まっしゅ★たわごと

街歩き、建築、音楽、フランス、それに写真の話題を少々

【高円寺】高円寺・阿佐ヶ谷ぶらぶら散歩1《気象神社は希少な神社》

2016年03月13日 22時01分44秒 | 東京


10年来の知人が東京に短期滞在するというので、しかも、高円寺&阿佐ヶ谷を散策したいというので、一緒にまち歩きをしてきた。高円寺をおしゃれな街と位置付けての散歩であったので、まずは、あまりおしゃれスポットの多くない南口から回ることにした。南口の案内スポットは名曲喫茶ネルケンと気象神社である。日本で唯一の希少な神社である。



鳥居にくくりつけられている白いピラピラはよく見ると・・・



ラミネート加工されているし、



これと言って何もない場所なのに、こんなことして一体何をしたいのかと疑問に思いながら境内を一周すると、



一角に下駄の形をした絵馬があった。これってもしかして蹴とばして天気を占うことにちなんでいるのか?願掛けも運試しも科学的根拠はないのだが、本当に当たるのかどうなのか心配になってきた。



絵馬に書かれる内容は大別すると4つに分類され、1つ目は特定の日に晴天を願うもの。(残念ながら雨天を願うものは見つからなかった)



2つ目は気象予報士の資格試験の合格を願うもの。



3つ目は、晴れ男祈願。(残念ながら、晴れ女祈願は発見できず)



これは私から特定の人(MTP氏)へのメッセージです(笑)
『私達からこれ以上晴れを取らないでください。今度一緒に祈願に行きましょう!』

そして4つ目は気象にも気候にも全く関係のないお願い。こちらは他の3つに比べると希少な数しかなかったけどね。このあと、我々は高円寺純情商店街へと足を向けるのであった。
【高円寺】高円寺・阿佐ヶ谷ぶらぶら散歩2《天すけの玉子ランチ》

【高円寺】高円寺・阿佐ヶ谷ぶらぶら散歩2《天すけの玉子ランチ》

2016年03月13日 22時01分13秒 | 東京


高円寺純情商店街をぶらぶら歩きしたあとに、少し遅めのランチで立ち寄ったのが、過去に何度もテレビで紹介されている天すけという天ぷら屋さん。



ざっと見ただけで14~15人くらい並んでるし、結局30分くらい並んだかな。昨日に引き続き、美味しいランチにありつくために並んでしまった。(ある意味東京的習慣に馴染んできたか?)



オーダーしたのは、天すけのいちばん人気メニューの「玉子ランチ」1300円である。何が人気なのかと言えば、ごはんの上にのっている生卵を直接天ぷら油の中に投げ込み天かすで包んだ卵の天ぷら・・・



というよりも天ぷら油の中に投入したあとの殻を背中越しに飛ばし、壁にワンバウンドさせて殻入れ用のトレーに投げ入れるというパフォーマンス。パフォーマンスだけでなく、エビはぷりぷりだし、イカは柔らかいし、玉子は良い感じに柔らかいし、タレとごはんとの相性も抜群だし、それに、



店主の愛嬌と愛想が極上に良くて、常連さんはきっと美味しいてんぷらと店主の笑顔に癒されるために来ているのだなあと思った。こんなに並んでいてもまた行きたいお店である。
天すけ
【高円寺】高円寺・阿佐ヶ谷ぶらぶら散歩3《純情商店街の一本堂》

【高円寺】高円寺・阿佐ヶ谷ぶらぶら散歩3《純情商店街の一本堂》

2016年03月13日 22時00分58秒 | 東京


純情商店街の割と中ほどにある間口の狭い一軒のパン屋さん。



シンプルな店構えなのに、いつ通ってもお客さんが入っている。



「焼きたてパン専門店」とあって、



店内にあるのは9割がた食パンなのだ。日本人が好きそうなふわっふわの食パンが売られている。少し試食したけど美味しかった。近所にこういうパン屋があるといいのになと思う。



