まっしゅ★たわごと

街歩き、建築、音楽、フランス、それに写真の話題を少々

ドラえもんの日?

2010年02月24日 00時19分38秒 | ぶつぶつ
平成22年2月22日という「2」並びで日本国中が密かに沸いた日から
一日たって、知人を介して「ドラえもんの日」なるものがあることを
聞き知った。

はて?それはいつだ?

いや、私が知人からそれを聞いたシチュエーションは「●月●日」という
特定の日が先にあり、それに対し「それって、『ドラえもんの日』やん!」
というコメントがあったということらしいのだ。

なぜ?なにゆえに?

皆さん、ドラえもんの日って何月何日だと思います?


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湊かなえ『Nのために』を読んだ

2010年02月08日 23時42分54秒 | おすすめ

湊かなえの最新作である。とくに最新刊だから注目して手に取ったわけではない。なんとなしに手に取ってみたけど、買う気になったのは「告白」以来の衝動である。



(以下、ネタばれになるかもしれないので、あしからず)



初めにタワーマンションで起きた悲劇的な殺人事件が、たった三行の報道記事で提示される。そして、取り調べ調書の羅列。まずは「N・杉下希美」そのあと「N・成瀬慎司」「N・西崎真人」「N・安藤望」と続いていく。そういえば殺害された二人も供述調書を取られている人物たちもみな「N」なのである。

あの日の同じ場面が何度も同じように繰り返し追想されていく。しかし微妙に違う視点から・・・しかしそれが、異なる視点からの主観であるだけでなく、故意の虚言や意味を為さない嘘が交じっている。そんな4人の供述調書が終わったところで、第一章が終わる。そう、この第一章が曲者のなのである。これは続く第二章以降の展開に置いて読者を惑わすだけの力を秘めているのだ。ある意味、湊かなえらしい文体であり、またテイストなのだが、そこには「告白」にはなかったような不思議な色彩が秘められているようにも感じた。なんというか「炎」のオレンジと、「海」「島」のブルーである。そして主観的には平常であると信じている人の壊れた言動。

物語は終息に向かって劇的な局面を迎えるのに、それでいて心が穏やかになれる綺麗な終わり方をするのが何とも不思議な感じがする。それはきっと、命を落とした2人以外の主要な登場人物たちが、悪意のない生き方をしているからなのだろうと思った。そういう意味では後味のすこぶる不味い「告白」からは進化していると思った。

湊かなえ独特の「主観の断片が漂泊する」という構成はここでも健在である。各人の主観は見たもの全てで有り得るはずはなく、当然のことながら推測や思い込みからくる歪曲が読む者を混乱の淵に誘い出していくのである。いや、しかし、著者以外にこの切ない物語の全容を知り得る者はこの物語の中には存在しない。それはしごく当然のことであり、またそれが当然のことであるということを主人公たちが考えもしないこともまた当然のことなのである。繰り返しになるが、彼らは彼らの目で「見聞きし、感じたもの」しか語っていないのである。だからこそ、こういう展開が成り立つのだろうと。

最後まで読み切り、読者としてはるか高いところから全容を知り得たとき、または知ったような気になったとき、言いようのない静かなさざ波が胸中を撫で始めるのである。最後にわかるNとは誰か?誰なのかは明かされることはないが、誰なのかが痛いほどわかる。

もう一度、読み直してみよう。

興味のある人はコチラへ→Nのために

大屋根の鉄骨を据えつける工事の工程

2010年02月07日 18時20分02秒 | 建築

 

2週間ぶりにここから見下ろしてみると、完成した屋根が両脇にスライドしていて、新たな鉄骨部分の据え付けが始まっていた。左側の方が若干肯定的には進んでいるように見えるが、ほぼシンメトリックな関係で工事が進んでるように見える。

 

 

 

