まっしゅ★たわごと

街歩き、建築、音楽、フランス、それに写真の話題を少々

もうすぐルミナリエ!!

2011年11月30日 00時48分40秒 | おすすめ



今年もまた、毎年恒例のルミナリエの季節がやってきた。





櫓の設営はすでに終わっており、今は屋台設営の真っただ中であった。





それにしても、今年は未だ紅葉が真っ盛りで外出時はコートも不要なのに





もうルミナリエの季節だなんて、温暖化にも程がある!!と思った。



記念碑台を経て六甲ケーブルへ抜ける【摩耶山探訪5回目】

2011年11月28日 00時05分21秒 | 六甲・まや



今日は朝から起きて弁当を持参して山に向かった。プチ六甲山縦走のつもりで登ったのである。と言っても掬星台までは例の通り公共交通機関を使ったのではあるが・・・で、何で今回は山側に陣取っているのかと言えば、11時台のケーブルというのは意外に込んでいて海側の特等席を奪取するのは無理だったのである。最終的には立ち乗りの人が何人かいて山上までわりと混雑していたのである。





掬星台から六甲山牧場まではレンタサイクルを使い、そこから先は徒歩で山道に入った。このレンタサイクルは借りた場所で返さなくてもいいのが助かる。だから我々は掬星台でレンタルして六甲山牧場で返却ができたのである。こういうサービスは非常に助かるなと思う。





未だ行けずにいるが、山道から牧場内を望むと羊がなだらかな斜面地で牧草を食んでいたりして、文字通り牧歌的な光景が広がっているのがよろしい。





計画当初はバス道ルートのみを使って六甲ケーブル山上駅まで歩くつもりだったのだが、六甲山牧場以東は、掬星台~六甲山牧場間のバス道と違って走り屋系などの車両の走行が多く落ち着かないため、三国岩付近から山道に逃げ込むことでルートを変更することにした。三国池に向かう途上の道で地図を開いていると青年ハイカーが「丁字ガ辻ですか?」と声をかけてきてくれた。どうやら(明らかに山登り初心者風の出で立ちをしている)我々を見て道に迷っていると思ったらしい。山の人は心が温かくてでいいなあと思った。写真は三国池。





せっかく三国池まで来たのだからということでダイヤモンドポイントまで足を延ばす。ダイヤモンドポイントはたいていどの解説書を読んでも「見晴らしがいい」と書いているので、ズンズン山を登っていくものだと思っていたが「ダイヤモンドポイント」の案内札を経てしばらく進むと、ズンズンズンズン下っていくので不安になって一度案内札まで引き返すアクシデントがあったが「いや、やっぱりこの道しか有り得ない」ということになって、再チャレンジしてみると先ほど引き返した地点よりわずか1~2分進んだところで次の「ダイヤモンドポイント」を示す案内札を見つけて、ようやく目的地にたどり着いた。

街歩きと違って、なかなか人にすれ違わず、目印の建物もなく、進みゆく道が明らかに一定の方角を目指しているという保証もないことから山歩きって難しいなあと思った。







ダイヤモンドポイントからは少し慎重に案内標識と持参した山岳地図をを見比べながら記念碑台に向かうことにした。上の二枚目の写真の黄色い札は2004年より神戸市消防局が設置した山の位置を示す札で、道に迷った場合やケガをした場合にこの札の番号で救急依頼をするとすぐさま場所が特定でき救助に行けるという優れモノなのである。いいねえこういうの!





記念碑台に着くとそこには一人のオジサマが佇んでいた・・・のではなく、





グルーム氏の胸像が置かれていたのである。おお!こんなところにいらっしゃったとは!!





ここからバス道を道なりに進み六甲ケーブル山上駅に辿り着く。バス道から六甲ケーブル山上駅に分岐する交差点にはケーブル駅に至ることを示す案内標識が無く、危うく見過ごして先に進んでしまうところであった。たまたまバスの鼻先が見えたからピーンときて事なきを得たもののちょっと危なかったよ。しっかし、同じケーブル駅でも摩耶ケーブル・ロープウェイの駅施設と比べると全然豪華だなあと思った。





山上駅の屋上展望台より夕景を望む。空と雲による虹色のコラボレーションが美しかった。





ラチ外は、明治時代のような貫禄のある風体を為していて視覚的には全然ケーブル駅には見えないどしっとした風格があった。





ラチ内もしっかりとした作りになっていて、大きな車体の2両分の施設と言うこともあってか摩耶ケーブルのホームよりも安定感があった。車両もキレイな感じで「神戸に観光に来ました!」という良き思い出の1ページになれるのはこちらのケーブルなのかなと思った。





六甲ケーブル下駅。摩耶ケーブルも来年度と再来年度の冬に大規模な施設改修を行うらしいが、六甲ケーブルのように活気のある施設に生まれ変わって欲しいものである。





本日の成果を記録しておこう。

歩  数 :20972歩
歩行距離 :16.98km
消費エネルギー:526kcal

こうして、2011年度の我々の秋は終わったのであった。

本日の夕景

2011年11月27日 22時49分19秒 | 夕景



六甲山から西の空を望む





本日の夕景もまた美しい黄金色に染まっていた





特に今宵は樹木のシルエットがよく映える





そして何故か淡い雲により輪郭が潤んでいた

今日は一眼レフの持ち合わせがなかったので
仕方なくコンデジで夕景の姿を激写してみた

ザ・おっさんラーメン!

