まっしゅ★たわごと

街歩き、建築、音楽、フランス、それに写真の話題を少々

くらくら倉敷紀行【10】倉敷駅雑感

2019年05月22日 00時00分22秒 | 都市


倉敷駅南側駅前ロータリー。バス乗降スペースは島式配置になっていてそれぞれの島が階段とエレベーターでペデストリアンデッキにて接続されている。地下道とも階段で接続しているようだが、こちらは階段のみでエレベーターは着床しない。更に地下道は駅との接続は無く東西のビルと市街地側とのみの接続であるらしく、ちょっと使いにくそう。



倉敷駅北側駅前ロータリーは南側の昭和チックな感じと比べ、幾分垢抜けた感があり、もしや倉敷チボリ公園と何か関係があるのでは無いかと思いwikiを覗いてみることにした。年表的にまとめると、、、

1997年(平成9年) - 倉敷チボリ公園の開園にあわせ北口駅前整備が竣工。
2007年(平成19年) 3月21日 - ホームにエレベーター設置。
          5月20日 - 自動改札機導入。
          9月1日 - ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。

2008年(平成20年) 12月31日 - 倉敷チボリ公園が閉園。
2010年(平成22年) 11月 - ホテル倉敷が営業終了。
          12月 - ルブランが営業終了。

2011年(平成23年) 11月25日 - チボリ公園跡にアリオ倉敷が開業。
          12月1日 - チボリ公園跡に三井アウトレットパーク 倉敷が開業。

2013年(平成25年) 2月 - 駅ビルの8階から3階を減築解体する工事が着工。
2015年(平成27年) 3月 - に駅ビルの減築工事が竣工。
          4月27日に「サンステーションテラス倉敷」(さんすて倉敷)が開業。

となっているらしい。



ちなみに倉敷駅の乗降客数は岡山県では岡山駅に次ぐ2位で、中国地方では広島駅、岡山駅、福山駅に次ぐ4位になるらしい。



少し南口の様子を振り返ってみる。



倉敷駅の西側に隣接する、茶色いビルは「くらしきシティプラザ西ビル アパホテル<倉敷駅前>(旧倉敷ターミナルホテル)」で水島信用金庫倉敷駅前支店、倉敷観光案内所、倉敷駅前郵便局、倉敷市役所倉敷駅前連絡所、みずほ銀行倉敷支店などが入居している。



倉敷駅の東側に隣接する、白いビルは「くらしきシティプラザ東ビル 天満屋倉敷店(2008年3月29日開店、旧三越倉敷店)」で、中国銀行倉敷駅前支店、倉敷ステーションホテル、マルナカ倉敷駅前店(旧ダイエー倉敷店)、ふるいち仲店などが入居するらしい。

ちなみに駅南を通る国道429号は旧国道2号であるらしく、岡山県倉敷市を起点とし京都府福知山市に至る一般国道であるとのこと。

調べてみるといろいろな発見があって面白かった。

つづく
くらくら倉敷紀行2019(まとめ)

久方の宝塚!久方のタカラヅカ!!

2019年05月15日 08時44分52秒 | 都市


阪急宝塚駅を降りると2階コンコースの柱には宝塚歌劇をイメージしたデザインシートが貼り付けられている。改札を出ると床にも同様のデザインシートが敷かれている。



これら統一デザインのアイテムたちは花のみちの入口まで続いているが、これらが前回の観賞時もあったかどうかすら覚えていないほど来ていないのだなと思った。



花のみちから先の景色は、けっこう変わってしまっていて、



以前来た時には、まだ宝塚ホテルの移転新築工事は着手されていなかったように記憶しているので、躯体工事が終盤を迎え、屋根工事まで取りかかっているのを見ると月日の流れを感じずにはいられなかった。



