まっしゅ★たわごと

街歩き、建築、音楽、フランス、それに写真の話題を少々

グランフロント大阪 開業2日目の街へ行ってきた《01》 ~ダイジェスト(前編)~

2013年04月29日 23時40分18秒 | 都市



いったい何年の月日を費やしたのだろうか、2013年4月26日(金)にグランフロント大阪がついに街開かれた。





今まで、人が立ち入ることの出来なかった貨物駅の一部が人の賑わう街の一部となったことはすごく感慨深いことである。





開業時の混乱を避けるために模型の前は周囲ぐるりと柵がしてあって模型の前で立ち止まろうとすると警備員さんに注意をされてしまう。なので模型のディティールを細かく観察することは残念ながら出来なかった。





まずは、うめきた広場に立ってみる。植栽たちがビル群と地面との緩衝帯の役割をしていて視線的に心地良い。





けっこう緑が多いなあと思う。もっとあっても良いなと思うけど、これは2期開発にも期待したいところ。





うめきた広場の西端にある別館。少しばかりツンツンした感じが、街の感じにそぐわない気もしないでもないが、これから馴染んでいくのかもね。





うめきた広場の北西側には平盤の池に水が湛えてあって、





巨大な滝がサンクンガーデンのようにうめきた広場の真下にある飲食店舗の際まで流れ落ちる仕掛けになっている。





なかなか安藤忠雄的な仕掛けである。個人的にはこういう類の水の仕掛けは凄く好きだなあと思う。大阪は水を使った装置の使い方が上手いと思う。思い返すだけで梅田の至る所に水の仕掛けがたくさんある。





滝の傍のオープンデッキではモデルさんが撮影をしていた。飲食店エリアはうめきた広場の直下と南棟と北棟の低層部分の上の方に固まっていてあとは随所にカフェテラス的なものが散在している。





関西初出店的な店舗が何店があるらしく、激しく長い列を作っている店もあるみたいだが、逆に人知れず長い廊下の果てに行き止まりとなっているエリアがある。天井から吊り下げられている案内表示を見ると「駐輪場」とか書かれているけど、この先のJR梅田貨物駅跡地付近の地下部分にできるであろうJR大阪地下駅への連絡通路を兼ねるのではないかと勝手に思っているところである。真相はいかに!!





大阪ステーションシティ・ノースゲートから「うめきた広場」へ続く大階段は、その蹴上げの部分が半透明のガラスになっていて陽光が階段の下まで透過するしくみになっている。その階段の真下にはエスカレーターがあって、雨に塗れずに地下の食品エリアに進むことができる。ちょっとここの動線は慣れない人には難しいかもね。ちなみに地下通路でも繋がっているので、阪急や阪神、JR等の主要駅から傘をささずにグランフロント大阪に至ることも可能になっている。





ここの階段の光と影の感じが好き。





ヨドバシカメラの建物がペデストリアンデッキの向こう側に見える。ヨドバシカメラは完成当初は街の端っこに建っているような感じだったが、これでやっと街の中ほどに建っているような格好になった。





いざ、南棟に向かってみる!!





渡り終えて入口扉の前で後ろを振り返ってみた。





建物の中は、人・人・人でいっぱいだった。何てったってオープン2日目だからね。ちなみにオープン最初の3日間で100万人以上の入館者があったとか。





夕方になると、来場者の数がぐっと減り、逆に帰る人たちの流れが多くなってくる。





空中デッキは何だか居心地が良さそうな感じになっている。





大人の事情(?)でペデストリアンデッキの屋根に切れ目が入っている。(雨は洩らない構造にんっているのでご安心あれ)







吹き抜けが高層化していてちょっと怖かった。こんだけ高いのにガラスで覆ってないし、手摺も多めに高くとかしていないけど大丈夫なんかな。







うめきた広場は建築家・安藤忠雄氏によるプロデュースだとか。





うめきた広場の背後に広がるJRの貨物駅跡地が梅田界隈に残された最後の開発地となる。どういう風に料理されていくのか楽しみである。





2期揮発区域が完成した折には「うめぐるバス」のルートもまた変更とかされるのだろうなあと思ってみたり。。。

つづく

グランフロント大阪 開業2日目の街へ行ってきた《02》 ~ダイジェスト(後編)~

グランフロント大阪 開業2日目の街へ行ってきた《02》 ~ダイジェスト(後編)~

2013年04月29日 23時20分41秒 | 都市



グランフロント大阪・南棟の屋上の外周部には太陽光パネルが設置されている。正直なところこんな間近で太陽光パネルを見たのは今回が初めて。手を伸ばせば触れてしまいそうなところにあるけど、触っても問題ないのかな?





