朝から体調が不良だったのに昼から急な仕事を振られて、ついに発熱と頭痛が激しくなってきた。仕事がハカドラナクなってきたので、仕方なく頭痛薬を服用し何とか仕事を終えた。今日の心づもりとしては19時退社を目指していたが、その願いは叶わず・・・それでも何とか仕事をやり切り早々に退社し職場最寄駅の阪急三宮駅に辿り着いた。着いてすぐに電車が出そうだったので階段を駆け上がってみると、いつにないほどの車両の光沢と見慣れない窓の並びと車両番号が目に入った。『もしや1000系』と思ったその刹那、ドアが閉まる音がしたので慌てて飛び乗った。というわけで、すんでのところで発車間際の1000系に乗ることが出来たのである。何と今日から阪急の1000系が神戸線で走り始めたのである。(午前10時梅田駅で出発式があったとか。。。)職場から駅までを歩く間に『帰りの電車に偶然乗り合わせたらラッキーやなぁ』って思っていたけれど、まさか1000系に当たるなんて思っても見なかっただけに、かなーり嬉しかった。
嬉しいついでにスマホで社内を撮影。デビューの日くらいスマホで社内撮影してもいいだろう。偶然乗り合わせた他の乗客たちの間からも「1000系」「1000系」と囁きが聞こえてくるのが何気に面白かった。しかしまあ、さすがに通勤電車内の客がいる方向にカメラを向けることはできないので限定的な絵にはなってしまうのは仕方のないことである。9000系の液晶画面は四角いのが2つ並んでいたけれど、1000系の液晶画面が横長になっていて非常に見やすかった。しかも画面が明るくて表示内容もすごく上品!!
車内の壁側の広告は、全て歴代の列車の写真と解説を載せていて、
ドア上の一部のパネルとつり革広告には1000系の宣伝がされていた。オール阪急(決してオール阪神ではない)的なところが祝賀ムードのお祭りみたいな車内になっていてドキドキした。
自宅最寄り駅を出発する列車を撮ってみたら前方がグニャリと曲がってしまった。。。。
デビュー前から一部ネットなどで9000系の廉価版と称されていたが、確かに車両と車両の間の貫通扉の仕様とか外観デザインとか見ると廉価版かなあという部分も否めないけれど車内にいて走行音も静かな感じがするし、全体的に阪急電車のいい意味での上品さについては継承されているので良い感じだなあと思った。新車発表のパース画を見たときの絵面から感じた印象では9000系を小ざっぱりした感じに散髪したように思ったけれど、実際に三次元の物体として見てみるとそんなに悪くないし、ドア間の窓が9000系の2分割の窓から従来の口の窓を踏襲するカタチの3分割(車両の連結部側は2分割)に変更された。阪急の車体のデザインはこの窓の並びの方がとてもしっくりくると思うのでとても良いことだと思った。ともあれ今後、これが量産化されると今度は旧型車両が淘汰されていくことになるのだろうなあと思うと、それはそれでちょっぴり悲しくなったりして複雑な感じである。
とにかく新生1000系デビューの日に偶然乗り合わすことが出来たのは本当にラッキーやったなあと思った。