まっしゅ★たわごと

街歩き、建築、音楽、フランス、それに写真の話題を少々

嗚呼!マカロン食べたい!

2004年11月30日 22時36分51秒 | フランス
マカロンと言っても、某S社製のサイバー犬のことではない。フランスを代表する有名なお菓子のことである。

前回の訪仏で、強く期待していながらも、結局食することを果たせなかった3つの食べ物がブイヤベースとファラフェルとマカロン。最近、梅田のデパ地下でアンリ・シャルパンティエ社製のマカロンを一目見て「食べたい衝動」に駆られている今日この頃。給料も入ったし、近いうちに買ってみよかな~。

更に今週末上京の予定あるので、その際には伊勢丹新宿にあるジャン・ポール・エヴァンのショコラマカロンを食してみる予定。なかなか楽しみであります。初マカロンの感想は、また後日ご報告しようかと思っております。

http://www.jph-japon.co.jp/

旧甲子園ホテル

2004年11月28日 22時13分56秒 | 建築
旧甲子園ホテル(現在の武庫川女子大学 甲子園会館)に行ってきた。昨年から始まった「楠松祭」の会期中でこの期間内(11/23~11/30)は事前予約が無くても内覧が自由に出来るのである。しかも、通常配布されるパンフの他にソフトなタッチの絵葉書をもらうことができた。

http://www.mukogawa-u.ac.jp/~kouhou/nanshou/nanshou.htm

この建物は昭和5年に甲子園ホテルとして建築され、戦時中に米軍の施設として使用された後、武庫川学院のが譲り受け、現在は大学施設として用いられている。設計はフランク・ロイド・ライトの愛弟子である遠藤新。このホテルを遠藤に依頼したのは当時の帝国ホテルのマネージャーをしていた林愛作氏で、彼の理想に基づき設計されたこのホテルは「東の帝国ホテル、西の甲子園ホテル」と当時の文化人たちに評されていたという。ディティールはかなりの部分がライトの受け売りのような建物で、今でもこの建物がライトの設計によるものだと思っている人が多いのもわかる話である。

プレーリー様式を意識したファサード、明快なキャンチによる庇やバルコニー、レリーフテラコッタによる連続モヨウ・・・どれを取ってみてもライトそのものだが、なんというか、仮にもソレが模倣だとしても、ここまで上手く組み合わせたのは遠藤新の力量に拠るところなのであろうと思わずには居られない程、巧みにまとめられていると感じた。

左右に対象的に建てられている2つの塔は、中庭側からパブリックスペースの象徴的な分厚い庇と絡めて一本ずつ望むとどことなく戦艦の艦橋のように見えてしまうのは偶然なのであろうか?それはともかくとして、ライトが日本で手掛けた主要な建物に関する建物巡りは、これで一応の完結を見たような気がする。あとは明治村に展示されている帝国ホテルのレプリカだけであるが、一体いつになることやら。

宛名書きソフト

2004年11月27日 23時19分25秒 | サイバー
「今年の年賀状こそは!」と願ってから、もう何年も経つが今年からやっと宛名書きを活字にすることに成功した。かつては、所定の位置に【名前・郵便番号・住所】を入力するのが面倒くさく、そんな作業をするならば手書きにした方がよっぽど楽であったのだが、最近の宛名ソフトの扱いの楽なことと言ったら驚きである。

(たぶん、私が時流に乗り遅れていただけのことなのだろうが・・・)最近のソフトは7ケタの郵便番号を入力すると【○○県○○市○○町】まで自動検索で一瞬のうちに住所欄に入力されるのである。だから、作業量は【名前・郵便番号・番地】のみでよく、これなら全くもって手書きより楽チンなのである。

更に、インストールした状態で何の調整をしなくとも寸分の狂いも無く、郵便番号が七桁の枠のど真ん中に印字されるのも嬉しい限りである。ちなみに、今回インストールしたソフトは、今から30分程前に某サイトからダウンロードしたフリーソフトである。便利な世の中になったものである。