平戸躑躅は私が大好きな花である。梅の季節が来て『もうすぐ春だ』と想い、桜の季節が来て『ああ春だ』と感じ、GW辺りに平戸躑躅の季節が来て陽光の日差しが心地良くなるのだ。「つつじ」を「躑躅」と漢字表記している植栽板も珍しいなあと思ったけれど、この植栽板はちょっと凝った仕掛けがしてあって面白いなあと思った。





屋上庭園はただの屋上ということでは終わららずオフィスエリアのロビー階でもあり、そのロビーから見える植栽帯の役目も担っている。オフィスロビーからこれらの植栽を介して外界と接することでこのロビーもまたとても居心地良い空間となっているのである。





屋上庭園から、あるルートを通ると知る人ぞ知る「物見台」なるスポットに辿り着くことができる。この空間、好奇心を持って進まないとたどり着けないし、北棟などから見ても、極めて奇異なところに存在していることが確認できて面白い。これぞ遊び心の産物と言ったところだろうか、





北棟オフィス階のカーテンウォールに取りついている換気用の装置がけっこう間近に見える。個人的にはあまり良いデザインとは思えない。もう少しマシなものに出来なあったのかなと今でも思っている。





物見台と同じく、この下の空間もまた一筋縄では行けないところに存在している。ドラクエやっていて、城とか塔の中で画面上見えているのにどうやったら行けるのかわからない宝箱のある小部屋に似ていると思う。





新梅田シティ・スカイビル方面に行くためのトンネル入口。昔はこのトンネルもっと東側の暗いところに存在していたが今では高層ビル群の袂に存在するようになった。いずれ、この地下道は撤去され新梅田シティ・スカイビル方面に行くには、西側に延伸されるであろう4車線の道路で向かうことになるのだ。そしてそれらの工事の進捗もグランフロント大阪の屋上庭園からいつでも見渡すことが出来るのである。





それにしても、この建物(街)は植栽がいろいろなところに配されていて良いなあと思う。





グランフロント大阪・北棟は低層階をショッピングモールとナレッジキャピタルという耳慣れない施設で構成されている。他に6月オープン予定のインターコンチネンタルホテルもあるが、こちらは用途的に明確に区画されているので、一般的に我々が容易に立ち入ることができるのはショッピングモールとナレッジキャピタル部分と言うことになる。南棟とは少し趣が違っていて、床や壁に紅色のラインカラーで無造作に線引きされている。





ナレッジキャピタルエリアにある低層部分の地階から最上階までの全階をくりぬいた巨大な吹き抜け空間。天井も巨大なトップライトになっている。天井から吊り下げられた垂れ幕は何気にオリンピックの金!銀!銅!的な感じがある。入賞者の国旗が吊り下げられているような感じ??





何だか蟻の巣の断面を見ているような感じがする。





屋上庭園の外周部にあるメンテナンス用のレールは芝生等のレベルと高さが合わされていて、一見するとメンテ用のレールだとはわかりにくいようなデザインが施されているのが憎いなあと思った。





北棟の屋上庭園にも南棟と同じように立派なオフィスロビーが備え付けられている。





北棟の屋上庭園から南棟の物見台を望む。





北棟と南棟を2階フロアで結ぶブリッジ。屋根はガラス状になっていて上層階からブリッジを渡る人の流れを感じることができる。





北棟からヨドバシカメラ方面を望む。





将来的には、南棟の2階の北東角の部分から阪急梅田駅方面に向けてペデストリアンデッキが延伸される予定で、その先端部が既に用意されている。





ナレッジキャピタルの巨大吹抜の天井は屋上庭園よりも上方にあって、屋上庭園のある階との部分にガラスを配置することで吹抜に対するハイサイドライト(高窓)的な役割を持たせてある。夕刻に向かう空のいろどりの変化を吹抜内からも感じ取ることが出来るようになっている。







