寝転がって気ままに想う事

 世の中ってこんなもんです・・
面白可笑しくお喋りをしましょうか ^^

再び大爆発、武田火山

2012年05月15日 08時13分29秒 | 日記
エレベーターから悠々て出てきたのは立山部長でした。

(注)前編の爆発!武田火山(1)参照

「あ~あ」
狐田課長呆れた声を上げていました。
「どしたの?」
にこやかに立山部長が近づいてきました。
まるで罪の意識がありません(苦笑)

「部長ダメじゃあないですか!!」
「は?」
「は、じゃあありませんよ!」
怪訝な顔の立山部長(笑)
「君なぜここに…?」「私は…」
こう言って狐田課長はニンマリしていました。
俺もようやく"私"に慣れてきたワイ(微笑)
実は狐田課長は最近まで儂(わし)と(笑)自身を言っていました(笑)
それをある人から「狐田君、君も管理職になるつもりなら"私"と話すようにしたほうがいいから…」と受けたアドバイスを実行していました。
「何か儂(わし)に用かい?」
「はは(苦笑)」
この田舎オヤジめ!
部長と呼んでいるけどあんたは代理じゃあないか!!
(注)昨日説明したように部長職にも二段階あります。
部長代理と部長でした。

肝(はら)で毒づいても顔に出さない!!これが出世のコツなんだよ~

五十半ばの部長代理を軽く見ていたのです(笑)

儂なら…おっと、私なら四十中には部長代理になるぞ!

只野みたいには無理でも狐田課長は確かに早い昇進を勝ち得ていました(笑)

「このロートルのおっさん(笑)をどう叱ってやろうか…」

「?…何をブツブツ言って( -_・)?だ」

ニヤけたり、独り言をブツブツ言っている狐田を見て立山部長は不思議なものを見る目で見ています。

「おっとっと…」
田舎のおっさんにカマってる場合じゃあないぞ

狐田課長はやり残した仕事を思い出していました。

「ごめん!?」
立川部長の脇をすり抜けると階段を下っていきました。

あとに残された立川部長…
呆気にとられたまま立ち尽くすのみでした。
コメント
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