2011年11月26日 23時46分15秒 | 料理



おっさんラーメンを作ってみた。





へい、へい、お待ちぃ! へい、お待ちぃ!!





屋号はもちろん「おっさんラーメン」

肉は入ってないけど、ビジュアル的には関西ウォーカーの関西ラーメン特集号の表紙に使ってもらえるかな?今度作るときは、チンゲン菜の葉の部分で頭髪を作ってみよう。ちょいと薄毛の七三分けくらいでどうかなあと思う。あと、ちょび髭は葉っぱよりも海苔にした方がいいね。
さらにBメニューでおばさんラーメンも作ろう。海苔のちょび髭の代わりにホッペタをナルトで作ってみても良いかもね。。。

どうかなぁ?どうかなぁ??

摩耶山探訪【4回目】

2011年11月24日 23時02分12秒 | 六甲・まや



今日は遥か昔の休日出勤の代休取得によりお休みやった。
最近、土日祝日が曇りか雨のローテーションなので代休の取得日に晴天だと、むちゃんこ嬉しいね・・・と、さっきの記事で書いた。週の前半、街の気温が急激に下がったので山の紅葉も急激に進んでいることだろうと居ても立ってもいられなくなったので、またもや摩耶山を訪れてみた。





案の定、山肌は色づき始めていた。青い海や街並みとのコントラストが素晴らしく、より鮮やかに見えた。





ロープウェイに乗り換える虹の駅でいつも思うことは「山の空気は美味しい!」ということである。それは雨の日でも晴天の日でも変わらない。変わらないけれど、やっぱ晴れの日の空気は格段に美味しいのだ。





平日の午後、ケーブルもロープウェイも貸切状態だった。





雲ひとつない青空だ!!





わはははは!
むっちゃ気持ちいい!!







すれ違いのゴンドラ。貸切状態で特等席を確保していても、ゴンドラ同士のすれ違いの瞬間を捉えるのはなかなか難しい。









この辺りから街並みと瀬戸内海が徐々にせり上がってくるような不思議な感じがある。掬星台で眼下の景色を見下ろすだけのときよりもどこかしらダイナミックに見えるのである。





掬星台からオテル・ド・摩耶までの脇道にある展望スポットより大阪湾を見下ろす。





谷を挟んで向かい側に掬星台の展望用の東屋が見える。





よく見ると、漫画のように傾斜が落ちていて面白い。この傾斜角度がこのスポットの展望の良さなのだと気付かされる。





手前にあるのが芦屋浜の高層住宅群、後ろにあるのが大阪・梅田のビル群。よく目を凝らすと新生大阪駅ノースゲートビルディングが見える。





掬星台から1時間ほどバス道を歩く。紅葉(もみじ)はほとんど映えていないので紅葉(こうよう)というよりは「黄葉」な感じが否めないが、それでも秋から冬に向けて色づいた木々の色彩が鮮やかで美しいと思う。





いちばんお気に入りのスポット。2週間前に訪れたときよりも紅葉が進んでいる。





往路は徒歩で進み、復路は無料の電動アシストのレンタサイクルで掬星台まで戻る。レンタサイクルの無料は3/31までのキャンペーン企画らしいが、12/1からしばらくの間は冬季期間ということでレンタル休止になるので、今年中でこれを使用できるのは11/30が最後となる。

レンタルは16時が期限で返却は17時が期限となるので、15時半くらいに借りて乗るも、もうこの時間になると信じられないくらい空気が冷たくて、手袋をして乗るも指の感覚がなくなるどころか、ジンジン痛むほど身体の芯まで冷やされてしまった。というわけで路面の凍結云々以前に、こんだけ寒かったら風切ってチャリンコ乗るのは無理だわなと思った。





やっとの思いで掬星台に戻り、自宅から用意して持ってきたステンレスポットのお茶で身体を温める。・・・いや、全然温まらん。。。





眼下の街並みが夕陽を浴びて色づいている。平日の摩耶ケーブル&ロープウェイは最終が17:30で終わってしまうので、それまでに帰らなければと思って予定を立てて行ったが、いや何のその、いつもより2枚多く厚手のものを着込んで行ったのにむちゃむちゃ寒くて、ちょっとたまらず逃げるように山を下りたのである。





だって、掬星台の星の駅の構内にある温度計は「4度」を指している。





虹の駅の温度計は「3.5度」を指していたし、ケーブルの発車待ちの10分間は窓開きまくり車内でブルブルと震えていたし、帰宅しても全然身体が温まらない感じがする・・・もしかして「老い」か?