実録!「新札ブチ切れ騒動!!」

2004年11月26日 21時02分39秒 | ぶつぶつ
今日、銀行預金から何枚かの紙幣を引き出して、すぐ近所にある郵便局のATM機に預け入れをした。新札紙幣と旧札紙幣がおよそ5枚ずつの計10枚ほどの量なのに、機械の中で何度も何度も数えなおしをしている様子。しかも挙句の果てに「数えることが出来ませんでした」という表示と共に紙幣が戻されてきたのである。

ここまでは良かったのであるが、いちばん手前の一枚だけが【半身(はんみ)】で帰ってきたのである。つまり半分ブチ切れて戻ってきたのだ。こんな憐れな姿の紙幣は初めて見たので、少しばかり驚いたのが正直な印象である(^^;)ビジネス街の一角にあるニモカカワラズこの郵便局にはATM機がわずか三台しか設置されておらず、おそらく迷惑千万にも私の入れた紙幣が、そのうちの一機を完全に止めてしまったのである。

すぐさま係の人を呼び、今までの事情を説明し機械の中を調べてもらう。前面のパネルドアを開けると、コピー機のドラムのようにメカニックなボックスが滑り出された。紙幣を分別・回収するためのローラーや幾つかに細分化された小窓を開け閉めしながら係員は一言「どこにもないですねぇ~」・・・

やばい!このままでは私が悪者になってしまう。その時、私の隣のATM機を使っていたおじさんも係りの人に苦情を言い始めた。「さっきからずっと数えてて、出てけえへんで!」私はすぐさま、隣の人の言葉に被せるように、修理係の人にこう言った「これと同じ状態で全然出てけえへんくて、やっと出てきた思たら、この状態で・・・ぶつぶつ」

しばらく途中参戦のオジサマとやり取りしながら、どうやら新しい紙幣のツルツルさ加減が郵便局のATM機では読み取りにくいらしい。修理係は私の紙幣を見ながら「新しすぎてもダメですけど、あんまり汚くてもダメです」とつぶやいた。私は半分ブチ切れ機械油にまみれて黒ずんだ紙幣を見ながら『これはATM機の中でついた油やで!』と言いたくもなったが、昼休み終了まで数分まで迫ってたので、それは言わないことにした。(話こじれると面倒なのでね)

修理係も観念したのか、昼休み終了時刻間際になってカウンター奥から同額の紙幣を一枚取り出し、油まみれのブチ切れ紙幣と交換してくれたのである。これから月末の振込や来月賞与の引き出しや預け入れ時に何かと新札と巡りあう機会も多いと思うが、是非気をつけて頂きたいと思う。

「急募!逃げ遅れ役」??

2004年11月25日 22時09分30秒 | ぶつぶつ
霞ヶ関ビルのサイトにアクセスすると、「避難訓練の逃げ遅れ役」を募集していました。

http://www.kasumigaseki36.com/

「逃げ遅れたテナントさん」というストーリーでビル6階からはしご車で救出されるというオイシイ(?)役どころらしいです。ちなみに私は高いところは苦手なので、金を積まれてもやらないと思います(^^;)

先着6名限定で11月26日(ななんと明日!)まで募集しているそうです♪

ツーカーユーザー集まれ!

2004年11月24日 22時30分45秒 | サイバー
なかなか新しい機種の出ないツーカーホン関西から、待望の新機種が発表された。その謳い文句は「使いやすさにこだわった通話専用ケータイ」である。

http://www.tu-ka-kansai.co.jp/product/f_lineup.html

かつてダウンタウン松本を起用したCMで「シンプルでええねん」という企業メッセージを提示したことが記憶に新しいが、とうとうここまで来たかと言った感じである。きっとこれから、いや既に突入している少子高齢化社会を睨んでジジババ専用ケータイを発売したと思われる。まあ、ドウデモイインデスケドネ。

