まっしゅ★たわごと

街歩き、建築、音楽、フランス、それに写真の話題を少々

今日は昨日より7度も低いのだ

2007年12月30日 19時27分09秒 | ぶつぶつ

 

 

年の瀬になると

忘年会とは別に

懐かしい顔と再会する機会が増える

 

 

今日もまた、古い友人と会う

 

 

友人は私にドラマのような身の上話を

私に聞かせてくれた ごちそうさまでした

しかしながら、私にはドラマな話はない

 

 

かわりに

他の友達のドラマな話をしてあげた

 

 

ドラマの渦中にいる人は

主人公が自分

ということには気がついていない

 

 

だがしかし

 

 

ドラマな世界を求めて 欲を求める人には

ドラマチックな展開は降って沸くことはない

だから自分が主人公になり得ることもない

 

 

そういえば

今日は昨日より7度も低いのだ

 

 

身に突き刺さる寒気が心地良過ぎて

少しばかり散歩に出る 少しばかりのつもりが

テクテクテクテク テクテクテクテク

 

 

 

 

そろそろ腹が減ってきた

今夜は 有難い餅がある

 

 

モシャモシャ モシャモシャ

 

 

ごちそうさまでした

m(_ _)m

来年も良い年でありますように

 

 

祈念 そして祈念

 

 

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2007年★今年のマイベスト

2007年12月29日 21時17分36秒 | ぶつぶつ

【今年のマイベスト書籍】・・・『「兵士」になれなかった三島由紀夫

 

昨年に引き続いて三島由紀夫繋がりになってしまった。他にもいろいろいたのだがいろいろな面において衝撃的だった本著がいちばんなのかなと思う。来年はネットに費やす時間を減らして、何年かぶりに小説に手をだしてみたいなあと思っている。

 

 

【今年のマイベスト建築】・・・『国立新美術館』 設計:黒川紀章

 

名古屋のスパイラルビルと迷ったけど、アレは未だ完成していないので、こちらの建物にしてみた。氏の存命中には全く興味を示さず、氏の訃報を聞いて急に行きたくなった建物。どの時期に見ておくべきだったのかは、よくわからないが食わず嫌いの思い込みであったことが判明。

 

 

【今年のマイベスト旅行】・・・『プロジェクト×(ペケ)in カナダ

 

まだ一年しか経ってないのかと思った。もっともっと昔に体験したことのような思い出がいい感じに記憶になって脳内を浮遊しているからである。来年もアラスカに行く計画を密かに企てていたのであるが、年末にちょっとした出費があったので今回は行かないことにした。

 

 

【今年のマイベストテレビ番組】・・・『華麗なる一族

 

これは、かなりハマった。地元の銀行や三宮界隈・そして芦屋が原作の舞台になっているからである。だがしかし、東京資本の民放局の作るドラマには関西の匂いも臭いも全く漂って来なかった。そのミスマッチがまた良かったのか?若しくは北大路欣也の目ヂカラにやられたのか?

 

 

【今年のマイベスト歌謡曲】・・・『Beautiful World』宇多田ヒカル

 

気がつけば、あまり歌謡曲を聴かなくなったような気がする。現在、朝はいつもFM802を掛けているのだが、J-POPがあまり心に響かなくなってきた・・・心の老化現象のはじまりだろうか??

 

 

【今年のマイベストコンサート】・・・井上道義指揮『ショスタコーヴィチ:交響曲第7番』

 

今年は、これ以外考えられないというほど良かった。

ニヤニヤニヤニヤ・・・。

 

 

【今年のマイベストショスタコーヴィチ】・・・井上道義指揮『ショスタコーヴィチ:交響曲第7番』 

 

ショスタコ関係の名盤CDをイロイロ買ったけど、ライブにはカナウマイ。

ニヤニヤニヤニヤ・・・。

 

 

【今年のマイベスト音楽】・・・キース・ジャレット作曲『The Köln Concert

 

この楽曲との出会いもまた印象的で忘れがたい記憶の一部となっている。

だから、この曲を聴くたびに私は雨を思い出してしまうのである。

 

 

【今年のマイベスト映画】・・・『魍魎の

 

