【今年のマイベスト書籍】・・・『「兵士」になれなかった三島由紀夫』
昨年に引き続いて三島由紀夫繋がりになってしまった。他にもいろいろいたのだがいろいろな面において衝撃的だった本著がいちばんなのかなと思う。来年はネットに費やす時間を減らして、何年かぶりに小説に手をだしてみたいなあと思っている。
【今年のマイベスト建築】・・・『国立新美術館』 設計:黒川紀章
名古屋のスパイラルビルと迷ったけど、アレは未だ完成していないので、こちらの建物にしてみた。氏の存命中には全く興味を示さず、氏の訃報を聞いて急に行きたくなった建物。どの時期に見ておくべきだったのかは、よくわからないが食わず嫌いの思い込みであったことが判明。
【今年のマイベスト旅行】・・・『プロジェクト×(ペケ)in カナダ』
まだ一年しか経ってないのかと思った。もっともっと昔に体験したことのような思い出がいい感じに記憶になって脳内を浮遊しているからである。来年もアラスカに行く計画を密かに企てていたのであるが、年末にちょっとした出費があったので今回は行かないことにした。
【今年のマイベストテレビ番組】・・・『華麗なる一族』
これは、かなりハマった。地元の銀行や三宮界隈・そして芦屋が原作の舞台になっているからである。だがしかし、東京資本の民放局の作るドラマには関西の匂いも臭いも全く漂って来なかった。そのミスマッチがまた良かったのか?若しくは北大路欣也の目ヂカラにやられたのか?
【今年のマイベスト歌謡曲】・・・『Beautiful World』宇多田ヒカル
気がつけば、あまり歌謡曲を聴かなくなったような気がする。現在、朝はいつもFM802を掛けているのだが、J-POPがあまり心に響かなくなってきた・・・心の老化現象のはじまりだろうか??
【今年のマイベストコンサート】・・・井上道義指揮『ショスタコーヴィチ:交響曲第7番』
今年は、これ以外考えられないというほど良かった。
ニヤニヤニヤニヤ・・・。
【今年のマイベストショスタコーヴィチ】・・・井上道義指揮『ショスタコーヴィチ:交響曲第7番』
ショスタコ関係の名盤CDをイロイロ買ったけど、ライブにはカナウマイ。
ニヤニヤニヤニヤ・・・。
【今年のマイベスト音楽】・・・キース・ジャレット作曲『The Köln Concert』
この楽曲との出会いもまた印象的で忘れがたい記憶の一部となっている。
だから、この曲を聴くたびに私は雨を思い出してしまうのである。
【今年のマイベスト映画】・・・『魍魎の匣』
今年は「パヒューム」やら「舞妓Haaaan!!!」やら「殯の森(もがりのもり)」やらを見たのだが【マイベスト】というのには、どれもインパクトに欠け、うーんって感じだったけれども、『魍魎の匣』はこれらよりもエンターテイメントという観点から充分に楽しめた映画であった。これは正直言って、続編も同じキャストで作って欲しいところである。
【今年のマイベスト恐怖体験】・・・『突然の侵入者!!対峙、そして退治』
ああいう体験は最初で最後にしたいものである。
ま、でも、魍魎とかではないので、まだいいのかもね。
【今年のマイベスト出来事】・・・『春だ!車を放て、家を出よ!!』
きっと、この記事が初出のはず。
やってみると意外に簡単に出来るものであることを発見。
ただ、気を抜くと堕落生活に陥りそうになる誘惑もある。
特に、冬場の朝の目覚ましの鳴る時間に悪魔の囁きが聴こえて来るのだ。
【今年のマイベスト写真】・・・『想像力を超える嵐に創世の情景を見た』
魔法のカメラシリーズはどれも気に入っているのだけれど、あれは結局のところ邪道な撮り方をしているので、真っ当な撮り方で撮ったものとしては、これがいちばんということになる。大体いつも、その年の気に入った写真を翌年の年賀状の写真にしているのだけれど、今回ばかりは、雷の写真はあまりにもどうかと思い、泣く泣く別の写真にしている。
もし良かったらポチっと→