エスカレーターの中心軸に沿って引かれた赤いライン。下階からのエスカレーターの軸線と上階へのエスカレーターの軸線がずれてても、ずれたまま軸線を繋いでいるところもまた遊び心があるというか、潔さがあっていいなあと思う。(赤いラインを引かなければ、軸線がずれていることに気がつく人なんてほとんどいないだろうに・・・)





デザイン的なイメージでは南棟の装いの方が好きだなあと思う。北棟は朝の4時まで空いている飲食店街やホテルなどを含んでるからか、ちょっと大人向けのシックな装いになっているなと思った。





一通り回れるところは見回って、うめきた広場に戻りオープニングイベントを鑑賞してみた。





オープニングイベントが終わり、帰ろうとして大阪駅に向かうため後ろを振り返ってみると何とも立派な大階段と大阪ステーションシティ・ノースゲートの豊饒なイルミネーションが我々を迎えてくれているような気がした。大阪の新しい玄関口がここに完成した感じがした。

つづく

グランフロント大阪 開業2日目の街へ行ってきた《03》 ~空中デッキ~
グランフロント大阪 開業2日目の街へ行ってきた《04》 ~屋上庭園にて~
グランフロント大阪 開業2日目の街へ行ってきた《05》 ~梅田貨物駅跡など~
グランフロント大阪 開業2日目の街へ行ってきた《06》 ~屋上庭園からの回遊性~
グランフロント大阪 開業2日目の街へ行ってきた《07》 ~オフィスエリア~
グランフロント大阪 開業2日目の街へ行ってきた《08》 ~うめぐるバス~
グランフロント大阪 開業2日目の街へ行ってきた《09》 ~飲食店&物販店~
グランフロント大阪 開業2日目の街へ行ってきた《10》 ~ホテルとオーナーズタワー~
グランフロント大阪 開業2日目の街へ行ってきた《11》 ~オープニングイベント~
グランフロント大阪 開業2日目の街へ行ってきた《12》 ~夜の表情~

グランフロント大阪 開業2日目の街へ行ってきた《03》 ~空中デッキ~

2013年04月29日 21時10分31秒 | 都市



ルクアからペデストリアンデッキ(ペレデレストリアンデッキではない)を抜けてグランフロント大阪の南棟、2階の入口に入る直前の巨大な吹き抜け空間を見えげると動物の白い牙のような柱に支えられた空中デッキを見ることができる。





ある程度の階まで上り詰めると、そこには外周部に向かってソファが設置されていて休憩をすることができるスポットになっていることがわかる。(グランフロント大阪の商業エリアには、けっこういろいろな所(しかも吹き抜けに面していたり外部に面していたりする良質な空間)にソファやベンチが設置されていて、休憩することができるのが有難い。





紀伊国屋書店から見下ろす。よーく見るとこの空中デッキ、屋内空間のように見えて直接外気と接しているのだ。直接外気と接してはいるのだが直上は屋根に、覆われているので風雨にさらされることはない。オープン2日目はGW中とは言え、お世辞にも温かいとは言い難く、長時間滞在するにはつらかったけれど今後、暖かくなってくると居心地のいい空間になりそうな感じがする。





更に上の階に進むと意外なところから空中デッキを見下ろすことができたりして、これまた楽しい空間が形成されているように思う。





けど、空中デッキにいる限りあまり建物内に目が行かず、互いの視線が交錯することはない。





それにしてもこの柱、こんなYの字で挟むようなカタチで支持しなくても構造的には良いのだろうけれども、何とも艶めかしい素敵なフォルムをしているなあと思った。グランフロント大阪イチ、野性的なスポットだと思った。

グランフロント大阪 開業2日目の街へ行ってきた《04》 ~屋上庭園にて~

2013年04月29日 20時55分20秒 | 都市



屋上庭園に出てみた。







いや、間違えた。ここは屋上庭園の1つ下のフロアのバルコニー。竪格子の上端の先のディティールを詳細に見つめることができる場所である。





屋上庭園はコチラ。





庭園と名乗るだけあって幾つもの種類の樹木や草花が植えられている。はて?良く見てみると植物たちの説明板が何だか面白いゾということに気がついた。最初は左下のQRコードを見つけて「今どきやなぁ!」と感心していたのだが、そのうち・・・