今年は「パヒューム」やら「舞妓Haaaan!!!」やら「殯の森(もがりのもり)」やらを見たのだが【マイベスト】というのには、どれもインパクトに欠け、うーんって感じだったけれども、『魍魎の匣』はこれらよりもエンターテイメントという観点から充分に楽しめた映画であった。これは正直言って、続編も同じキャストで作って欲しいところである。

 

 

【今年のマイベスト恐怖体験】・・・『突然の侵入者!!対峙、そして退治 

 

ああいう体験は最初で最後にしたいものである。

ま、でも、魍魎とかではないので、まだいいのかもね。

 

 

【今年のマイベスト出来事】・・・『春だ!車を放て、家を出よ!!

 

きっと、この記事が初出のはず。

やってみると意外に簡単に出来るものであることを発見。

ただ、気を抜くと堕落生活に陥りそうになる誘惑もある。

特に、冬場の朝の目覚ましの鳴る時間に悪魔の囁きが聴こえて来るのだ。

 

 

【今年のマイベスト写真】・・・『想像力を超える嵐に創世の情景を見た

 

魔法のカメラシリーズはどれも気に入っているのだけれど、あれは結局のところ邪道な撮り方をしているので、真っ当な撮り方で撮ったものとしては、これがいちばんということになる。大体いつも、その年の気に入った写真を翌年の年賀状の写真にしているのだけれど、今回ばかりは、雷の写真はあまりにもどうかと思い、泣く泣く別の写真にしている。

 

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映画「魍魎の匣(もうりょうのはこ)」を見た!

2007年12月29日 20時05分22秒 | おすすめ

 

 

池ぴょんさんが前売り券を購入しておいてくれたのでオマケの「脳良の匣」がついている。

 

原作の世界観が上手いこと構築されているように思えた。原作の良さと、監督・脚本のよさに、俳優陣の良さが匣の中にびっしりと詰め込まれたような感じである。

 

ロケ地として国土交通省江戸川河川事務所の首都圏外郭放水路の巨大地下神殿が使われていたのも見逃せないし、バックで流れているサックスメインの妖しい旋律も良かった。ちなみに、きっちいさんは夜の駅のホームのシーンを見て、どこの地方鉄道の駅でロケが行われたかわかったらしい。皆、見るところが違うみたい。

 

 魍魎の匣(もうりょうのはこ)の映画予告編

 

放映時間2時間10分くらいだったけど、全然飽きさせなかったが病み上がりのカラダにはちょっと辛かったみたいで、見終わったら頭がガンガンしていた。本当には一緒に行った方々と無心庵での餅つき大会にお邪魔する予定であったが、大事をとって私だけ退散することにしたのが残念だった。帰りの電車では爆睡していたのは言うまでも無い・・・(泣)

 

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ガクガクブルブル

2007年12月26日 20時24分54秒 | ぶつぶつ
ガクガクブルブル
ガクガクブルブル

どうやら、風邪を引いてしまったらしい

ガクガクブルブル

寒気と間接の痛みと、それに微熱まで

ガクガクブルブル
ガクガクブルブル

家に帰っても独り、夕食と朝飯の支度

ガクガクブルブル

今日は頑張って、早く寝よう・・・


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GoogleのHoliday Doodle

2007年12月24日 23時09分06秒 | サイバー
Googleの検索トップページなんだけど、
時間を追うごとに題字が変わっている。
しかも全体にストーリー性があるので
次の展開が楽しみである。
興味の有る人はGoogleの検索トップへ
行ってみて!!

http://www.google.co.jp/

ちなみに題字の変遷の過程はコチラ

なかなか遊び心があっていいね!
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クリスマス、おめでとうございます♪

2007年12月24日 14時44分09秒 | 都市

昨夕、ゴリモンさんたちと貿年会の二次会に行った帰り、ちょっと疲れた感じで阪急夙川駅に降りる。改札の外から何やら美しい歌声と、若干の人のかたまりが見えたので気にして見てみると、ボランティアの人たちが聖歌を歌っていた。

 

 

券売機の前の狭いスペースだけど小さな子供から大きな大人まで、お揃いの白いトレーナーを身にまとい本格的な混声四部合唱で歌っていた。あとからチラシが配られたが、近所のキリスト教会の信者(?)の人たちの集まりの様である。