某雑誌の調べによると今年9月末現在で8380万件ある携帯電話の加入者中、ツーカーの占める割合はわずか4.3%だという。トップシェアのドコモがいて残りの市場を大手2社で分割している。つまり携帯持った人が100人いても、ツーカーユーザーはたったの4人ということになる。まあ、ドウデモイインデスケドネ。

更に、新潟中越地震を受けて総務省が各携帯会社に災害時の伝言掲示板の共有化を指示したという記事が新聞に載っていたが、総務省が指示したことになっているのは大手三社で、それはもちろん、ドコモ・au・ボーダフォンである。そう!ツーカーは既に政府からも、災害時には「必要の無いもの」として扱われているのである。まあ、ドウデモイインデスケドネ。

更に、雑誌のデジタルグッズ特集記事の携帯電話のページもドコモ・au・ボーダフォンの順に掲載ページが少なくなっていき、ボーダフォンのページをめくるとMP3の特集記事になっていたりするのである。まあ、ドウデモイインデスケドネ。

そんな哀しきツーカーユーザーにも一つだけ誇れることがある。それは・・・。
電波の届かないイベント時、例えば大晦日の夜・花火大会・ルミナリエ・コンサートライブなどでは他の会社のケータイは必ず通話が出来にくくなっているのに、なぜかツーカーは普段通りに通話が出来るのである。いかに利用者が少ないかがこれでわかるのである。まあ、ドウデモイインデスケドネ。

「チャールズ&レイ・イームズ 創造の遺産」展

2004年11月23日 23時11分18秒 | おすすめ
和歌山県立近代美術館で催されている「チャールズ&レイ・イームズ 創造の遺産」展に行ってきました。ちょっとした小旅行ですが、大阪から快速一本で行けるので大した苦労ではありません。

展示品を鑑賞する前に併設されているレストラン「三年坂」でパスタランチを食べました。お好みのパスタが一皿選べて、その他にバイキング形式でパン・サラダ・パイ・ジュース・コーヒー・ジェラートが食べ放題になっています。今日はまだ暖かかったのでテラスに並べてあるテーブルでランチを楽しみました。目の前には和歌山城の天守閣が見えてなかなかいい感じでした。

ただし、「ジェラート」は看板に偽りアリで単なるサーティーワン系のアイスクリームでした。レストランの名前が「三年坂」とあったので京都にあるレストランかなんかかと思いましたが和歌山県立近代美術館と和歌山城の間を通る幹線道路の名前でした。なら、納得♪

企画展示は12月26日(日) まで。ただし、三年坂の屋外テラスは北向きなので日が当たらず、けっこうひんやりするので寒波が襲う前に行くことをお薦めします。

チャールズとレイの印象・・・「きっと、レイはO型でチャールズはA型なのでは?」と思わずには居られませんでした。


塗装工事

2004年11月21日 21時43分49秒 | 建築
ただのペンキ塗りっす。先週の漆喰塗りのところでまたお手伝いをさせてもらいました。今回は、原液のペンキをニスなどで希釈せずにハケで地道に合板に塗りたくっていくという地味な作業。高いところは脚立を使い、利き腕が疲れたら反対の腕を使い、反対の腕が疲れたらまた利き腕に戻り、あとは(薬品の臭いで)高揚とする意識をただ惰性のままにハケを合板に擦り続けるだけというもの。

私が「日曜大工」という言葉を知ったのは随分と大きくなってからのことで、物心付いたときには既にマンションで暮らしていた私にとっては、そういった言葉とは無縁の環境に暮らしていたのでペンキでモノを塗ると言う作業は今までの人生の中で、たった1~2回・・・それも全て高校・大学の学園祭の時であったように記憶している。

