まっしゅ★たわごと

街歩き、建築、音楽、フランス、それに写真の話題を少々

まっしゅ、仕事帰りにストリートミュージシャンMaYaよりCD『最愛』を買う

2011年03月29日 22時50分19秒 | 音楽


仕事帰りにストリートミュージシャンMaYaよりCD『最愛』(500円)を買った。
自慢じゃないが、今までの人生の中でストリートミュージシャンからCDを購入することなんて無かった。ましてや、仕事帰りにそういうストリートパフォーマンスに心を奪われるなんてこともなかった。

そんな私の心を奪った曲
MaYaというアーティストの歌う「SAKURA」という曲である。

端的に言えば、その歌声と美しくも物悲しいメロディラインが私の趣向にマッチしただけなのだけど、アマチュアのままでいるには勿体ない力量だなと思う。そう、曲調は何に似ているのかと言えば、鬼束ちひろの「月光」や絢香の「I believe」に近い感じがする。このMaYaというミュージシャン、声の張りや伸びが素晴らしい感じなんだけど、「月光」は鬼束ちひろが20歳のときの曲で、「I believe」は絢香が17歳のときの曲であることを考えると、私の好みの歌声はこの辺りの歳の娘の声なんだなあと改めて思ってみたり。。。


早速、帰宅後にCDを聴き返す。

あぁ~いい~!
すごくいいので、三宮の街で見かけたら是非立ち止まって耳を傾けてみて欲しい。


MaYaさんのホームページ


映画「SP 革命編」を見た。

2011年03月22日 00時36分01秒 | おすすめ
「革命編」に先立ってテレビ放映された「革命前夜」を
録画しておき、映画を見に行く前々夜に見たので、
映画の内容が、よりリアルに見えたような気がした。

今回の完結編で、これまで謎とされてきた幾多の事象が、
そこに至る各々の背景がわかるようにストーリーが構成
されていたので、概ね安心してみることができた。

それでもなお、謎は謎のまま残った部分があったりして、
その部分はまたDVD販売の時などに、未公開特典映像
と称して、視聴者である我々を釣ろうとしているのかも
しれないが、私は見事釣られてみたいと思っている。

今もなお映画の臨場体験が未だ感覚に残っていて、
体内の記憶装置がドクドク言っている・・・そのくらい
今日は感動できた。素晴らしかったよ本当に!!

耳の奥で、あのメインテーマが、そして、V6のあの憂いを
帯びたエンディングテーマがエンドレスで流れ続けている。

もしかすると今夜は眠れないかもしれない。
兎にも角にも、今日はいい映画をみさせてもらったよ!

小説「阪急電車」を読んだ。

2011年03月19日 22時54分14秒 | おすすめ
引越しの片付けも順調に進んでいる。

大学へ進学してから先月までずっとJRユーザーだった私が、今回の引越しで17年ぶりに阪急ユーザーに変わることになったのだが、それがそろそろ現実化し始めたその矢先、小説「阪急電車」が映画化されるということを知った。小説のタイトルは初版時からずっと目に入っていたのに、ずっとずっと興味があったのに、なかなか購入する機会が無くて今までほったらかしにしていたけれど、もうそろそろ読まないと映画が始まってしまうので、書店で購入し読み始めてみたのだが、あっさりと2日で読み切ってしまった。

素朴だけれど、当たり前の日常の風景が片道15分の阪急電車の中で繰り広げられる。その当たり前がなかなか難しいのだけれども、何でもないような笑顔や苦悩が優しい視線で丁寧に描かれている。女性だからこそ表現できる筆致と今津線沿線住人だからこそ描ける風情が相まって素晴らしい感動を読み手に届けてくれる。

休日の昼間に阪急電車に乗ることが多くなった私は、幸せそうなカップルや子供連れを見るにつけ、小説「阪急電車」の素晴らしき登場人物たちにいつの間にか、そのイメージを重ね合わせてしまっているのである。

これから、小説を読んでみようかなと思っている方や、これから映画を見てみようと思っている方に、少しでも早く手にとって読んでいただきたい!そんな一冊なのである。


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