 

芦屋でかれこれ20年くらい住んでいた私ではあるが、クリスマスの時期にこういうささやかな催しはなかったなあと思う。市や商工会主催のイベントはクリスマスではなく、いろいろな季節の節目にはあったけれど、手作り感が全然違うような気がした。聴いている人たちも、わざわざこれを聴きに来ている人たちではなく、たまたま通りかかって美声に聴き惚れている人たちに見える。

 

夙川ってクリスチャンの人が多いのだろうか?閑静な住宅街に囲まれているせいか、どことなく地域レベルの文化的素養が高いのかなと感じる。行政レベルで何かイベントを起こす場合は、やはり中心街である阪急西宮北口駅近辺かJR・阪神西宮駅近辺になるだろうから、おのずと夙川は民間主導になるのかもしれない。

 

そして彼等は、歌の終わりに毎回こう言うのだ。

 

クリスマス、おめでとうございまぁ~す

 

「メリークリスマスと言わないところがいいね」と思った人は→

 

 

 

 


昨夜のSP ショスタコでは無かったけれど・・・

2007年12月23日 21時54分37秒 | おすすめ
今回の話は「エピソード4」に繋がる「エピソード0」として主人公・井上のSP訓練生時代から事件発生の直前までの歴史を振り返るというもの。そして、「エピソード0」のクライマックスに突如始まった曲がオルフの「カルミナブラーナ」。

なかなかいい感じ。前半に湿っぽく流れた「亡き王女のためのパヴァーヌ」も良かった。

今後のストーリー展開を創造してみる。

カルミナブラーナの流れる中、第一話のテロ未遂の男に機密情報を横流しする西島理事官は、「エピソード0」で提示された二つの伏線(井上薫が感じた理事官の二面性・井上薫の赴任後に特に重大事件が起きている)と過去に提示されている伏線(警察情報が確実に漏れている)の補強ではあるが解決ではない。解決は「エピソード4」で提示されるからである。

では、どんな解決なのか?おそらく西島理事官は犯罪集団寄りの人間ではなく、むしろ「対テロ強攻派の内閣総理大臣(麻田大臣)」の一つの駒なのであろう。つまり、「テロ」を行わせて警護課第四係で取り締まる。警護課第四係の存在が警察の中で重要なポストになれば、いずれは、その部門は独立した強大な権力を得ることも可能だからである。そのために西島理事官は、尾形係長に井上を部下に引き入れるように仕向ける(もちろん、尾形は気付いていない)

そもそも西島理事官には警察組織への強い理想が有り、「その崇高な理想の実現の為だ」ということで麻田大臣側の人間にそそのかされ、情報を横流ししていたのだろう。麻田大臣は、かつて、井上薫の両親を死に至らしめた暗殺(?)未遂事件の黒幕で、おそらく「エピソード4」で起こるはずの事件の黒幕であるかも知れないのだ。

前話の最後に公安第一課の田中が、尾形係長に耳打ちをするシーンがあるが、前後の映像の繋がりから言えば「例のテロリストが出所した」という内容であると思わせようとしているように演出されているが、尾形の驚きようから言えばそれはドラマ製作者側の巧妙なフェイクで、おそらく「情報横流しの首謀者が西島理事官である」という旨の内容だったのではないか?

公安に尻尾を見せてしまったのが本当であれば、それは西島理事官の失策によるものではなく、これも「もう西島は必要ない」と麻田大臣がリークしたからなのかもしれない。麻田大臣は西島理事官に「テロリストに自分を襲わせるような情報を送らせて」おいて、実は一連のテロの黒幕を彼に全て押し付けようとしているのかもしれない。もちろん大臣と理事官の間には面識は全く無く、大臣はその職務から失脚することはない様になっているのである。

きっと、井上薫らが絶体絶命に陥った時に彼等が尾形係長の機転により間一髪で助かるための伏線なのかもしれない・・・そんなことをいろいろ想像しているとだんだん楽しくなってくる。

最後は、西島理事官は失脚するが警察組織によって情報がマスコミの知るところになることはなく、真相は闇に葬られるはず。そして、彼等の所属する機動警護班も解散に追いやられることになるだろう。だが、このままSP人気が盛り上がれば、もう少しスター性のある配役で理事官が決まり、続編の製作、若しくは映画かも射程距離に入ってくるのではないかという観測的希望を思い描いているのだけどどうだろうか。

華麗なる一族以来、久々にドキドキするドラマであると私は思う。

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『謀+暴忙坊+貿』年会!!

