まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

My Favorite Things

2009-02-24 18:59:31 | 幸せの倫理学
昨年末からずっと満身創痍でした。
①誕生日に万能ネギをみじん切りしてるときに誤って指もみじん切り
②その2日後、寝違えて首から左肩にかけて痺れるような痛み
③大晦日からかかとがひび割れして、かかとをつけて歩けない
どれも普通なら1週間ぐらいで治っていいようなささいな故障ですが、
歳だからでしょうか、2ヶ月近くずっと悩まされ続けでした。

それは幸せなことを考えるのをサボっていたからではないか、
自分の幸せ力(ポジティブ・シンキング)が弱っていたからではないかと思い至りました。
そこで mixi のほうで始めた年明け第1弾の企画が、
「私のお気に入り My Favorite Things」シリーズです(略してMFT)。
自分の好きなものを列挙していくことによって、
自分自身を楽しい気分にさせていこうという、
他人にとってはまったくもってどうでもいいような自分本位の企画ですが、
これを始めたおかげで上記の3つがみごと完治したので、
やっぱり幸せ力を高めるのは大事だぞと思い、
mixi ネタをこちらにも転載することにいたします。

さて、私のお気に入りとして挙げたいものはいくらでもあるのですが、
「My Favorite Things」と言われて真っ先に思い浮かぶのは、
まさにそのタイトルと同名の曲「My Favorite Things」です。
言わずと知れたミュージカル映画 『サウンド・オブ・ミュージック』 の中で歌われた1曲です。
あの映画を見たのは福島大学に来てから、つまり30代になってからだったと思います。
曲を初めて聴いたのは映画で見るよりも前の大学時代、社交ダンス部に入っていた頃に、
ダンス音楽(クイックステップ用の曲)として、練習や試合のときによく聞いていました。
その後、ジャズを聴くようになってからも、
ジョン・コルトレーンその他の演奏でよく耳にしました。
JR東海の「そうだ 京都、行こう」のCMでずっと使われ続けていますから、
聴いたことがない人はいないでしょう。

だから映画を初めて見たとき、おお、あの曲はこれだったのかぁ、とちょっと感動しました。
しかも、歌詞があるし(それまで聴いていたのはすべてインストゥルメンタル)。
まあ知らなかった私が珍しいのかもしれませんが、
(そういえば「ドレミの歌」がこの映画発祥ということも知りませんでした)
My Favorite Things は、雷を恐がる子どもたちのためにマリア先生が、
自分の好きなものをどんどん思い出していくことによって恐さを吹っ飛ばそう、
と歌ってあげる歌だったのです。
そこで挙げられるお気に入りは、
子猫のひげとかクリーム色の子馬とか、
他愛もないというか、そんな物好きな人ってこの世にいる?
と思っちゃうようなわけのわからない物ばかりなんですが、
次のサビの一節は、まさにポジティブ・シンキングじゃありませんか。

When the dog bites, when the bee stings
犬が噛んだり蜂が刺したり
When I'm feeling sad
悲しい気持ちになるときは
I simply remember my favorite things
私はただ 自分のお気に入りを思い出す
And then I don't feel so bad
そうすれば そんなにつらい気分じゃなくなる
http://www.uranus.dti.ne.jp/~fauchon7/my-favorite-things.htmより)

というわけで、曲といい歌詞といい、本当に私のお気に入りの1曲です。
そしてこの歌詞にならって、
包丁で指を切ったり首を寝違えたり何かイヤなことがあったときは、
自分のお気に入りを思い出して、それらを吹っ飛ばしてしまおうと思うのです。
でもイヤなことがあったときというのは、なかなかそういう気分になれないし、
自分の好きなものも急には思い出せなかったりするものです。
だから、これからここにいくつか自分のお気に入りを発表していき、
いつでも思い出せるように自分の心に焼き付けておこうと思うのです。
皆さんのお気に入りは何ですか?
何かイヤなことがあったときにこそ自分の大好きなものをすぐに思い出せるよう、
今のうちに備えておいたほうがいいですよ。
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衣を剥がされた歯 (きさらぎ)
2009-03-26 15:54:34
きのう右上奥の親不知を抜いた
グィッ ギィッ ガキッ!!
たった3回の攻撃であっけなく引き抜かれてしまった

10年近くかけて育て上げたのに
近ごろ生みの親を傷つける不届き者になっていた

親不知4本健在なのを気の毒なように言われ
健康なうちに抜くのが一番良い!などと叱咤激励され
生爪剥ぐような思いで臨んだのに

一体お前さんは何ゆえどうやってここまで育ったのか
思い起こせば初めて乳歯が抜けた時
抜けた歯は屋根の上に投げると良いと言われ
上の歯も下の歯も全て力いっぱい屋根の上に投げた
どうやらそれは間違いだと分かった時には時すでに遅し
まぁ、そもそもほとんど屋根に届かずあえなく失墜していたから
期待なぞしてはいなかったけれど

もはや成長も老化もないなきがらを歯ブラシで洗い清め
手のひらの上に転がしつくづく眺めた
夫は気持ち悪がって見向きもしない

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