わたしは、
平戸躑躅です

と自ら名乗った後に、それぞれ一言スピーチをしているではないか!!
で、面白がって見ていくと









みんな、それぞれ個性があって楽しいことに気づく。
たまに、群生している方々は





こんな風にまとめられていたりするけれど、





それでも何だか楽しくってプレートばかり見て回っていたら





そういえば、主人公の植物さんたちが全然目に入っていなかったことに気がついた。。。





けっこう珍しそうな草花もたくさん植えられていて、見ているだけで楽しい気分になってくる。





庭園の外周にはメンテナンス用のレールが敷かれているのだが、ここに設置されているレールはデザイン的に全然目立たないようなしつらえになっていた。





出隅と入隅部分の曲線も美しく、







レール中央に敷かれているグレーチングに職人の技を感じるのは私だけだろうか。





スカイビル越しの夕景が美しく映えるスポット!!しかも高いガラスフェンスも無いのので写真が撮りやすいのが嬉しい。淀川花火の時は入場禁止になりそうやね。。。

グランフロント大阪 開業2日目の街へ行ってきた《05》 ~梅田貨物駅跡など~

2013年04月29日 13時55分34秒 | 都市



グランフロント大阪の西側には梅田貨物駅跡がある。





「跡」というのは先月をもって駅の扱いを取り止めたのである。街開きしたばかりのグランフロント大阪も元々は梅田貨物駅の一部で、駅の機能を一部移転&縮小することによって先行開発エリアとして用地が確保されて開発が進められていたもので、今後は第2期開発エリアとしてこの広大な敷地が開発区域として変貌を遂げることになる。できることならば、二期エリアはうめきた広場の流れを汲んで、せめて南側だけでも緑地&広場として開発を行って欲しい感がある。





ちょうど、この道路の真下辺りに、現在、新大阪駅から大阪環状線を経て天王寺方面に至る特急「はるか」や「くろしお」用の地下駅が設置されるのだと思われる。当該駅はJR大阪駅の一部として地下駅が新設されるものである(東京駅でいうところの横須賀線ホームや京葉線ホームみたいなイメージ)。グランフロント大阪の「うめきた広場」の一部地下通路も、駅方面に続くであろう盲腸のような行き止まりの通路がすでに設置されている。





大阪ステーションシティの駐車場が上方向に増築を行っているように見える。おおぉ!!





ここの交差点もゆくゆくは右手側の南行き2車線の隣に北行き2斜線が作られ、更に西行きの道路も新規で築造されて、また大きな(というか「うめきた」開発区域の中心の)交差点になる予定なのである。その頃には、スカイビルに行くための地下トンネルは廃止されてきっと地上の通路が建設されていることだろう!!





ヨドバシカメラの北側にある青空駐車場部分もヨドバシカメラ2期店舗棟の建設が決まり、その北側の道路も都市計画施設として拡幅整備中で阪急梅田駅を抜けて道路の整備が行われつつある。これからの街の変貌とその行方が楽しみである。

グランフロント大阪 開業2日目の街へ行ってきた《06》 ~屋上庭園からの回遊性~

2013年04月29日 13時32分38秒 | 都市



屋上庭園を楽しんだあと、『さぁて、どこから降りようかなあ、今やってきたところに戻るのはつまらないなぁ』と思ったアナタ、この施設は他のところから降りるルートが幾つか用意されているので是非「探検!」することをお勧めしたい。





しかもそのルートは単なる垂直移動だけでなく、想像もしなかった場所へ我々を連れていってくれることだってある。





決して無機質な裏ルートではなく、見晴らしの良い展望スペースになっていたり、飲食店のテラス席も前を歩いたり、





プチ屋上庭園のようなスポットに出たり、何というかドラクエのお城の中をぐるぐると廻っているような気分になって楽しい。いつかきっと珍しい宝箱や魔法の扉を見つけてしまいそうな、そんなワクワク感を感じることができる。





