場外へ足を向けると、何やら見慣れない建物が建っていることに気が付いた。
築地魚河岸と書いてあって、通りの南側と北側を挟むようにして2つの建物が建っていて
通りの上空を通路でつないでいる。なんでも市場移転後も場外は場外として頑張っていこうという気概の表れなのだという。
とある店舗の前で試食させてもらう。大きくて美味いんよ。
ここに来たら美味いマズイは別にして話題性のある丸武へ。
来るたびに甘くなっているような気がするのは気のせいか。東京風の甘い玉子焼きは好きだけど、ここの甘さはちょいと度が過ぎているようにも思える。
丸武の向かい側にあった、ボロっちい倉庫たちも、
見違えるようにきれいになっていて、その活況はもちろん、市場撤退後の行く末を憂えた江戸っ子商人たちの気概が見え隠れしているようにも思える。
来年の今頃もこのくらいの賑わいのままであって欲しいと思っている。
場外にも「おかめ」を発見。知る人ぞ知る有名な立ち食い鮨屋らしい。
その「おかめ」の隣ではアノ乗り物に乗って記念撮影ができるスポットがある。
店主曰く「その後ろの看板も入れたらいいよ」って観光客たちに進めている。
そのココロは!・・・『市場移転後も場外が築地に残る』ということを世界中に発信して欲しいのだろうなあと思った。
いちばん下の段がもうすぐなくなるのだけれども、大江戸線の築地市場駅の駅名はどうなるのだろう?元築地市場駅?築地市場跡地駅?はてはて。。。