まっしゅ★たわごと

街歩き、建築、音楽、フランス、それに写真の話題を少々

MOZUが始まらんやんかぁ!!

2014年10月31日 23時34分15秒 | ぶつぶつ
昨夜、午後9時。MOZUが始まる時間になってテレビをつけると野球やってた。はて?これは、もしかして日本シリーズ?もしかして、MOZUのためにテレビつけなければ、知らない間に日本一が決まっていたかもしれない。でもそれは毎年のことなので気にしない。今、気にすべきかどうかは「一体いつになったらMOZUが始まるのか?」ということだけであった。

結局、MOZUは1時間20分遅れで始まった。

それまでの間、撮り貯めたマッサンを2話分見て、それでも試合終わってないので、仕方なく途中から野球中継を見始めた。9回の表、ソフトバンク投手のまさかのフォアボール×3に『ちゃんと投げぇやぁ!!MOZUが始まらんやんかぁ!』と別の意味でやきもきしながら見続けた挙句、最後は前代未聞の守備妨害???という幕切れに・・・



こんな後味の悪い日本一決定の瞬間はもう一生見ることないだろうなあと、まあ、これをリアルタイムで見れたのは、ある意味価値あるなぁと自分に言い聞かせてみた。

大阪駅前第4ビル地下1階★イタリアンバール サンシーロ

2014年10月29日 23時27分24秒 | 大阪駅前ビル


以前、このお店で食べたランチのポークソテーのポークがやけに塩辛かったことが記憶に新しいうちに再訪し「とろとろ玉子のオムライス 」をオーダーしてみた。もちろん「とろとろ玉子の」のという装飾詞に釣られてしまったというわけだが、読んで字のごとく「釣られた感」が否めない。なぜならば「とろとろ」ではなかったのだ。しかも「ふわふわ」でもない。でも、そんなことに懲りずにいつかはここの「焼きナポリタン」をオーダーしてみたいと思う。きっと美味しいに違いない。ちなみに店名は『イタリアンバール サンシロー』ではなく『イタリアンバール サンシーロ』なのでお間違いのないように。。。

イタリアンバール サンシーロ
大阪駅前第4ビル地下1階

大阪駅前第2ビル地下2階★とん亭

2014年10月29日 23時06分33秒 | 大阪駅前ビル


『「カツ丼」と「はりはりうどん」のお店』そういう認識で入店。メニューも「カツ丼」と「はりはりうどん」のセットメニューが並ぶ。だからというのが正当な理由に成り得るのかどうかわからないが、てっきり「はりはりうどん」メインでサブ的に「カツ丼」が付くセットなのだと思いセットメニューをオーダー。すると「カツ丼」一人前にあまり小さくないミニうどんが付いてきた。い、いや、これ多過ぎませんか?

昼休みより少し早い時間に入店した私は喜び勇んでセットメニューをオーダーしてしまったのだけれど、後から入店するほとんどのお客さんが「カツ丼」しかオーダーしないことに気づく。それは量の問題だけではないように思う。というのは「うどん」が「うどん」ではないのだ。「うどん」というよりも「粉を練って茹でたナニモノか」という感じで少々粉っぽい。だからここのうどんは金輪際頼まない。そのかわり「カツ丼」は絶品だと思う。しかも出てくるのが目茶苦茶早い。

別の日に「カツ丼」をオーダーして秒数を計測すると何と!27秒で出てきた。大将は威勢がいいし、店内も綺麗だし、店員さん同士の連携も抜群だし、ここは通常使いをしていきたいお店である。もちろんオーダーするのは「うどん」以外ということでね。

とん亭
大阪駅前第2ビル地下2階

大阪駅前第1ビル地下2階★たかはた

2014年10月29日 22時33分03秒 | 大阪駅前ビル


カウンターだけのお店のうち第2ビルから第4ビルまでのお店は間口が狭く、地下通路に向かって直角方向にカウンターが伸びている店が多いのだけれども、第1ビルに限って言えば地下通路に沿って平行にカウンターがある店がけっこうある。こういうお店はカウンターの中から地下通路を歩く人に直接声をかけてるわけで、このお店は店員さんが2人とも女の人がやっていて、2人とも威勢がよく大きな声をお客さんにかけてくる。

その威勢の良さに吸い寄せられるように入店。私がオーダーしたのは「秋鮭のフライ」定食である。ごはん(おかわり自由)とうどんがついて、更に好きな小鉢を2品選ぶことが出来て600円なり。しかも、ここのうどんは手打ちうどんでコシがあってとても美味しい。

