まっしゅ★たわごと

街歩き、建築、音楽、フランス、それに写真の話題を少々

ラララ リアル リラックマ♪

2010年09月27日 23時38分42秒 | おすすめ



まるで、焼き菓子のような大きな耳・・・





まんまるで、焼き菓子のような大きな耳・・・






一度見たら忘れることのできない、放漫なボディ・・・






そして、一体どこを見ているのかわからない円らな瞳・・・






そう!私は見たのだ!!






   デデーン!!っと~ぉ!!






何だ何だ~!このやる気の無さげなポージングわぁ!!!






うちの近所に、あのリラックマがやってくると言うので、

カメラを持ってリラックマに会いに行ってきたのだ。

店頭にはリラックマと記念写真を撮ろうとする長~い行列が・・・

もちろん私も最後尾に並び、一緒に撮ってもらったさ。

もちろん、ちゃ~んと握手もしたさ☆






一通り撮影大会が済むと、次の回までバックヤードで休憩予定のリラックマ氏。






だがしか~し!!ここに問題があった。絶妙な短さを誇るリラックマの足は、






当然のことながら、数センチずつしか前に進めないないわけで、

水勾配に毛が生えたような緩~い傾斜も、満足に前に進むことができず






結局ゆるゆると台車で運ばれていくことに・・・






    ドナドナ ドーナー♪ ドーナー♪






バイビぃ~!!

しかし、ここで事故が起こるのである!!

この先の下りのゆる~い勾配の先の段差でリラックマが台車から転落し、

あられもない姿で横たわっていたのである。






これは事故後の写真。

リラックマ氏の追っかけ(?)の女性たちに助けられ、あやされるリラックマ・・・






きっと、リラックマ氏は思っているに違いない。

  『わし、めちゃんこ、オイシイ~♪』

そのどこを見ているかわからない円らな瞳の奥で・・・


JR大阪駅改良工事の近況

2010年09月21日 22時42分52秒 | 都市



気が付けば、真ん中に立ってたクレーンは撤去され、左右に分かれていた大屋根は一体のものになっていた。





ホームから見上げるとこんな感じになっていて





橋上駅舎となる部分に組み上げられていた巨大な櫓も撤去されて、一段と大屋根のスケール感をホーム上から感じられるようになっていた。





新大阪方面行の7番8番線ホームの拡張工事の準備も着々と進められていて、新設ホーム用の資材が隣の使用していない線路の上に積み上げられている。





ホームの床材は強度と軽量化の両方を備えるため、鉄骨架台の上にプレキャストのボイドスラブを敷き並べる様である。





各ホームには橋上駅舎に昇るためのエスカレーターが装備され、





おそらく、橋上駅舎の完成とホーム屋根の撤去が同時に行われ、そうしたらこのエスカレーターも供用開始となるのだろう。もしかしたら駅ビルの完成前に橋上の一部は乗り換え専用の通路として開放されるのではないかと目論んでいる。





新大阪方面のホームの端。右側の線路の上にホームが新設されて、右側の線路を走っていた快速・新快速は、新設後に真ん中の線路を走るようになる。





神戸方面のホームの端。こちらの方が、線路の付け替え工事の状況がより把握しやすい構図になっている。ホームの拡幅が済んで、大屋根に掛からない部分のホーム屋根も拡幅させてから、大屋根直下のホーム屋根を撤去して、橋上通路を供用開始する工程を想像してみる。果たしてどの順番になるのかお楽しみである。

映画「悪人」を見た

2010年09月12日 22時35分14秒 | おすすめ
どこにでもいそうな青年を演じた妻夫木聡

解体工の青年、満島ひかるを殺めるシーンと解体現場で作業するシーンには「キーン」という高周波が唸っていた。彼の高ぶった感情(破壊の行為)を暗示しているのだろうか?でも、ラストで深津絵里n首を締めるときには鳴っていなかった。だから、最後のそれは青年が彼女を庇うために首を絞める演技をしたに過ぎないのだろう・・・と私は思う。髪を染めていることで、悪人としての先入観を持ち易いようになっていながら、本当に悪人なんだろうか?と思わせる演技は見ものであった。

どこにでもいそうな女性を演じた深津絵里

彼女独特の細かい演技にはいつも唸らされる。モントリオール映画祭では一躍脚光を浴びたらしいが、今日まで国際的に認知されていなかったのが不思議なくらい。自首を試みる妻夫木聡に自首を断念させるも、最終的には追手に隠れ家を発見させてしまうというキャラクター。そして彼女の「そうよね、彼は悪人なのよね」みたいな主旨のことを呟きそして何事もなかったかのように日常に溶け込んでる。そんな彼女は悪人ではないのか?

どこにでもいそうな女性を演じた満島ひかる

私の中のいちばんの悪人。妻夫木聡の犯罪を犯すときに顔の影と満島ひかるが演じる女性が日常の顔に浮き出ている影のテクスチュアが同じ。同じになるようにメイクをしているのかどうかは不明だが、演出上とにかく人相が悪い。きっと、悪人の表情としてメイクアップをしてるんだろうなあと勝手に想像している。ちなみに頭の悪そうな役どころは映画「容疑者 室井慎次」の役どころと被るが、今回の方が断然パワーアップしている。

どこにでもありそうな貧しい街

高齢化社会を迎えた行き場のない息詰まる街。だがしかし、幼少の頃から過ごしている街であればそれが日常。

どこにでもいそうな老婆を演じた樹木希林

樹木希林と言えば、ピップエレキバンや影の軍団で言うところの千葉真一の相方(?)が個人的にはすぐに出てくる役どころんんだけど、最近は年老いた老婆の役が光っている。マスコミに取り巻かれた老婆の姿が哀れで切ない。途中バスの運転手が老婆に投げかけたエールにグッときた。

どこにでもありそうな街のつまらない日常

仕妻夫木聡演じる青年と深津絵里演じる女性の単調な日常だけでなく満島ひかる演じる女性の日常も、柄本明演じる理髪店の日常も、何もかも全てが単調で切なくて哀れに、しかしながらとても丁寧に描かれている。昔から存在するあり得ないようなドラマティックな出会いではなく、誰でも良かった的な生きずりの出会いなのに、とてもリアリティをもって描かれているのは、スタッフとキャストの技術力の高さだと思う。

ちっぽけでつまらない悪意の連鎖

それは物語だから仕方がないさ。。。しかしながら、ふと自分は2時間番組用にカットされた映画を見ているのではないかという不思議な錯覚に陥ることが何回かあった。きっとそれは映画では描ききれなかった原作の中のいくつかのエピソードなんだろうなとも思ったので、今度いつか時間があったら原作を読んでみようかなと思った。