一日たって、知人を介して「ドラえもんの日」なるものがあることを
聞き知った。
はて?それはいつだ?
いや、私が知人からそれを聞いたシチュエーションは「●月●日」という
特定の日が先にあり、それに対し「それって、『ドラえもんの日』やん!」
というコメントがあったということらしいのだ。
なぜ?なにゆえに?
皆さん、ドラえもんの日って何月何日だと思います?
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2週間ぶりにここから見下ろしてみると、完成した屋根が両脇にスライドしていて、新たな鉄骨部分の据え付けが始まっていた。左側の方が若干肯定的には進んでいるように見えるが、ほぼシンメトリックな関係で工事が進んでるように見える。
クレーンの右下に新たな屋根の背骨となるべき鉄骨トラスが据え付けられている。これから、少しずつ上方に向かってその白い骨が成長していくわけだが、ちょうどクレーンのアームの向こう側に次の骨となる白いトラスの一部が横たわっているのであった。
横たわる鉄骨部材から遠ざかり見守る現場作業員たち。工事現場では吊荷の下に入ると危険なのである。そうこうしているうちに、白い背骨が吊りあげられ瞬く間に谷底から陽の当たる世界まで引き上げられてきた。
そして、私はこのときになって、あることに気付くのである。『阪急グランドビルから望めばよかった』と・・・今から場所を変えるには遅すぎるので仕方なく、ここから観察を続けることにした。
中央の谷間にそれがあるときはスケール感が今一つパッとしなかったのであるが、据え付け用足場の上空に差し掛かると、急に現実味を帯びた大きさに見えてくるので何とも不思議な感じがする。
そういう感覚はきっと誰にでもあるはずで、例えばクレーンを操縦している作業員やその周りで仕事をしている職人さんたちも、その異様なスケール感というものを肌で感じながら作業をしているのだろうなあと思うと、なかなか大変な仕事だなあと思わずにはいられないのである。
クレーンに吊られている間は、宙ぶらりんな感じなんで風の影響で自然と吊荷が回転していってしまうのである。
吊荷がクルクルと回転してしまうのは現場作業員的にはイロイロと大変なんだろうけど、見物人から言わせるといろいろな角度から鉄骨を見ることができて、それはそれでなかなか楽しいものなのである。
では、その展開してしまった吊荷をどうやってあるべき方向に導いていくのかと言えば、ちゃあんと足場の上で職人さんが鉄骨の首根っこをキュッと手綱をかけて制御しているのである。
そうやって、展開した方向とは反対の方向に向かって静かに回転を始めた部材はは、あれよあれよと言うままにあるべき場所に到達したのである。
ある程度近いところまで接近させたあとは、グレーの部分同士を突き合わせてその先端から出ている耳をボルトで固定するだけである。
二枚目の写真と比べると、これだけ伸びたことになる。ここまでの作業で約40分くらい。クレーンの力偉大なりである。
アクティー大阪のシースルーエレベーターから見るとこんな感じ。
ちなみに大屋根は両脇にスライドされたことで、シースルーエレベーターからの見た目も変わり、よりダイナミックに見えるようになった。まるで超巨大な滑り台のようである。