クレーンの右下に新たな屋根の背骨となるべき鉄骨トラスが据え付けられている。これから、少しずつ上方に向かってその白い骨が成長していくわけだが、ちょうどクレーンのアームの向こう側に次の骨となる白いトラスの一部が横たわっているのであった。

 

 

 

横たわる鉄骨部材から遠ざかり見守る現場作業員たち。工事現場では吊荷の下に入ると危険なのである。そうこうしているうちに、白い背骨が吊りあげられ瞬く間に谷底から陽の当たる世界まで引き上げられてきた。

 

 

 

そして、私はこのときになって、あることに気付くのである。『阪急グランドビルから望めばよかった』と・・・今から場所を変えるには遅すぎるので仕方なく、ここから観察を続けることにした。

 

 

中央の谷間にそれがあるときはスケール感が今一つパッとしなかったのであるが、据え付け用足場の上空に差し掛かると、急に現実味を帯びた大きさに見えてくるので何とも不思議な感じがする。

 

 

 

そういう感覚はきっと誰にでもあるはずで、例えばクレーンを操縦している作業員やその周りで仕事をしている職人さんたちも、その異様なスケール感というものを肌で感じながら作業をしているのだろうなあと思うと、なかなか大変な仕事だなあと思わずにはいられないのである。

 

 

 

クレーンに吊られている間は、宙ぶらりんな感じなんで風の影響で自然と吊荷が回転していってしまうのである。

 

 

 

吊荷がクルクルと回転してしまうのは現場作業員的にはイロイロと大変なんだろうけど、見物人から言わせるといろいろな角度から鉄骨を見ることができて、それはそれでなかなか楽しいものなのである。

 

 

 

では、その展開してしまった吊荷をどうやってあるべき方向に導いていくのかと言えば、ちゃあんと足場の上で職人さんが鉄骨の首根っこをキュッと手綱をかけて制御しているのである。

 

 

 

そうやって、展開した方向とは反対の方向に向かって静かに回転を始めた部材はは、あれよあれよと言うままにあるべき場所に到達したのである。

 

 

 

 

ある程度近いところまで接近させたあとは、グレーの部分同士を突き合わせてその先端から出ている耳をボルトで固定するだけである。

 

 

二枚目の写真と比べると、これだけ伸びたことになる。ここまでの作業で約40分くらい。クレーンの力偉大なりである。

 

 

アクティー大阪のシースルーエレベーターから見るとこんな感じ。

 

 

ちなみに大屋根は両脇にスライドされたことで、シースルーエレベーターからの見た目も変わり、よりダイナミックに見えるようになった。まるで超巨大な滑り台のようである。

 

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本日の夕景~梅田編~

2010年02月06日 19時47分18秒 | 夕景

 

新阪急ホテルの壁にっ・・・

 

 

新阪急ホテルの壁にぃ・・・夕景が張り付いてた。。。

 

 

素敵な夕空たちは、今日も私の前の姿を現すのだ。

 

 

家路を急ぐ雲の親子・・・ブゥブゥ

 

 

人工的な稜線、そしてその向こうに浮かぶ薄紅色の雲

 

 

今日、ここの場所でこの黄金色の陽光を浴びなければ、

私はおそらく、今日の夕景を探しに行かなかったのだと思う。

 

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告白

2010年02月04日 23時42分29秒 | ぶつぶつ
最近、映画「ゴールデンスランバー」の番宣を兼ねてか、よく堺雅人氏が トーク番組に出てくるので、の出演する番組をよく見ているのである。 演技派俳優・堺雅人氏の演じる役はどれも切れ味がよく素晴らしいのだが トーク番組のは、奥手っぽい感じでものすごく切れが悪い感じだ。 しかも、方言フェチだとか・・・何となくだけど自分とキャラが似てる。 そんな気がするのだ。そして、私はそんなが好きである。できれば お友達になりたい。嗚呼・・・誰か、堺雅人氏を私に紹介しておくれぇ~ もし良かったらポチっと→人気blogランキングへ