まっしゅ★たわごと

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フランス紀行2010【1】~往路 エールフランス シャルル・ド・ゴール2~

2010年06月29日 23時26分10秒 | フランス



3度目のフランス旅行に行ってきた。3度も行っているにも関わらず、ろくにフランス語を話せないどころか英会話能力の危うい私にとって、海外旅行初体験の妻を無事に連れ帰ってくる自信が無いので、今回は初のツアー参加という形を取ってみた。今まで何度も海外旅行を経験しているのだが、実はツアーの参加は初めてで、いろいろと戸惑うことがあったりして、それはそれで楽しめた旅行だったように思う。





関空からの直行便指定ということで、エールフランスに乗る。機材はエールフランスなのに、おしぼりにローマ字で「OSHIBORI」とあったりするのは、日本航空とのコードシェア便だからなのかなあと思ったりもする。





イヤホンのピンは2ピンなのに、イヤホンの差し込み口は何故か1ピンに・・・はて??・・・わけがわからずキョロキョロしていると隣の席のおじさんがこうやって、下のピンを一本折り曲げてたので謎が判明した。ああ、そういうことだったのね。





そんなことをバタバタバタとやっているうちに、おつまみの配布が始まる。個人的には、このおつまみは毎回見たこともない感じのスナックが配られるので大変楽しみなのである。で、今回は、お魚や




人の顔のカタチのビスケットが入ってたので、同じ袋に入っていた茶色いスナック菓子で





こんな風に・・・





遊んでみた。。。





メインの機内食はチキンパスタである。以前フランクフルト行きのルフトハンザに乗った時のパンは日本製のロールパンだったのだけど、今回はフランスパン風のコッペパンだった。コッペパンは大きなボックストレイに縦向きに刺したまま持ってくるのが何だか可笑しかった。外気温に比べても異常に寒い機内の中で身が凍てつくような悪寒を感じ、毛布を2枚もらい体にぐるぐる巻きにして臨んだ機内食は、ホットドリンクを所望するもこの時間の提供は「ミソ」しかダメらしくて仕方なくミソスープを頂く。なぜミソスープなのかは、もちろん日本航空とのコードシェア便だからなのであろう。ちなみにこのミソスープ、西欧のスープみたく具の一切ない、まんまのスープであった。





そして更に日本航空とのコードシェア便であることを物語るアイテムがこれ。最初このパッケージを見たときに「うどんです」にある地方の方言を疑問形な感じで付け加えて「(これは)うどんですかい?」というチュートリアル(←本来の意ではない。中途半端にリアルであるという私的造語)な商品名だと思ってたのだが「UDON de SKY」というフランス語で言うところの「空のうどん」を意味した商品なのであることに気が付き、ちょっと笑ってしまった。ちなみに、割り箸は何故か日航ではなくエールフランスであるところも微妙に面白い感じ。





かまぼこのイラストはわかりにくいけどJAL機。。。食べかけゴメン。今回のフライトでいちばん関心したことは実はこれなのだ。機体のいちばん後ろは通常トイレスペースだと思っていたのだが、そのスペースを開放し、セルフサービスでジュースを飲んだり、サンドイッチをもらったりできる上に、担当キャビンアテントが用意してくれているお湯で「カップうどん」なるものを食することができるサービスを行ってくれているんである。長いフライト中、小腹が減ったときの夜食になり、けっこうたくさん利用している人たちがいたように思う。嬉しいサービスである。





12時間半のフライトに耐えてシャルル・ド・ゴール着。毎回思うのは「何てシベリア大陸はデカイんだ!」ってこと。過去2回のパリは共にスターアライアンスメンバーの航空会社でターミナル1だったが、今回は初のターミナル2Eより上陸。





フランスは古今問わず曲線の使い方がものすごく美しいなあと思う。





手荷物は、ベルトコンベアーで運ばれてくるも、ここで一旦ツアー専用のカートに山盛り積まれツアー用のバスに運んでくれるのでら楽ちんである。しかし、豪快な盛り方である。





空港をバスで出発したツアー客20数名と添乗員1名、そして現地係員1名の乗ったバスは1日目の宿泊地であるラ・デファンスにあるホテルへ向かうのであった。

つづく


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