フツーの居酒屋さんでランチを食べたつもりだったのだけれども、帰宅後に食べログで検索してみると、このお店はどうやら「うどんや」さんだったらしい。どうりで・・・。しかし、うどん屋さんとしては小鉢やメインのおかずもまた美味しくて、ただの「うどんや」さんにしておくには惜しいと思うのであった。

たかはた
大阪駅前第1ビル地下2階

秋の夜長のブルックナー

2014年10月28日 23時37分43秒 | 音楽
昨日から急に頭の中でブルックナーの4番が流れ始めた。何故だかわからないけど、ずっと流れっぱなし。流れっぱなし状態なのが少しばかり気持ち悪いので、久々にCDをかけてみた。長調なのにメランコリックに聴こえるこの曲は、秋に聴くとなんだか心がとても休まる。
さっき、ようやく終楽章に突入。なんとか今日中に聴き終えることができそうなのだけれど、今夜はいつになく眠い。最後まで聴き遂げるか、途中で諦めて寝室に向かうか悩みどころである。

灘の酒蔵探訪2014《後編》

2014年10月27日 22時26分03秒 | 六甲・まや


白鶴資料館では甘酒入りソフトクリームを購入。酒蔵巡りのバスチケット提示で半額の150円で買えるとあって、買ってしまった。店員さん曰く『甘酒は香り付け程度』とのことであったがチーズのような発酵食品系の濃厚な味わいがあって美味しかった。ソフトクリームの後ろに居る2人組はリアル人物ではなく人形。一見すると良くできているため、本物の人間かと思って「そうかぁここは、座敷で休憩しながらお酒が飲める場所なんやなぁ」と勝手に思っていたけど、座敷内は展示の一部らしく立ち入り禁止になっていた。



ここでは秋限定の「ひやおろし」を購入。ここ以降、いろいろな酒造屋さんで「ひやおろし」を試すもここのがいちばん美味しかった。説明書きには「冬から春にかけて醸造したお酒を、ひと夏熟成させ、秋に瓶詰したお酒のことです。ひと夏を越したことで熟成され、酒質に丸みをおび、まろやかさが味わえるお酒です」とある。

確かにまろやかさがあるのだが。ラベルの裏を見ると「醸造アルコール」とある。「醸造アルコール」とあるからこれは純米酒ではなく本醸造酒に区分される。日本酒の区分を説明した文献を見るといずれの文献も「純米酒と本醸造酒の間に優劣は存在しない」と説明されている。

だが「醸造酒よりも純米酒の方が上位なのでは?」という疑念がどうしても払拭されない。人によっては純米よりも本醸造の味わいの方が好きという人も多いけど、個人的には「不要な添加物」が加えられているようで馴染みにくい。何だか「純米」の方が上位酒のように思えてならない。更に幾多もの文献によると「醸造アルコール」は「不要な添加物」ではなく「でんぷん質物や含糖質物から醸造されたアルコール」であると説明されているが、「醸造アルコール」の成分構成が糖類なのか、でんぷんなのか、はたまた他のものなのか、判然とせずブラックボックス化しているようで気持ち悪い感じが否めないというのも正直なところ。

つまり、白鶴の「ひやおろし」を試飲してみたときに感じた「まろやかさ」が、ラベルの説明書きにあったように「ひと夏を越したことで熟成されたまろやかさ」なのか、「醸造されたアルコールによって合成された風味」なのか、区別しにくいというところにある。現に、他の酒造屋さんで試飲した「ひやおろし」はどれも辛口でキリッとした味わいであったし、そのあたりの白黒が非常に謎なのである。



これから魚崎郷(「うおざきごう」と入力し変換キーを叩くと「魚座記号」と出る。困ったものである)にある菊正宗酒造記念館・櫻正宗記念館・浜福鶴吟醸工房を巡るとしよう。



白鶴酒造資料館を西に進むとやがて菊正宗ムラに辿りつく。酒造メーカーの工場近くに来ると長い管が道路を渡っているのをよく見かけるのだけれど、ここの渡り方はなかなかダイナミックだと思う。右奥から交差点を斜め横断した配管は左手にあるコンビニの駐車場を縦断して工場の敷地に入っていくのだから。



