チップ…

朝晩涼しくなりましたね
昨日 阪神高速は意外と空いてました。
お陰さまで スィスィ (^^)
いつも こうなら 運転士なんて 楽勝です。
ところで 車中 やっぱり 空いてる 話しになりました。
だって 夕方は混むよ あれほど コマーシャルしていた手前 私はどう返答していいのか わかりませんでした。
でも こんな時は素直に 空いてました 。
速くついて良かったです。
正直な感想をそのまま言いましたが、 役員さん 「おい、時間あるからロビーでビール飲もうか」そい 言えばこの方 ビール大好き党でした。
側についている課長さんななんの異存があるはずもなく
それはちょっとお断り なんて 運転士稼業７年間 で見たことないですね^^;

そして 空港に着いて下車される間際に 「あ、今日はありがと帰りにソバでも食べて帰って」
う～ん うれちい♪
ちょっとした心付けですが 偉くなる人はやっぱり違うな～

走れや 走れ。

奈良の某Ｋ市から 伊丹空港まで 一時間。 これ 地理に詳しくないとわからないでしょうが…^^; 距離にして 約５５キロです。
行程は 奈良県が自動車専用道路 あとはひたすら阪神高速道路。 地図を見てると 端から端まで…
もうひとつは 近畿道です。
こちらは 約６６キロ。
時刻は六時半。雨 。
最初 予定を訊いて 私はアッサリ断りました。
と、言うのも あまり走ったことのない行程、しかも夕方の一番混む時間帯、しかもいつ雨が降ってもおかしくない気象条件。
あまりにも 悪条件が重なっています。

予定表には六時半→七時半伊丹空港 とあり これは
もう笑うしかありません。
だったら どれくらい時間欲しいの？
尋ねられても ナビに出ている時間を言うしかありません。

なんか 行きたくない みたいな返事しか出来ないので心苦しいのですが…
問われたら 余計に
歯切れが悪くなってしまうのです。
渋滞… これほど 読みにくいものはありません。
しかも 普段走っている訳でもなく いきなり本番ですから
単に時間帯から予想して 混むのはわかっている程度でした。
ただ 合間の時間帯なら 何でもなく 一時間です。
と はっきり言えたのでしょう。
まぁ 何を言い訳しても 行かなきゃならない仕事です。
私は 訪問されている 間中 (あいだじゅう) 道路の混み具合を調べていました。

実際 こんなに必死に調べたのは 希ですね。
それは 途中に書いたように、走った経験があまりなかったからでした。

道路の混み具合を調べる方法はいくつかあります。
ラジオの交通情報、携帯サイトの交通情報、阪神高速道路に直接聞く 問い合わせ♪

リアルタイムなのが 直電ですね。
電話を掛けると 落ち着いた声のおばちゃんが対応して下さいます。
「松原ジャンクションから環状線経由で大阪空港まで どれくらいかかりますか」
「はい、少しお待ちください」
待つこと十秒……「お待たせしました」

早いね～(^^)

「はい、今でしたら３５分です」
「わかりました、３０分くらい後だと混んでますか？」
出発は３０分あとです^^;
「あ～」ちょっと考えてるかな…
「いえ、この先クルマの量が増えることはありませんから大丈夫ですね」

「あ、ありがとう」
「お気をつけて」
テキパキと しかも冷静に対応する阪神高速道路の情報センターの受付さん♪
このやり取りは 数分で終わりました。

おかげて 遠回りだけど 渋滞が少ない近畿道を走るつもりが近い阪神高速でスイスイでした。
時間も予定通り一時間。
こんなこともあるのですね(^^)

ルーズ＆おおらか…

私達、運転士
気を使う稼業です^^;
ところで役員さん、関西にご出張のサポートを私が受け持っていますが
日帰り、二日或いは三日と様々です^^;
予定は 本社の秘書さんが 主に建てているようです。
例えば 新幹線の切符や飛行機のチケット、宿泊のホテルなどです^^;
他方訪問先や食事は 現地で受け入れる 総務や営業担当です。

それで 予定がたまにズレルことがあります。
伊丹空港に着いて訪問先まで 一時間半 ある。
実際は２０分余りで到着してしまう。
あまり キチキチも辛いですがダバダバも困ったものです。
だって 一時間も時間潰すのって… どうすりゃいいの^^;
私に責任があるわけではないので 気は楽ですが…
担当者は大変です。
昨日も そんな時間潰すことで担当者が頭を抱えていました。
「どうしょう…」たぶん気の弱い人なのでしょう。
伊丹空港で待機している私に相談を持ち掛けてきました。
訊けば 秘書が時間を勘違いしていたらしい…
しかし 専務はすでに 機上の人でした。
早めにお迎えに着ていた私は 知らん顔できず、 仕方なく 訪問の近所で サテンに入ることを提案しました。
一時間…長いようで短い 一時間…(^^)

