まっしゅ★たわごと

街歩き、建築、音楽、フランス、それに写真の話題を少々

第1回バウムクーヘン博覧会 in 神戸

2016年03月05日 23時09分25秒 | おすすめ


ネットでこんな記事を見つけたので、大した予備知識も持たないまま行ってみることにした。



三宮そごうの9階の催し物会場である。



第1回目というのもあってか会場の構成は試行錯誤中な感じである。



会場の片隅には日本全国のバウムクーヘンの見本が並べられている。



大きなもの、小さなもの、正統派なもの、醤油味のもの・・・



ビールジョッキのカタチをしたもの。ちなみにビールジョッキのものは、封をあけると・・・



こんなカタチらしい。。。ドイツ人もビックリのバウムクーヘンである。



小さなものから巨大なものまでたくさん置いていたのだが、如何せん、チョコレートと違ってバウムクーヘンと言って思い浮かぶのは「エスコヤマ」「クラブハリエ」「ユーハイム」くらいのもので、妻は「マダム・シンコ」を知っていたみたいだが、なかなか難しいのかなと思った。

商品一個あたりのボリュームと単価を考えると、結局は冒険しなくても安心できるエスコヤマと、日本で初めてバウムクーヘンを焼き始め、かつ、今回の博覧会の言いだしっぺでもある「ユーハイム」の2人勝ちのような気もしないでもない。



ちなみに、ユーハイムはその場で焼き上げたバウムクーヘンをその場で切り分けて即売する企画をやっていてめちゃ並んでいたよ。



土曜日だったので、ありつけることはできなかったけれど、焼いているところを見ることが出来たのは収穫やったと思う。



もう少し試食コーナーを増やすとか、各社切り分けたものを一つのお楽しみ袋などに詰め合わせで売ってもらえると嬉しいな。せっかくの博覧会(お祭り)なのだからね。



兎にも角にも第1回開催地が東京でもなく、大阪でもなく、神戸であったのがものすごく嬉しいよ。

ひさびさのニムカフェ

2016年03月05日 21時20分28秒 | 六甲・まや


阪急王子公園駅のすぐ南側の古本屋ワールドエンズ・ガーデンが灘大学の講義の会場だったので、帰りにニムカフェに寄ってみた。



定番のオムライスと、季節限定であるチキンカレーのドリアをば。



優しい美味しさと和やかな雰囲気の店内に癒されてきた。
このお店も「店の栄枯は場所ではない」ことを物語る店の一つである。



店先には見慣れない電動自転車が。。。
最近、神戸市内で始まったレンタサイクルの電動自転車らしい。

第11期灘大学 第6回 灘風文筆生活のススメ

2016年03月05日 19時50分23秒 | 六甲・まや


第11期灘大学第6回講義は「灘風文筆生活のススメ」と題してゲストに作家の西岡研介氏と松本創氏を迎えての講義であった。2人とも大阪生まれで神戸新聞社入社し、阪神淡路大震災は社会人で遭遇し、その被災体験というよりも記者として関わり、その後、フリーに転身し、灘区近辺に棲息されているという共通点を持っている。

共通点が多く、比較的近しい場所に住みながら、お二人は互いのことを「バイト君」「嘱託さん」と呼び合い、また今回の講義中では何度もお互いがお互いを「この人」と称している。仲が良いのか仲が良くないのかよくわからないけれど、何故か同じ校区のPTAの活動にも関わっておられるとか。



両氏の著作についてのトークというよりは両氏が神戸新聞社の社員として関わった灘区と阪神淡路大震災とそれからの20年、またフリーランスのライターとして関わった東日本大震災からの5年、一般のお勤め人が仕事に出かける中、ご自宅で執筆活動を行うライターの生活スタイルなど、終始和やかな雰囲気で話が膨らんでいった。



その中でいちばん印象に残ったのは「震災からの20年という時間」の中でべったり灘区に身を置いて生活された松本創氏の「一区切り」という観念と、その後、東京に何年か住んだ後に灘区に戻って来られたという西岡研介氏の感じる「俯瞰」という観念の差に大きく心を揺さぶられた気がする。特に、神戸を離れることで、より客観的に神戸を捉えることが出来るということや、「東京という場所に身を置くこと」と「神戸という場所に身を置くこと」との精神的な緊張感の違いなど、今まさに東京と神戸を行ったり来たりしている身分としては、大いに共感できるものがあって楽しかった。



いつも使っている大型店で買った方が何かとポイントが溜まったり割引があったりするのだけれど、その場でお買い上げ。しかも、書籍のページをめくらずに買うのは至極珍しいことである。好きな作家さんのトークショーに行ってその作家さんの人となりに触れ合うのが一般的な流れなのだろうけれど、トークショーで初めて知った作家さんの人となりに触れて、どんな作品を世に送り出しているのかを知りたくなって購入したというのが正直なところ。普段だったら、まず購入しなかったであろうタイトルの本だけれど、ちょいと読んでみようと思う。



そして、ミーハーな私はお2人にサインをいただいたのであった。