ちなみにケーブル下の駅に設置している温度計は「8.5度」だったので掬星台とふもとの町では気温が5度も違うということになる。

けど、楽しいからまた週末行ってみようかしら。。。

摩耶ケーブル・ロープウェー(まやビューライン)の継続運行決定!

2011年11月23日 00時58分21秒 | 六甲・まや
  

摩耶ケーブル・ロープウェー(まやビューライン)の継続運行が決定されたと11/22に神戸市より報道発表されたのである。

昨年から、まやビューラインの存続について、地元と市が協議を重ねているということを最近になって聞き知って、それからずっと協議の行方が気になっていたのだ。

良き知らせで良かった!

摩耶ケーブル・摩耶ロープウェー(まやビューライン)の継続運行について


まっしゅ、摩耶山でリアル五里霧中!!

2011年11月20日 23時57分24秒 | 六甲・まや



「いつか雨の日に摩耶さんへ!」って願ってたら、いい感じの曇天になったので、午前中の用事を終わらせた私は急ぎ摩耶ケーブルに向かった。





ケーブルで山を登り、虹の駅に到着する。今、登ってきた線路の先が既に見えない。そういえば、途中雲の中のような薄い霧の間を抜けてきたよう気がする。





虹の駅に降り立ってみて、視界がすごくボヤーっとしているのを感じた。やっぱここはもう雲の中何だなあと確信した。







ロープウェイの虹の駅から頂上方面を望むと、ロープのすぐ先が全然見えない!「そう!こんな感じ!!」と思いながらロープウェイを待つ。たった10分前までロープウェイは強風のため運行を中止していて、つい先ほど運転を再開したばかりなのである。





こんな相当悪い天気にケーブルやロープウェイを乗りに行くことなんて滅多に無い!今までは雨の日に乗りに行きたいと思うことはあっても、わざわざ本当に乗りに来ることなんて出来なかったのだけど、年間パスポートのおかげでようやく念願が叶ったのである。しかもほぼ貸切状態!我々のほかに学生風のカップルが一組だけ乗り合わせているだけなのである。彼らは、あいにくの景色で残念そうだったけどね。





雪山ではないので普段見える景色は一面緑黄色の地面なのだけど、今は全くもって視界前部が霧中なのだ!





途中すれ違ったゴンドラも、





瞬く間の霧の彼方に消えていく。





空も地面もなく、そこには雲しかない。





摩耶山上の星の駅に近づくと木々が見え始め





星の駅に到着。ケーブル接続の虹の駅とは白さの度合いが全然違うのであった。





駅を出ると、まだ昼間なのにくらーい感じで、





休日の観光地とは思えないほどに誰もいない・・・





掬星台から見下ろす、景色も真っ白で・・・





すぐ隣の展望台すら見えない。こういうところで殺人事件に巻きこまれても誰にも見つけられないなあと思った。





展望台の黒い屋根をバックにしばらく目を凝らすと、かなり早い速度で白い霧が右から左へ、左から右へひっきりなしに流れているのがわかる。自宅から摩耶山系を見上げたときに見える、アノ山肌に沿う雲たちは、ものすごくゆっくりと漂っているのだけど、実際はこのくらいの早いスピードで流れているのだろうなあと思った。「私は雲の中にいるのである!」そのリアルな感触が今とても心地いいのである。





掬星台から少しだけバス道を歩いてみることにした。来るはずもない客を待つ阪急六甲行きのバス。





かなり至近距離になるまで、街灯の灯りに水分がまとわりついているのがわかる。雲が深いところだと街灯の灯りはこういう輝き方をするのだなあと感心した。





バスのヘッドランプもまた幻想的な光を帯びていた。





また少し風が出てきたので、ロープウェイが止まる前に山を降りることにした。こういう日の日没までの変化は急激で、わずか5~10分の間ですぐに夜の帳がおりてくるのだ。





ケーブル乗り換えの虹の駅に着いたころにはだいぶんと暗くなっていて、ケーブル駅とロープウェイ駅を結ぶ連絡小道のイルミネーションは怪しい色彩で輝いていた。





それはまるで人里離れた田舎の場末の唯一の歓楽街の様相を呈していてどことなく切ない風景に見えた。このイルミネーション、いくら赤字だからと言ってもう少し何とかならないものかなあとも思う。