一番の良策はお茶を飲んでタバコでも吸ってもらうことです^^;

専務は大変な愛煙家です^^;
近頃 タバコを吸える場所なんてありません。唯一ゆっくり タバコを燻らせるのが 私の運転するクルマの中でした。
だから お迎えに行くと ご乗車されたら まず 一服です^^;
それから 又 一服です。 そして 又一服…合計三服(^^)

ちょうだい

休み明け 朝から 伊丹空港に行きました。
伊丹着８時０５分
満井役員さんをピックアップでした。
しかし しかし
土曜日に帰って月曜に来る。
折り返しみたいなものです。
しかし 役員さんは強靭な体力がないと 勤まらない商売ですね。
何かの雑誌に載ってましたが 大卒６００人に一人 役員さんになる確率だそうですが、最近は若いサラリーマンが役員になりたくない。 なぜでしょう…
自分の時間が取れないからですって〓
負け惜しみか… 強烈な競争 を避けるのか…
ゆとり世代に育った若者には夢や野望など キツいことは 御免蒙る 主義でしょうか？

当たり前…そりゃ ないぜ、

土曜でした。関西は昼から豪雨^^;
そんな中 携帯が鳴っていました。
鳴った じゃあ ありません。
鳴り続けていたのです。
大体、私ら携帯は必需品ですが、役目柄着信音は控えめにしています。
当たり前と言えばそうなんでしょうが、
それが 休日では どうなるのか…
普段なら 上着のポケットに入れてありますから 小さな音でもわかりますが、カバンに入れてある 休日はよほど近くまで来ないと 聞こえないのです。
土曜は 特に用事もなく ただし 日曜に 伊丹空港の送りがありました。
満井役員さんがこちらに滞在していらっしゃって 土曜は懇親コンペ…社内ゴルフ大会
です。
当たり前なら役員さんの行き帰りは私ら運転士の出動となりますが、中に オベッカがいまして^^;
「私お酒飲みませんから行き帰りは私がお送りします」
な～んて イヤなヤツです。
と 言いますのは、私ら運転士は実に給料が安くて 基本の支給だけでは とても 食べていけません。
役員さんは 活動的です。朝早く、夜は遅く… それをフォローして残業に残業を重ねて 初めて一人前の給料になります。

それを知ってか わかりませんが、あるＨ と言うオベッカ野郎は 自己をアピールしたいがため、ゴルフの後のお酒を控えてまで 役員さんに甘いことばで囁くのです。

今回も 「高村さん土曜はいいから、ゆっくり休んで…」
と言われた時に ピンときました。
しかし 私ら
運転士に抗議する権利はありません。→当たり前ですが…

「はい、わかりました。」
私は素直に返事をしました。
こんな時 変に嫌みったらしく答える人いませんか^^;
どちらにしても 私ら運転士、隷属した職業は耐えるしかないのです。
そんな背景がありまして 土曜は フリーでした。
そこへ 先ほどの携帯が鳴ったのでした。
どれくらい鳴っていたかわかりませんが、
とにかく 出てみますと、 満井役員のお声でした。
何でも急用が出来たからゴルフの後の懇親会をして今日夜の便で帰る …
でした^^;
とのこと…
高村さん、今日の都合は大丈夫かな…
一応 尋ねられましたが、普段から 暇してます～
ボヤいていた手前 それに 休日出勤になるし、 明日はゆっくりできるな、何時の飛行機だろう…
色々頭を過りながら はい、大丈夫です。
と答えていました。
それから 帰りの便を聞いて 何時にお迎えに行きますから
揚々 時間を決めてヤレヤレ となりました。 夕方６時半にお迎えとなりましたが、時間はまだまだ だって昼過ぎでしたから^^;

ところが四時過ぎでした。
私は家を出るには早いので、シャワー浴びてゆっくりしようかと考えていたところでした。
その時 又又 携帯が鳴りました。 今度は近くにいました。携帯は 鳴れば気づきやすいよう 机の上に置いてあります。
案の定満井役員でしたが、
申し訳ないけど、懇親会の会場まで迎えにきてほしい とのこと…^^;

よほど 朝の迎えの人はどうなりましたか？
聞いてやろうか、思いましたよ。
だって外は大雨です^^;
あれ 関係ないか^^;
イヤイヤ 誰だってこんな雨の中 億劫になりますよね。

それでも 文句のひとつも言わず 我慢 我慢。
深呼吸して 懇親会の会場を聞くと これが又 遠いところで こんな遠いところでやる懇親会にどんな意味があるのか？
首を傾げながら 私は住所をメモりました。
シャワーを済ませておいたお陰で 直ぐに家を出てなんとか 間に合いましたが、

ただの愚痴、されど愚痴…
当たり前ですが 悲惨な一日でした。