宝塚ホテルの全貌がわかるのはこのアングル。花のみちの途中にあるデッキからホテルを望むと



こんな風に見えるので、竣工時の建物探訪が楽しみである。



ここも撮影スポットになったりするかも。



何基ものクレーンを導入して絶賛工事中のホテルは2021年くらいの完成を目指しているとか目指していないとか。



たまたまクレーンで吊り上げていたもの。



おそらく、最上階の窓上部の装飾庇だと思われる。



宝塚歌劇場の屋根も現在、大規模修繕中なので完成時には綺麗な屋根のスカイラインが出来るのだろうね。





向かいの「花のみちセルカ」もどことなくタカラヅカスタイルのデコラティブな建物なので、





ホテルが完成した暁には一体の阪急村が完成しそうである。



そうなるとセルカの低層階にある店舗群の未来も少し明るくなりそうかな。



てな訳でようやく宝塚歌劇場に到着。



歌劇場敷地内からホテル方面を望む。歌劇場の外壁も補修工事の仮囲いがあるので今一つパッとしない。。。再訪時に期待!



ちなみに今回の演目はコレ!!



劇場名物(?)のオムライスをば。(あえて)中がとろとろでは無い風に仕上げた玉子焼きは、絶妙なふわふわ感を醸し出していて、しっかりとした玉子の味で美味しかった。時間短縮のためかチキンライスに巻いていないところがまた面白い。



今年で105周年記念らしく、いたるところに「105」の文字が印字されている。



第105期 初舞台生の一覧。今日の口上を述べる子たちのところには赤い花が付いている。このなかに松岡修造の娘(なんと!小林一三のひ孫!!)がいるらしい。

<おまけ1>


チケットにQRコードが導入された。確かにこれだと取りこぼしがないし、データ取るものも楽だし、何より改札が早くなって入場がスムーズになったのが有り難い。

<おまけ2>
タカラヅカと言えば一般的にベルサイユのバラ的な古き良き時代の西欧諸国の物語をイメージするのが一般的であるが、実は現代劇も面白いと思う。今回は現代の欧米諸国を舞台とした物語。「インスタグラム」というセリフが出てきたり、コンピューター解析とかいう分野が出てきたりするのだが、これらのアイテムをいかにタカラヅカに落としこんでいるのかが面白かったりもする。特に、いちばん好きだったのがインターフォンのくだりである。これを文章に起こすのも大変な作業だし、何よりもネタバレになってしまうので割愛することにしよう。

新神戸駅下りホームドア設置前夜

2019年04月10日 22時57分53秒 | 都市


先日、関東方面からの出張からの帰りに新神戸駅に降り立つと、ホーム上に何やら見慣れない物体があるのを発見。



その隣にはグレーの金属の箱体があるのも確認。
上りホームには既に設置が終了しているホームドアの部品たちである。



カバー部分をこんな風に見るのもこれが最初で最後なんだろうね。(しかも新幹線ホームの部品なんて!)



なんか、いろいろレア過ぎて嬉しい!!



コレに吊るした状態で線路側に移動させてから吊り下ろして所定の位置に設置するのかな。



部品は各所に分けて置かれている。博多寄りのホームはコンコースに降りる階段やらキオスクがあったりと狭いので、新大阪寄りのところに仮置きしているのかなと思ってみたり。



下りホームでも一部スライドドアが設置されているところもあったりする。



ここは扉がない個所からグリーン車付近かな?



資材たちは、上りホームドア工事のときと同じように、階段に仮設のスロープを設けて上げ下ろししているようである。
次回の出張は6月はお休みして8月予定なので、その頃はもう下りホームのホームドアも本格稼働していることだろう。

開森橋は10月16日から仮橋に切替予定とな!《序》

2015年10月12日 22時16分02秒 | 都市


用があって阪急芦屋川駅にて下車すると、近くの道路看板に「《予告》平成27年10月16日 午前5時に開森橋から仮橋に道路切替を予定しています」という看板がルのを見つけた。そういえば、