なので、前回の漆喰塗りに引き続き今日のペンキ塗りも、私にとっては本当に刺激的なイベントなのである。今回使用したペンキは「自然塗料」の老舗(?)であるオスモ社製の塗料だった。

http://www.osmo.jp/
http://www.osmocolor.biz/

自然の素材を使った塗料が売りではあるが、臭いものは臭いもので作業しているウチに妙なテンションになってきたりする。興味本位で一日程度の作業なら面白いだろうけど、これを仕事として日々暮らしていくことは、きっと私にはできないと思った。そういう意味では、現場の職人さんはその技術だけでなく、根気と忍耐力なども相当のワザを持っているのではないかと思った。

山手幹線(なんちゃって定点観測)

2004年11月20日 20時30分35秒 | 都市
尼崎市から神戸市長田区までを結ぶ、延長約29.5kmの幹線道路である山手幹線は、最近では西宮市内の建石筋から阪急夙川駅までの拡幅工事完了がまだ記憶に新しく、着実に工事は進んでいるかのように見えるが、夙川以西である西宮市の一部から神戸市東灘区の芦屋市との市境までが用地買収の遅れなどからほとんど事業が進んでいない。そんな中、整備の遅れる芦屋市内でJR芦屋駅付近の山手幹線道路の整備に大きな動きが見られたので紹介しておく。

今月上旬くらいから道のおよそ半分を占領していた仮設の自転車置き場が縮小化され、各交差点で信号機を新しく設置する工事が進められていたが、11月11日に信号機に被せられていた「整備中」のマスクが取り外され稼動するようになった。翌12日にはセンターラインとして並べられていたカラーコーンが撤去され真新しいセンターラインが引かれていた。

駅前の商業施設である「ラポルテ」から東の宮川までの区間は、それまでの西行きのみの通行が相互通行に改善され、同じく「ラポルテ」から東の一部区間も南側の整備が完了し、現在北半分の路面を舗装中である。ただし、芦屋川をアンダークロスする部分では大規模掘削による埋蔵文化財の保護及び調査のために工事延期を余儀なくされている状況。

幅員22mの幹線道路の拡幅工事である。最終の完成時には片道2車線ずつの相互通行となり、駅前で生じている慢性的な渋滞はある程度解消されるものと思われる。だがこの道路の開通により通過交通の量も増大し静穏な環境を阻害されることも否めない。街が少しずつ大きく、そして便利になっていくのは嬉しいけれど、拡幅に伴う立ち退きや環境被害があるのもまた事実である。そんなジレンマを抱えつつも成長していく「街」をこれからも眺めていこうと思う。

フランス語の楽しみ方

2004年11月18日 21時32分47秒 | フランス
「フランス語は世界でいちばん美しい言葉」という評価をよく耳にするが、私にはそうには聞こえない。もちろんネイティブなフランス語に触れるまでは私も「美しい言葉」と思っていたが、それは誤りだと気付いた。もちろん、CMなどに起用されるフランス人女性の歌や往年のシャンソンなど聴いていると、なるほど美しい響きのものばかりなのだが実際の彼等はもっと汚い音を発しながら話をしているのである。

それは、日本語には存在しない鼻から抜けるような鼻母音などが代表的な音で、例えば単語に含まれる「R」の発音も、実は日本で使われる「ラ・リ・ル・レ・ロ」またはそれに近似した音は使われない。むしろ、口を開け喉の奥を窄めながら息を吐く時の汚い音を伴いながら、どちらかというと「ハ・ヒ・フ・ヘ・ホ」に近い音を発したりするわけである。上手く表現できないけれど道行くオヤジが痰を道端に吐き捨てる直前に「口の中の痰を集める(?)音」・・・きったねぇm(_ _)m

つまり、Bonjourは「ボンジュール」に非ず、またMerciは「メルシー」に非ずということである。ちなみに「R」はアルファベットとして読むと「エル」になるが、やはりコレも実は「エル」には非ずと言ったところなのである(^^;)

私の最近のフランス語鑑賞に対する喜びは、このフランス語の中の汚い音を堪能することである。やはり、その「音」を如実に感じ取ることができるのは女声ではなく男声なので、最近ちょっとばかしフランス人の男性ボーカルにはまったりしている今日この頃である。