黒と白、あるいは直方体と円柱。



灘五郷と言えばこんな感じらしい。



菊正宗酒造記念館に到着、正面入口が控えて立っているのに全面のスペースが地味な色彩の舗装のままになっているのは、



記念館にやってくる大型観光バスが乗りつけても



大丈夫なようになっているのだと思われる。



六甲ライナーの下をくぐり、住吉川を渡る。六甲ライナーの柱脚が片持ち構造で軌道を支えてる姿が非常にアンバランスに見えて恐ろしい。



魚崎郷地区地区計画は建物用途の制限を行っているようであるが、



歩道の車道側のしつらえも一定の間隔を空けて植えられた松と、丘のように盛り上がった芝生とでなかなか良い風情を醸し出しているように思う。



櫻正宗記念館が今ひとつな感じだったので、



浜福鶴吟醸工房もあまり期待せずに行ってみたのだが、ここは工場見学スペースがあったり、黒糖の味がまろやかにきいた梅酒やら、ブランデー樽で熟成させた日本酒やら、野心的な商品があって面白かった。ここに来るまでけっこうな試飲をしていたので、ここでは思うほど試飲できなかった。次回はいろいろと飲み比べをしてみたいと思った。



緑色のポンチョ(ミニバス)で廻る西ルートとは別に、白鶴から浜福鶴を巡る東ルートはオレンジ色のバスがやってくる。



阪神御影駅の近くで「ひがしなだスイーツめぐりバス」と遭遇。このスイーツバスと



オレンジ色の酒蔵探訪バスと



緑色の酒蔵探訪バスはどれも「みなと観光バス」の運行となっていて、スイーツバスとは阪神御影駅とJR住吉駅で、



東西酒蔵探訪バスはJR六甲道駅でそれぞれ乗換がしやすいダイヤで運行時間が設定されている。これだけ廻ってスタンプを3か所集めると豪華賞品が当たるスタンプラリーに応募できるというのだから、これまた楽しい企画である。来年もまた、いや、再来週あたりもう一回訪れてみようかな。

おしまい。

灘の酒蔵探訪2014《前編》

2014年10月26日 23時16分54秒 | 六甲・まや


灘の酒蔵めぐりバスで巡る灘の酒蔵探訪に行ってきた。灘の酒蔵めぐりバスはJR六甲道・住吉・灘と阪急王子公園、更に阪神岩屋・大石・御影の各鉄道駅とアクセスするのだが、心なしかどのアクセスも遠いのでちょっとなぁって思っていたら阪急王子公園駅で坂バスとのアクセスが良いみたいなので行ってみることにしたのである。写真にタイトル付けるなら「坂バスと酒(さか)バスの出会い」☆



バスは1回券が100円、1日券が200円とかなりお得に乗車できる。



少し大きめのチケットだが裏面が時刻表にんっているんが有り難い。



乗ったバスは9:36にJR六甲道駅を出発した第1便なのだが、そこそこお客さんが乗っている。車両は坂バスと同じポンチョだが、坂バスと違って後ろにも降口があって最後部座席以外は横向きのロングシートになっている。



沢の鶴に到着。ここは昨年末に灘大学で訪れていたので勝手がわかっていて、土産物屋さんでお目当ての記念館限定のお酒を購入。いくつか試飲させてもらったけど、「一九九九」という銘柄の梅酒がすこぶる美味しかった!



48分後にやってきた後続のバスに乗って福寿の神戸酒心館で降りる。個人的には「このバス停は降車目的」だけだったのだけれど、せっかくなので立ち寄ってみて驚いた。



なんと過去3回にわたってノーベル賞の晩餐会にここの純米吟醸が提供されているらしいのである。直近はIPS細胞の山中教授の時らしく、残念なことに完売していて次回の販売開始は何と来週らしいのである。。。



神戸酒心館から白鶴前までは直結アクセスが無く天気も良かったので歩くことにした。



西郷(にしごう)から御影郷、魚崎郷に至るまでの地区は、



かつての町並みを伝承しようという働きが多いらしく至る所に案内板がある。



しばらく歩くと白鶴の手前に菊正宗の建物が立ちはだかる。



どうやらここは菊正宗ムラであるらしい。



道路上を二本の架橋で渡しているのはあまりみない光景かも。べルトコンベアが絶えず行き帰りを繰り返しているのかな。



宮内庁御用達の表札からそう遠くない場所に



剣菱酒造の表札を発見。ここはイベントには参加していないみたい。小学生のときに、友達と日本酒のキャップを集めていたのあけれども、剣菱の撒き菱のような図案のキャップ柄だけは何故か記憶に残っている。





西の菊正宗ムラを抜けてしばらく進むと



白鶴に到着。沢の鶴でもそうであったけど、記念館の前に大きな駐車場が併設されているのは



けっこういろいろな団体さん(●●村とか●●協会●●支部とか)がバスツアーでやってくるからである。

つづく
灘の酒蔵探訪2014《後編》