今年の正月に開森橋の南隣で河岸の一部を掘削している工事現場に出くわし、写真を幾つK撮っていたことを思い出した。



掘削状況から見て、掛替用の仮橋でも作っているのかなと思っていたのだけれども、



あれからずいぶんと工事が進んでいたようである。



ちょうど、ここのところに仮橋が設置されているわけだけれども、仮橋は撤去時に河岸も復旧されるから良いとして、我々が通学時に利用していた橋が架け変わってしまうのは少し寂しい。




当時、まだ着手されていなかった西岸も



立派な仮橋と仮橋を往来する車両や人のための信号機の設置がなされていた。



切り替え後は、速やかに開森橋の解体工事が始まるのだろうけれど、やっぱり寂しいなと思う。
開森橋は10月16日から仮橋に切替予定とな!《壱》





開森橋は10月16日から仮橋に切替予定とな!《壱》

2015年10月12日 22時15分32秒 | 都市


工事の完了予定は1年後の平成28年7月末頃。



仮橋は橋脚を作らず両岸で持たせる作りになっている。川面からそれほど高くない位置に下端があるけれど、



水位が上がったら大丈夫なのかなとも思ってしまう。それに・・・



阪神風水害の石碑も柵に括りつけられて



少し息苦しそう。墓石ではないから祟られることはないだろけれど、ちょっとなぁ。。。





1年で撤去する仮橋はけっこう頑丈に作られている感じがするが、ここはバス道だし、最大で4台のバスがこの橋の上を走行し信号待ちをすることを考えると妥当なのかもね。



ちょうど開森橋のバス停があったところらへんかな。



工事の進捗状況はこんな感じ。



仮橋は既存の橋よりも心なしか大きい風にも見える。



仮橋の北側にある既存橋との位置を見るべく、バスが橋を渡っているところをカメラに納めてみる。



確かに、仮橋は大きいけれど、南側歩道が大きく確保されているところを見ると、既存開森橋の北側にかかっている開森人道橋を工事に伴って一時通行禁止にすることもを想定しているのかなとも思ってみたり。



更に、右側の1/3~1/4くらいのスペースは施工作業スペースとして活用するみたいなので、案外車両の通行可能なスペースは狭いのかもしれない。



既存橋と仮設橋との高さ位置関係はこんな感じ。
開森橋は10月16日から仮橋に切替予定とな!《弐》

開森橋は10月16日から仮橋に切替予定とな!《弐》

2015年10月12日 22時15分15秒 | 都市


バス停休止の始期が平成26年12月1日からということは、平成27年の元旦に見たあの風景は工事開始してからすぐの光景であったのだということである。この案内のすぐそばに、既設橋・仮橋・新設橋の平面図と断面図が描かれていたので撮ってみた。





既設橋
車が3台並ぶことができる。形態的に3期に分けてされていたことを知る。断面的に橋の構造が違うことも知れて興味深い絵である。





南側の歩道と北側の工事スペースに挟まれ車両は2台しか並ぶことはできない。この橋は、阪急芦屋川から山手町方面に進むバスと山手町方面から阪急芦屋川に向かうバス、それにJR芦屋方面から阪急芦屋川に向かうバスが行き交い、また同時に山手中学校方面に進む一般車両も多いので朝夕の通勤通学の時間帯には渋滞必至の橋なので、工事期間中は渋滞がさらに長くなりそうな予感がするよ。





架け替えであって、拡幅はしないのだなという印象が一つと、今まで低すぎであった欄干が高い位置になっているなと思った。けど、新しい橋の完成予想図とか掲示されてないけどどんなんになるんかな?



