うん?お前の上司は上川か?」
「はい…!?」
「違うだろ…」
「え!?」
違いましたっけ?
中尾係長は周りを見ますが…
周囲の幹部連中は黙って笑っているだけです(笑)
「お前は上川一人だけが上司か!?」
「ああ…」
中尾係長はようやくわかった様子です(笑)
「わかったみたいだな…(笑)」
「はい…上司には武田工場長もいらっしゃいました(苦笑)」

「それだけか?」
お湯割りをグビリと飲んで鬼塚専務は訊ねます。
「???」
待てよ…僕の上司とは上の人みんなかな…
中尾係長が首をひねり出しました。

みんなどうなるのか、期待したり心配したりとお酒をチビチビやりながら聞き入っています。
この辺りの間の取り方や語り掛ける話術はさすが鬼塚専務ですね…(微笑)

場を白けさせず皆を引き込む手腕には脱帽です(笑)

「どうだ、中尾か・か・り・ちょう…」
追及は可笑しくとぼけた様子ですが…
「はぁ…」
思いもよらない質問に中尾係長はアップアップでした(笑)

実は専務はこんななぞかけ問答みたいな質問を仕掛けて若手の人間性を確かめていらっしゃったのでした。

でも気の効いた答えがいいとも言えず、 しどろもどろしていた若手が以外や抜擢された例もありました。
あまり気が利きすぎて
「お前は吉本に行ったらよかったんじゃあないか!!」
と皮肉を言われた若手もいましたっけ♪

こうして初参加の係長クラスは次々に専務の洗礼を受けていくのですが…(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする