2011年1月10日午前5時30分
あたりはまだ暗く普段なら寝静まっているこの界隈。
道いっぱいにj広がる列の先に立ちはだかる警備員。しかし、ここはまだ列の途中。全体の流れで行けば、ここが後方の第4集団でその他大勢というカテゴリーに分類される。昨年はこの辺の中ほどで群衆に交じって参加したが、
今年は、こうやってリアルタイムで参加するのも最後になるので、先頭の思い切って開門場所まで行ってみた。
開門に向けて高まる緊張。前方に見えるのが「A」と呼ばれる集団で、まじめに福男を狙えるポジションに位置している。そして、手を挙げている彼らは一体何をしているのかというと、門の前にいる神社関係者たちが事故防止のために、ある一定の期間をあけてウォーミングアップを促しているのである。
ウォーミングアップの様子はコチラへ
http://www.youtube.com/watch?v=CjU0FA0FSug
http://www.youtube.com/watch?v=IDNopAU-A9A
開門の直前までは、南北方向の通行のために歩道優先になっているが、
開門時間が近くなると南北方向の往来が遮断され、
集団「A」(写真右側)の後方で待機する集団「B」(写真左側)がスタンバイの態勢に入る。ちなみに「A」「B」の呼称は現場で警備員さんがそういう呼称でやり取りをしていたので引用してみた。この「A」「B」の集団が本気モードで走り、残りのその他大勢が第一陣、第二陣として神社敷地になだれ込むという図になっている。
2011年1月10日午前6時ちょうど。いざ開門!!
開門の様子はコチラ
http://www.youtube.com/watch?v=PS59slcH-Ok
いやぁ~、もうものすごい迫力でイイモノを見せてもらった感があったっす。警備員さんたちも警察官さんたちも命がけでこの行事を警備していたなあ。人が前に進む力ってある意味怖いね、ホントどうにも制止できないエネルギーがあって、それに屈してしまうエネルギーもそこにあったりして、興奮したよ。眠さも寒さもこの光景でぶっ飛んだ感じかな。ちなみに、動画撮影ははちょうどこの辺りからだったっす。
人の流れが大体納まるとバリケードは速やかに撤収されていくのである。
神社の中の第一の関門でもある右曲がりのスポットにはカメラ用の三脚が三脚立てられていた。画像的にとても美味しいスポットだからね。。。
今年の福男は会社員の青年。すごくさわやかで好青年だった。年によっては品行が???な人もおられるが今年はすごくいい感じだったので思わず握手しちゃいました。福男氏も見ず知らずの参拝客から「おめでとう!」って握手攻めにあっていた。写真は福男氏にリポートするシーンの撮影に備えてカンペを作成してる某YTVのスタッフたち。カンペにも書き方にも上手下手やテクニックがあることを知った。
境内の様子はコチラ
http://www.youtube.com/watch?v=anq-Vjq7QKc
↑だいたい毎年こんな感じで沸いている。こんな風に沸いている脇の本殿では(表現が本末転倒だが・・・)本来の意味での祈禱が粛々と進められているわけで、これらのギャップもまた恒例行事の一部なんだろうなあと思ったりもする。