とまあ、いろいろ妄想が膨らみつつも、



もうこの橋も見納めなのだなと思った。



開森橋から仮橋を望む。



西岸から開森橋を望む。



この低い欄干もまた懐かしい。



昭和28年に架かったことを示す銘板。



今では当たり前の風景だったけど、良く見ると古い橋なのね。かれこれ60年以上まえに架かった橋。



ちなみに開森人道橋は平成に入ってから掛け替えられてしまっていて、当時の趣なんかコレっポッチも残っていない。
開森橋は10月16日から仮橋に切替予定とな!《参》

開森橋は10月16日から仮橋に切替予定とな!《参》

2015年10月12日 22時11分09秒 | 都市


開森橋の南西側には「昭和38年に拡張された」ことがわかるの銘板がはめ込まれていた。



銘版は「架」と「拡」のものはあるけれど、肝心の名称の看板が無い。解体に向けて、偏執狂的なマニアに盗まれんとして先に剥がしたのか、もしくは既に偏執狂的なマニアに盗まれた後なのかは定かではない。



西岸から仮橋を望む。これから仮橋供用開始までの間に白線が引かれるのだろうね。



そして調整中の信号機。



現在の信号機はしばらく休眠させるのか、もしくは一次撤去するのかな?





来年の正月あたりには、供用開始されているであろ仮橋と、解体済みとなっているであろう開森橋を見に来るとしようか。



以下、おまけ





西岸から見た仮橋。
おしまい

大阪と構想

2015年05月17日 00時58分18秒 | 都市
大阪都構想の選挙いよいよ今日。大阪市民でも大阪府民でもないので直接関係ないことなのだが、客観的に見て二重行政なんてホンマにあるんかいなと思って見ている。大阪市と同じ政令指定都市に住んでいて神戸市に暮らしていて兵庫県との二重行政による不都合をあまり感じたことがないからなのだろう。

大阪市を解体してどれほどのメリットがあるかと考えてもあまりメリットがあると思えない。客観的に・・・大阪市営地下鉄やらバスは大阪府営バスになるの?府営交通になったら、大阪市内に縦横無尽に走っている不採算路線なんか真っ先に消滅するのだろうね。いくら元大阪市民がその重要性を唱えても府のお金だから、茨木市や貝塚市や能勢町など周辺市町村の人はどう思うだろうね。

建築のことでいえば、大阪市の建築指導課は現在市役所庁舎にしかないけど、特別区になったらどうなるの。東京特別区では建築指導課は各区に設置されていて各区ごとに課長・係長・吏員・事務、付随して監察課とかが配置されているから、それに倣うなら人員も箱も単純増なのだろうね。逆に、現状において大阪府の建築行政とと大阪市の建築行政は二重に無駄なことをやっているかというとそんなことは無くって、ウマい具合に住み分けされている。だから、むしろ特別区に分割した方が無駄が増えると思う。

もちろん、全てがそうなるわけでもないし、また一部は本当に二重行政的なものもあるのだろう。ならばその一部のカテゴリーを府と市で協議して条例をお互いに改正して二重行政になっているところを改善すればいいだけのことじゃないのかなと思ってしまう。けれど、それも素人の私には想像の域を出ない。

明日選挙権のある人たちも本当のところ、根っこのところの良し悪しは想像でしかシュミレーション出来ていないのではないかなと思ってしまう。ま、大阪市民でも大阪府民でもないので、コレは近隣県民の独り言みたいなもの。でも、選挙結果は気になるなあ。どういう結果が出るのかな。

解体中の新阪急ビル

2015年01月29日 21時22分47秒 | 都市


ひと月以上前から外壁がすっぽりと覆われて、その囲いの中でナニが行われているのか、サッパリわからなかったのだけれども最近になって、しきりに廃材を搬出するための大型車両がゲートを出入りするようになったので、中の様子を窺えるチャンスがたまにあるのだ。



既に2階の床を支える梁が2階の床と一緒に撤去されているのがわかる。きっと階段やエレベーターなどのシャフト部分を通じて一番上の階から順に廃材を下ろし、その場所から南側ゲートに至る経路を確保するために梁と床を撤去しているのだろうね。



大型車両がゲートのすれすれを通って出入りしている。たまに『ビルの解体は爆破すれば簡単なのに』とも思うけれど、爆破することで近隣に与える影響を考えるのであれば、そういう形態の解体方法というのは、なかなか難しいことなのかなあとも思った。