2007年12月22日 01時33分13秒 | ぶつぶつ

月曜日・

 

 社内某支店の忘年会であるが、当日に体調不良等などの欠員が20余人中4人も出たので、急遽お呼びがかかる。つまり、欠員分を自分たちで賄わないための措置ではあるが、略の過程はどうであれ呼んで貰えるのは嬉しいことである。人と人の交流と言う点では宴は大切な行事だ・・・酒は弱いけれどね。

 

水曜日・

 

 事務所が入居するビルの管理会社がビル内の飲食テナントを会場にして行う忘年会である。イベント費として年間幾らかをテナント料とは別に管理会社に支払っているらしいが、ある意味こういうアットホームなシステムを採用している管理会社というのは、あまり無いような気がする。

 

 焼肉専門店で開催したにも関わらず、焼肉無しの居酒屋料理が出される。しかもそれは店内に掲出されているメニュー表のどこにもない料理ばかりで、これが、「初めて作ってみました!てへっ!!」的なマズマズな味で、そんな挙に出た当焼肉店の姿勢には大したモノだと思った。

 

木曜日・

 

 事務所の忘年会である。本当に忘年会なんてヤル暇有るの?というくらいに無茶苦茶しい状況に追い込まれているのだけど、割り切ってしまえば結構ラクに仕事って切り上げることができるのだなと痛感した日でもあった。

 

 二次会のショットバーで、マイブームのウイスキーに関する知識をマスターからいろいろと教えてもらい、新鮮で楽しかった。結局ウイスキーを2杯とブランデー1杯飲み御満悦の私。でも、0:35発の終電で帰る羽目になったのはキツかったかも。

 

金曜日・

 

 翌朝は、相当目覚めが悪く頑張って朝早く事務所に行ってみたものの、頭は朦朧としながら痛く、足元はフワフワとし、お腹は膨満感と空腹感が同居し最悪のコンディションであったが、リゲインなどを摂取することで何とか終業に漕ぎ付けて事務所を後にする。そして、向かうは地下鉄の四天王寺夕陽丘駅!

 

 信頼できる知人がセッティングしてくれた忘年会で美味しいワインを頂きながら、とあるお寺のおさんとの宴を楽しむ企画。年の頃は、私とそう違わない方であったけど、とても有難いお言葉を聞かせて貰ったような気がする。何とも形容しがたいが温かい温かい語りであったと思う。

 

 強いて言えば、昨日の年会の二日酔い症状が若干残っていたため、ワインは美味しいながらも完全に飲み切ることが出来なかったのが残念ではあった・・・とまあ、今週はもう4回目の忘年会である。ここまでスケジュールがきれいに並ぶのはなかなか珍しいのかもしれない。

 

 あっと言う間の楽しいひとときであったが、おもむろに携帯を取り出して終電の時間を検索してみると終電まであと5分だった。急いで店を出て駅に走り電車に飛び乗った私。東梅田方面の電車は終わっていたので、天王寺方面行きの終電に乗り、天王寺で梅田行きの御堂筋線の最終電車に乗り換え、さらにダッシュでJR大阪駅に向かい何とか最終のフツー電車に滑り込むことができた。

 

 時はまさしく忘年会シーズンなわけで、乗り継いだ3本の最終電車には一様に赤い顔や白い顔をして虚ろな目をした人々がギュウギュウ詰めで乗っていて、車内には生暖かい酒臭い息が充満していた。しかも、湿度が相当高かったことが特筆すべき異様さでもあった。

 

 更には梅田駅からJR大阪駅までの大人数による大ダッシュ大会は見物であった。あのチューブ式の構内をダーク系のコートを纏ったサラリーマンの集団がドドドドドドっと足音をけたたましく鳴らしながら改札に突入し、我先にと地上へ駆け上がらんとしているのだから・・・。