店の横にあった一本堂のカラーコーン、よく見ると、



食パンの絵が書いてある。もしかして、食パン一本で勝負しているから一本堂なのかな。
一本堂
【阿佐ヶ谷】高円寺・阿佐ヶ谷ぶらぶら散歩4《魅惑のペンギンカフェへ》

【阿佐ヶ谷】高円寺・阿佐ヶ谷ぶらぶら散歩4《魅惑のペンギンカフェへ》

2016年03月13日 22時00分41秒 | 東京


JR阿佐ヶ谷駅から北へ歩くことおよそ10分。あれ?行き過ぎたかな?ってくらい歩いたところの角にその店はある。そしてペンギンラテ630円がこのカフェの看板メニューとなっている。



店のどこを見回してもペンギン、ペンギン、ペンギン、ペンギン・・・



あんなところや、こんなところにも、



ペンギンがウロウロしているのだ。



もっと近づけて撮ろうとカップを近づけたその刹那。。。



ペンギンの頭部が陥没、、、orz



仕方がないので口元から啜ってみたら、鼻が伸びた(笑)



レシートにもペンギン、



スタンプカードにもペンギン、



店名の「penguin」の「g」の文字も何気にペンギンっぽいし。。。ペンギンにまみれた癒し空間であった。
ペンギンカフェ
【高円寺&阿佐ヶ谷】高円寺・阿佐ヶ谷ぶらぶら散歩5《番外編》

【高円寺&阿佐ヶ谷】高円寺・阿佐ヶ谷ぶらぶら散歩5《番外編》

2016年03月13日 21時59分20秒 | 東京


とあるアパート入口横のコンクリートブロック塀の上になぜか阿部公房の「砂の女」が置いてある。誰か落としたのか?拾った人は親切に置いているが、今にも落ちそうな感じで置いているのも微妙な感じ。作家名と本のタイトルと置かれている状況が絶妙にアンバランス。



鰻の寝床のような空き地に建っていたのは建物ではなく広告塔だった。このパターンは初めて見た!何気に面白いね。で、この看板は駅ホームに立つ人に向かって何かを伝えているものと思われる。



阿佐谷南の商店街の途中にある某酒屋にある「裏の部屋」に行ってみたのだが、



開店時間は17時からだとか。。。残念、また来よう。
おしまい。

【新津田沼】新京成電鉄の車両たち

2016年03月13日 10時34分07秒 | 東京


カテゴリーで言えば、もはや東京ではないところまで来た。都道府県で言えば千葉県。子供の頃に電車の図鑑で何度も見た新京成電鉄の車両。京成電鉄に「新」がついた社名に少なからず興味を覚え、津田沼付近の意味のないS字急カーブにも興味を覚えたものだが、潜在的に「一生乗ることも見ることもない電車なのかな」と思っていた。



窓が大きいにも関わらずガラス枠の主張具合が昭和だなあと思った。いや、それだけでなく全体的なデザインバランスや配色などの全てが昭和ノスタルジーを感じる。



近年、新京成電鉄はイメージカラーの統一ということで、案内表示や



車体のカラーをピンク色に統一し始めた。というので、まさか、旧塗装の車体に出会えるとは思っていなかっただけにうれしい。これは他の鉄道車両にも言えることだが、色と形はデザイン密接なつながりがあって、たいていの場合、見てくれのよいデザインに塗り替えたとしても、一歩引いてじっくりと見てみると、色と形があっていないことが多い。新京成のニューカラーのやつもご多聞に漏れずそう思う。ちょっと顔の下半分がのっぺりし過ぎているように思う。



そして、反対側からやってきたタヌキ・・・いや車両は、



同じく昭和の時代から変わらず運用されている旧塗装の車両。



ピンク色のヤツよりも落ち着く。



ニューカラーは今風のカラーリングで良いのだが。。。きっとこのカラーリングで新車を作ったときは、ものすごくしっくりするものになるのではないかと思う。



ところで新京成の車体は昔から他の会社の車体と比べても顔が奇抜であると思う。今思えば、ものすごく思い切ったデザインやと思う。



細部をよーく眺めてみても、よくデザインし、よく採用し、よく今日まで走っているよなって、そう思う。



四半世紀以上の時を超えて図鑑の写真で見た車体と同じものを見れて良かったよ。でも、もうきっと二度とここには来ないような気がする。(大体、行く用事がないからね。。。)