行きたくても行けないようなスポット、いつの間にか行ってしまったスポット。そこには街の賑わいと抜けるような眺望という宝箱が落ちているのである。

グランフロント大阪 開業2日目の街へ行ってきた《07》 ~オフィスエリア~

2013年04月29日 13時18分32秒 | 都市



低層階の商業エリアの上に、そそり立つガラス張りのビルディングがオフィスエリアになっている。





オフィス関係者はまず1~2階のオフィス専用の出入口から入館証を電子認証パネルにタッチしてオフィスエリアに入り、そこからエレベーターで屋上庭園のある階まで昇る。このエレベーター、昇降路は昇降口側も外側もガラス張りだが、カゴは全面ガラスが無い作りとなっていて阪急百貨店の直上にある新オフィス棟のオフィスロビーに一階から上がるためのエレベーターと同じカタチやなあと思った。





オフィスロビーは屋上庭園に対してもガラス張りになっている。屋上庭園にやってきた一般の人間が立ち入ることができる屋上庭園と同一階にあるバーやカフェに近接する部分に出入口があったりもして、





商談ヤラ休憩ヤラと称して、こういった商業施設を普段使いしたりするのだろうなぁと思ってみたり、





また平日の昼休みには、ヒトが少なくて緑豊かな屋上庭園に出て、さわやかな風の下でお弁当を食べたり読書をしたりするんやろうなぁと思うと、『わぁー、オサレー』ってかなーり羨ましく感じた。

グランフロント大阪 開業2日目の街へ行ってきた《08》 ~うめぐるバス~

2013年04月29日 12時56分51秒 | 都市



うめきた広場の西側に停車する1台のポンチョ。グランフロント大阪を中心に梅田の主要スポットを10分おきに周回する「うめぐるバス」である。





運行間隔は10分おき、乗車運賃は100円。1日乗車券は200円とかなりリーズナブル。





鮮やかな黄緑色は、目を引くようなアクセントになっていてとても良いなあと思う。坂バスも「もりあおがえる」にちなんで、こういう可愛らしい色で走ったらいいなあと思う。





車両のやりくりの加減か、はたまた、積み残しが多かったためか不明だが、阪急バスの車両が「うめぐる」の表示をして走っている。





ちなみに「うめぐる」の運行は阪急バスが行っている。





乗り込み口横の電光表示のイラストがかわいらしい。





小さな車体で梅田の街をぐるぐる回るだけなのに、愛らしくグランフロント大阪の宣伝になっていそうなので、上手いやり方だなぁと思った。

うめぐるバスの運行マップ
反時計回なのは、阪急村からグランフロント大阪への好アクセス化するのが狙いなのかも。

グランフロント大阪 開業2日目の街へ行ってきた《09》 ~飲食店&物販店~

2013年04月29日 00時37分50秒 | 都市



お昼ごはんは、クレープリーでガレットを食べたいと思っていたら、直前に妻から「2店舗あるけどどっちにするの?」と聞かれたのだが、あいにく地下1階の店舗しかリサーチしておらず、地下1階のクレープリーに入店。入口で案内の人からは「入店できるがオーダーから出てくるまで15分くらいかかる」と脅かされたが、グルグル歩きまわっても、さすがにオープン2日目にすんなり入れる店なんて無いと思っているので入ってみた。すると、15分どころかものの5分程度で出てきたのだが、オーダーしたドリンクの紅茶について「レモンかミルクかストレートか?」と聞き忘れたり、『食後』と言ったにも関わらず食中に出てきたり、カトラリーかごの中にナイフが一本しか入っていなかったりと多少の混乱はあったもののほぼ快適に食することができた。





ガレットと言えばシードルが定番だが、店内にある壁画のオッサン共はなぜか葡萄酒のようなものを飲んでいる。いいのか??普通、ガレットと言えば円形の周囲が4方向から中心に向かって折り畳まれ、正方形の体を為して出てくるものだと思っていたが、ここのガレットは何だか不思議なカタチで出てくるなあと思ったけど、この壁画のガレットは、そう、半分に折り畳まれているではないか。はて?こういう出し方も定番のスタイルなのだろうか?次回はここではない、もう一つのクレープリーでガレットを食してみたいと思う。