 

そして、

 

日曜日・貿

 

 これはゴリモンさんの企画による忘年会で、南港のWTC(世界貿易センタービル)内の某レストランで開催される予定である。これの経過と結果についてはまた後日、記事にするかもしれないし、しないかもしれない。

 

 ちょっと、今週は体力と金銭を使い過ぎたような感がある。日曜日を楽しむために明日は、ちょっと大人しくしていようかなと思う。

 

てめえ!遊び過ぎだ!!と思った人は→

 


ニュー新橋ビル

2007年12月19日 23時26分25秒 | 建築

 

一度、

ちゃんと撮ってみたいと思ったビルである。

 

 

名前だけ聴くと、

何とも昭和臭が漂ってくるビルだけど、

 

 

それは、

まあ本当に昭和の遺構なわけで、

 

 

中には入ったことはないけれど、

何となく・・・

 

 

純喫茶や理髪店、

それに頑固オヤジの靴屋とかが入ってそう。

 

 

視界に青が溢れていたので激写してみた。

 

 

さらに、

全体像はこんな感じなんだけれど・・・

 

 

日曜日の朝から謎の行列!

パチンコ屋かと思ったら・・・

 

 

「大当たりの名所」

って何だ??

 

こんな写真じゃ、ようわからん!

という方はコチラへ

建築図鑑 II

 

うっわぁ!昭和臭~!!

と思った人はコチラへ

 


それでも「国」は静かに動いている・・・

2007年12月18日 22時09分06秒 | ぶつぶつ
そういえば、このブログあまり時事ネタを書かないような気がする。自宅にテレビが無いので、若干時事的情報に乗り遅れているというきらいもあるが、それでも何とか日々の新聞記事から頑張って情報を拾うようには努力はしているつもりである。

なので、年金問題と公約違反のことやら、今年の文字が「偽」であったことや、スポーツクラブでの痛ましい事件のことは知っている。(しかし、小島よしおが何者なのかは未だに把握出来ていない。少なくとも今年のゴールデンウイークまでは、そんな人いなかったはずである)

テレビという恐怖のメディアから無意味に垂れ流される無数の情報に惑わされ、悲劇は刺激になり、政治に失望し、経済に落胆を感じているのだろう。そんな人々たちも誰も彼も全員が否が応にもあと半月もしないうちにハッピーニューイヤーを迎えるのである。おそらくほとんど無意識のうちに・・・。

しかし、それは表層のほんの一部の日本の動きであり、決して平等ではない予定調和的な安寧を目指して中身の無い報道を飽くまで繰り返し、そのうち新鮮な刺激と失望と落胆が世間を賑わす頃に、それまでの刺激と失望と落胆は、まるで何もなかったかのように葬られてしまうのである。

そんな救いようの無いハレ社会において、「国」という生き物は静かに人知れず、まるで息を殺すかのように静かに動き続けているのである。

その証拠がコチラ→官報

土日を除くほぼ毎日更新され、内容はかなりマニアック。例えば「市区境を変更する件」とやらで、町名地番が羅列されていたり、発展途上国に何億円を送金する件だとか、こんなことが日々行われているということに、「国」という生き物の一筋縄ではいかない複雑な部分を垣間見たような気がする。ちょっと、目に入った見出しを列記してみよう。

○平成二十年産のスイートコーンに適用する単位当たり共済金額の範囲等を定める件
○西表石垣国立公園の海中公園地区内において環境大臣の許可を受けなければ捕獲し、若しくは殺傷し、又は採取し、若しくは損傷してはならない熱帯魚、さんご、海藻その他これに類する動植物を指定する件
○千九百六十七年七月十四日にストックホルムで及び千九百七十七年五月十三日にジュネーヴで改正され並びに千九百七十九年十月二日に修正された標章の登録のための商品及びサービスの国際分類に関する千九百五十七年六月十五日のニース協定へのアルゼンチン共和国の加入に関する件
○オロミア州小学校建設計画のための贈与に関する日本国政府とエチオピア連邦民主共和国政府との間の書簡の交換に関する件


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