【阿佐ヶ谷】ラピュタ阿佐ヶ谷

2016年03月13日 00時43分05秒 | 東京


何の変哲もない住宅街に突如姿を現すへんてこりんな建物。本当はもっと温かくなってから見に行こうかと思っていたのだけれども、不意に2月のいちばん寒い時に訪れてしまった。



内観はこんな感じ。サッシの枠に鉄骨階段がかかっているところが自由で良い感じ。



学生が設計の時間に自由気ままに書いたようないで立ちをしているけれども、ちゃあんと建築基準法はクリアしている(はず)である。



有料のカフェだったら良いのになあと思う、1階のここは他の階にある映画館や劇場のインフォメーションスペースになっている。



スペースの片隅に割と本物に忠実に作られて模型が鎮座している。



どのくらい忠実なのかというと、



このくらい忠実なのである。



建物の下に立ってみる。映画「天空の城ラピュタ」がリアルにあるとすれば、こんな風に見えるのかもね。それでもって、



夕方になると西日の木漏れ日の陰からキタキノスとロボットが歩いて来そうな気がする。



1階インフォメーション部分を外から見るとこんな感じ。



その昔、この建物を雑誌か書籍で見たときは、ものすごくキラキラしていたけれど、



経年劣化のおかげで、だいぶリアルラピュタっぽくなったような気もする。



吉祥寺や三鷹にも近いし、ここにラピュタという名前の建物があるのは何か関係があるのかね~。



外階段をのぼっていくと山猫軒というカフェレストランがあるのだけれども、毎日満席で予約がないと入れないらしい。いろんな意味でマニアックな建物である。
ラピュタ阿佐ヶ谷

【阿佐ヶ谷】2/11阿佐ヶ谷駅ホームからの夕景

2016年03月13日 00時27分27秒 | 東京


ぶらぶら街歩きを終えて総武線ホームに立つと黄色い帯をつけた車両が黄金色に輝いていた。



映画「三丁目の夕日」での高度経済成長期の東京の人が見ていることになっている夕焼けの色はきっとこんな色なんだろうなぁ。



中央総武線は真西に向かって線路が敷かれているので、夕暮れ時に車体の南面が照らされるのは春分までということになるのかな。



春分を過ぎて秋分になるまでの夕景はまた違った表情で見ることができると思うと楽しみである。



それよりも・・・



真西に落ちる太陽とまっすぐ伸びる線路の消点を一度に見えるスポットはどこになるのか知りたいところである。


【中野】アザミという洋食屋さんへ

2016年03月13日 00時05分41秒 | 東京


ある日の夜にバスの車窓から見えたいい感じの喫茶店の看板。いつか行こうと思ってググってみると、喫茶店の顔をした洋食屋さんであった。食べログの点数もすこぶる良いのだ。



13時過ぎに行って、私の前に2人いて後ろは3人。やはり東京は美味しいお店は並ぶのだ。。。そして、たかが昼飯を食うのに大人しく並んでいる自分がいる。関西ではおそらくやらない行動に驚きつつ、、、15分ほど待った。



ううう、どれも美味しそう!!で、迷いに迷ってナポリタンを発注してみる。ちなみにこのメニュー表の裏には、どの食材はどの産地から取り寄せているかが事細かに書かれている。しかも全ての食材にβ線やγ線の検査をしているとか書いてある。



アフォガードとか夏場に来てみたいなあとか思いながら待っていると、



ババァーン!!



人生の中で2番目に美味しいナポリタンかも。(一番は幼少の頃に芦屋市民病院の売店で売ってたナポリタン)何が美味しいかって言うと、ケチャップの甘みがあるのにものすごくマイルディだということ。フォークでパスタを持ち上げる際にチーズの糸が出るので、パスタの表面に生チーズの成分がコーティングされているのかもしれんね。しかも、かすかに感じる香草の風味と相まって一気に食べてしまったよ。



そして、食後のコーヒー。美味かった。
私が通されたカウンター席は4人並び席だけれども、1人置きに座らしてもらって窮屈さは微塵も感じなかったよ。スキのない美味しさと、ギチギチに客を入れない配慮をしてもらって、この価格設定は東京にしては、かなり良心的。次は、肉系のものをオーダーしてみたい。
アザミ