まっしゅ★たわごと

街歩き、建築、音楽、フランス、それに写真の話題を少々

カルフール

2005年01月29日 23時28分22秒 | フランス
久々にカルフールに行ってみた・・・と言ってもコレが2回目。1回目は尼崎にカルフールが出来た当初に外資系の大型スーパーってどんなんだろうと思って寄ってみただけだけど、今回は別の視点で行ってみた。

巷でまこと密かにササヤカレル「カルフールの日本撤退説」ではあるが、これはアナガチ間違いでもなさそうな気がする。なんというか、売り場面積に対しての客密度が少な過ぎる。某大手ディスカウント店のド○・キホーテの圧縮陳列とは対照的に緩慢陳列というか、店子がローラースケート履いてスイスイと売り場から売り場へ走って行けるほどの通路幅と見通しの良い店内レイアウトになっている。

私がフランスで感じたフランス人の「大雑把」なのに「合理性」を重んじる気質が滲み出ている感があり、どうやら私のフランス体験の再現としては心地良いものではあるのだけれども、日本人的な感性からすると潜在的に受け入れがたいものがあるのかなという感じは否めなかった。

つまり、小規模店を複数構えるのではなく、少数の大型店舗に拠点を集約することで生じる無駄な経費を減らしてはいるが、遠方からの客の心を捉えるほどの魅力は残念ながらないのが実情であり、また、大胆かつ明快なプランニングをしているが売り場のゾーン分けが大雑把な為、食料品の棚の裏が化粧品の棚になっていたりして不愉快な感じもあったりする。

まあ、強いて収穫があったと言えば以下の2点かなと思う。

一つは、レジのベルトコンベアがパリで見たMONOPRIX(モノプリ)というスーパーと同じ仕組みだったこと。
もう一つは、紅茶売り場で見つけたカルフールオリジナルの25パック入りブルーベリーのフレーバーティーが1箱100円という破格の値段だったにも関わらず、思いのほか・・・いや、今まで飲んだブルーベリーティーの中でいちばん美味しかったことである。撤退する前に買いだめしとかなきゃ!!

ちなみに「カルフール」とはもちろんフランス語であり、「辻」「交差点」「四つ角」という意味だそうだ。

不機嫌なジーン

2005年01月23日 12時44分41秒 | おすすめ
久々に心ときめくドラマを見たような気がする。先週から始まったフジテレビの月9ドラマ「不機嫌なジーン」(竹内結子主演)である。遺伝子や昆虫学、動物生態学と知的なテーマを取り入れながら所長役の内野聖陽とコミカルにストーリーが展開されていく。ちなみに、「ジーン」とは遺伝子のことで、竹内演じる主人公「仁子(よしこ)」を内野が「じんこ」と呼ぶというコミカルな設定になっている。

人物に対する表現が、以前見たフジテレビのドラマ「カバチタレ」(深津絵里主演)に似ているなあと思って調べてみると、やはり脚本が同じで大森美香という人だった。どちらのドラマでも共通しているのが、

・カリカリしてて恋愛に諦めを持っている女主人公
・ちょっと壊れている所長(カバチタレでは陣内孝則が演じる)
・小林聡美との競演
・ちょっと知的な内容をマンガを取り入れてわかりやすく解説している
・「ちょっと、遊びすぎじゃねえ?」と思える登場人物の笑える会話

などなど。
竹内結子もかわいいし、今後の展開が楽しみである。

ブログ中毒者の哀しみ

2005年01月20日 20時29分30秒 | サイバー
実は昨夜から原因不明の事由により自宅のパソコンからインターネット&メールができない状態になった。ルーター(?黒いボックス)のランプが変に点滅しているので故障かもしれない。てなわけで、本日の「たわごと」は大阪市内の某インターネットカフェからのお届けとなっている。

まあ、旅行で一日二日アクセスできないのは全然構わないのであるが、勤務先から帰宅して「夕食後のメールチェックとブログチェック」が日課となってしまっている今、いわば習慣と課したこの行為を遂行できない事が、いつの間にかストレスに感じるようになってしまっている。「これではイカン!!」と危機感は感じているのではあるが、「この状態の私」をどう回避していけばいいのか皆目見当がつかないでいる。

    ・・・いと、あはれなり・・・

てなわけで、今年は「脱ネット社会宣言」をしてみようかな・・・いや、たぶんゼッテェー無理だけれど・・・だから、きっとこれも「たわごと」なんだと思う。

オーシャンズ12

2005年01月18日 22時16分22秒 | フランス
私の映画に対する興味は、しばらくの間は「オペラ座の怪人」だけだと思っていたが、最近ちょっと「オーシャンズ12」が気になっている。

なぜかというと、気のせいかもしれないがCMを見る限り、どことなくパリっぽい風景が背景に見えるのだ。日々パリのことを想っているからって、まさか幻視だとは思いたくないが、どうしてもパリの街角に見えて仕方がない。

でも、フランス映画ではないし本当に幻視だったら困ったものだし、見に行くべきかどうか微妙なところ。ネタバレでもいいので、その辺のことがわかるサイトはないものかねえ?

