この前の週末に、かねてから行きたかった六珈に行ってきた。阪急六甲駅から徒歩すぐのところにある珈琲専門店である。「六珈」と書いて「ろっこ」と読むようである。私が頼んだのは六珈ブレンドのミディアムというやつ。メニュー表には
・マイルド (すっきり)
・ミディアム(しっかり)
・ストロング(どっしり)
の3段階あって、「マイルド」にしようかどうか悩んだけど「ミディアム」に対してどうなのかということがわかれば次回の注文時に「マイルド」にすべきか「ストロング」にすべきかわかるので「ミディアム」にしてみたのだが、個人的には「ミディアム」は美味しかった。美味し過ぎて次回は「マイルド」か「ストロング」もオーダーしてみたいなあと思った。セットで頼んだ「チョコとオレンジピールのパウンドケーキ」も珈琲との相性は抜群に良くて美味しかった。
朴訥な感じの店主がお一人でされている。落ち着いたジャズのBGMと店主の珈琲を淹れる音しかしない静かなお店。それでいて窓から差し込む柔らかい日差しが装飾の一切ない店内を明るく包み込んでいる。
神戸市灘区のむらまつ歯科院長の徒然日記で度々紹介されていてずっと行きたいと思っていながらも、なかなかハードルが高くて長いあいだ行くことが出来ていなかったお店であるのだが、
いったん入店してしまうと、そこはナニモノも拒絶しないような、まったりとした静かな時間が流れているのである。カウンターテーブルは奥行きがゆったりと取ってあって店主と向き合っているのに一人カウンター席にいるかのような開放感があって素敵だなあと思った。
全体的に昭和なテイストを持ちながらも、泥臭い「昭和臭」は全く感じないところがまた心地良い。
これで、晴れて一人で行ける自信がついたので、何かの機会に本を持って行ってみようと思う。
はい!喜んで!!☆