グランフロント大阪・南棟の某所から北棟の某所を捉える。まるで渓谷の壁に穿たれた穴の中にあるレストランのようにも見える。いつか行ってみたい。





北棟の6階にある近畿大学水産研究所。ここはオープン初日かに近大OBの赤井英和がオープニングセレモニーを兼ねてやってきたとか。単価は相当高いが、一般的な刺身は天然ものよりも養殖ものの方が脂が載っていて美味いと聞いたことがあるので、かなり興味がある。店の前は2スパン分くらいの長い列になっていて、並ぶ気も無いのに最後尾の案内を出していた店員さんに「どのくらいかかるの?」て聞いてみたら、苦そうな顔をしながら「2時間くらいですかねえ」と答えてくれた。それでも、人々は並ぶのである。ここもいつか食べてみたいお店の一つである。





この辺りは、朝の4時まで空いているという眠らない飲食店街。壁や天井が全体的にダーキーな色調で統一されていてオトナな感じがする。一度、オールナイトで頑張ってみたいところである。(今となっては、持て余す程の体力と金と時間が必要・・・しみじみ)





北棟の5階にあるカツミ模型。店先のショーケースの中に展示されてある数々の鉄道模型に通りすがりのオジサマ型が吸い寄せられていく。それはまるで屋外に吊るしてある水色の蛍光灯でバチって感電死させられる羽虫たちのようにだ。(私もその羽虫の一匹であるのだが・・・)で、店内に足を踏み入れるとさまざまな鉄道模型のパーツが売られている。パンタグラフだけのキットや天井に載せられている室外機のセット、それN台車のセット、それがたったの1両分だけのものなのに1セット2000円前後するのだから驚きである。またNゲージと違って大きなサイズの模型は、それだけ精密に部品を作ることができ、よいうことは車両ごと・・・例えば鉄道会社や鉄道の型式ごとに異なったカタチの台車や室外機がショーケースの中に並んでいるのである。妻が「女子のビーズと一緒みたいな感じ」と言ったが言い得て妙だなあと思った。何度か手芸のユザワヤ等に足を踏み入れたことがあるが、ビーズコーナーのショーケースには同じようなビーズがギッシリと並んでいるけど、正直言って、あっちのビーズとこっちのビーズの細かい違いなんて、サッパリわからないからね。そのあと、妻が「まるで女性フェロモンに吸い寄せられる男子のよう」と表現したが、「いや、ここに吸い寄せられる殿方たちは、一般的に女性フェロモンを察知しにくい種類の人たちだから」と注釈を入れておいた。まるで子供に戻ったかのように笑顔でショーケースに見入ってしまっていた自分自身への自戒(?)の念をも込めて(笑)

グランフロント大阪 開業2日目の街へ行ってきた《10》 ~ホテルとオーナーズタワー~

2013年04月29日 00時03分54秒 | 都市



ナレッジキャピタルの巨大な吹き抜けから北側に伸びる吹き抜け。ナレッジキャピタル中央の吹き抜けは白と黒、そして赤が基調色になっているが。こちらは暖色系のエレガントな色調の照明で調光されている。右手の壁面の一階が6月にオープンするインターコンチネンタルホテルへの入口になっている(ハズである)。吹き抜けの向こう側にはマンションの低層部分が見える。当然入居が始まれば入居者の生活の灯が見えることになるが、逆に入居者は毎日、グランフロント大阪の吹き抜けのエレガントな照明とその中を行き来する人々を目にすることになる。ここに住むということはそういうことである。個人的には一度、住んでみたいなあと思う。





ホテル棟とマンション棟(オーナーズタワーというらしい)は意外に近接しているように思う。





延々と階下に続く階段。『屋上庭園からの避難経路?』て思ったけれど、もしかしたら『オフィス棟(北棟)からの避難経路なんやろか?』とも思ってみたり。。。





ホテル棟の中層&低層階はオフィス用のフロアだけれどもオーナーズタワーの中層階はモロにホテル棟と視線がぶつかるような気がする。





途中でデザインが切り替わる部分より下がオフィスフロアで、それより上がホテルフロアなんやろなと思う。このホテル一階泊ってみたいなぁ。。。