初めてのシネマスコープ

2005年01月16日 21時45分32秒 | フランス
シネマ・コレクション「フランスがいっぱい」の第五弾【ノートルダムのせむし男】を見に行った。ノートルダム寺院以外は全てセットだったが、オスマンの大改造以前のパリはこんな街並みだったのだろうなと想像させるような街並みが再現されていて、それはそれで良かった。セットから想像されるリアルさのレベルというのは、日本の時代劇における江戸や京都の町並に対する感覚と同じであればの話であるが・・・。

また、せむし男のカジモド役であるアンソニー・クインの演技も噂どおり冴えていたように思う。さて、本題は映画の内容ではなく、シネマスコープというスクリーンサイズの話である。現在、一般に我々が見ている映画とは違い、アスペクト比(縦横比)が1×2.35というとんでもないワイド画面のフィルム(イメージ画像の画面は別の映画の一場面)なのである。

他にシネラマというサイズの映画というのもあるらしいが、これは凹曲面のスクリーンに3台の映写機に分割して映し出すもので、こちらはその見にくさ故にあまり流行らなかったということを聞いたことがある。

デジタルカメラがここまで普及する前は銀塩カメラの一つの機能としてパノラマというイカガワシイものが流行したことがあったが、アレと一緒で一見迫力がありそうで使ってみると物凄く無駄なものであったりもするのである。

実際に、ビデオ版(テレビ版)と見比べをしたことはないのだけれども、これをテレビで見ようとするとスクリーンの中心をトリミングするか、テレビ画面の上下をマスクするか、はたまたアスペクト比を強引に補正して縦方向に伸びきった映像を見るしかないのだから、困ったものである。

余談だが、本日鑑賞した映画館でというとんでもないハプニングがあった。劇場側が何を血迷ったか、アスペクト比を強引に通常スクリーンサイズに補正したカタチで上映を始め、観客からのクレームを受け放映を中断する事態になった。

館内は再び照明が戻り、まもなく館員がやってきて間違いを詫び、しばらくたってからスクリーン両側のカーテンをシネマスコープサイズに広げ縦横比を矯正し、再度始めから流し直したのである。

昨日からモーニングのみで七日間連続上映だけども、昨日はどんなスタイルで上映されていたのか気になるところである。我々も、1人のオバサマがカウンターに苦情を言いに行っていなければ、約2時間ものあいだ判読不可能な字幕を、強制的に見させられていたかもしれないと思うとゾッとする。

ある意味、あんなに縦方向に伸びきった映像や画面下端で切れて読めない字幕を映画館で見ることが出来たこと、それに途中で映写を止められるという体験が出来たことは、貴重だったかもしれない。観客のほとんどがシルバー世代だったということもあり大した混乱もなく最後まで見ることが出来たことは幸いであった。

ロト6について

2005年01月15日 21時16分39秒 | ぶつぶつ
年末ジャンボ宝くじよりも、私にとって魅力的だと思える宝くじはロト6である。年末や夏休などハレの日でもないのにフツーに宝くじを買って、何の節目でもないのに当選発表が日常的に行われているのが、まっしゅ的には素敵だと思う。

で、1/6発表のロト6は一等当選がなく、キャリーオーバーが428,004,419円というとんでもない金額になっていた。最高賞金が4億円なので、それをオーバーしてしまったのである。これは不特定大多数による『次の1/13に一等を当てると、ほぼ確実に最高賞金の4億円が懐に入るのではないか』という皮算用を可能にした。結果として、普段なら毎週30~45億円の範囲で推移しているはずの販売実績額が、1/13発表の回に限って6,448,288,400円にも上ったことが、いかに不特定大多数の金欲を揺さぶったのかを表している様に思える。

これらは、同様の皮算用をした人が急激に増えたのか、いつも買っている人がいつもの倍購入したのかを読み取ることはできない。だが、この現象はまさに「ドリームジャンボ」という言葉に置き換わってもおかしくないと私は思う。

ちなみに、1/13の回は一等当選が3口もあったために1口の当選金額は320,380,000円にとどまった。もし、同じ人がこの番号を3口買っていたのであれば、一夜にして9億6000万円を手にしたことになる。もしそうだとすれば、今後の人生展開が心配でならない。

↓今回参考にした資料はコチラ↓
http://www5b.biglobe.ne.jp/~ohloto6/loto6tousenbangou12.htm