まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

グダグダなゼミ送別会

2016-03-30 14:42:23 | 飲んで幸せ・食べて幸せ
もう卒業式も終わり新学期も始まろうとしているところですが、卒業式ネタの前に、
今から2週間以上前、3月の半ばに開催したゼミ送別会のことをご報告しておきます。
2月の卒論発表会の日に卒論・修論完成記念打ち上げパーティをやりましたので、
送別会はもうやらなくてもいいかなとも思っていたのですが、
たしかその打ち上げのときに、今年のゼミ生たちはまだ我が家に来たことがないということが発覚し、
せっかくだから最後に我が家にお招きしたほうがいいかなと考えて、
急遽送別会を開催することになりました。
これまでだったら学類3年生や院1年生たちにお店の手配とかは任せて、
私はただお店に行って飲みたいだけ飲んでいればよかったのですが、
我が家でやるとなったら私が仕切らなければなりません。
なかなかみんなの日程が合わず日程調整だけでも相当すりへってしまい、
けっきょく全員の都合がつく日はなく、3年生は誰も参加できない日に、
卒業生・修了生ばかりで (院の1年生は辛うじていたけれど…) 開催することになりました。
そうなるとよけいに準備は私1人でやらなければならなくなります。

しかしながら当日はとても慌ただしい日でした。
3月の半ばといえばそうです、確定申告の締め切り日でした。
確定申告をしに税務署に行ったあと大学に行き、
その日中に終わらせなきゃいけない事務仕事を猛スピードでやり、
さらに翌日は橘高校での講演会だったので、そのための資料を作成して印刷し、橘高校に届け、
それからやっとMAXふくしまに買い物に行くことができました。
みんなを18時に呼んでいたのに、買い物から帰ってきた17時50分の時点でこんな感じです。



もう何ヶ月も前からこのリビングのテーブルは仕事場と化していて、
有象無象の書類が散乱していて、ここで個食すらしたことはありません。
そんなところにみんなを呼んでパーティをしようだなんてムチャにもほどがあります。
みんなを呼んだらここもキレイになるんじゃないかなあなんていうのは甘い空想でしたね。
一人暮らしなんですから、キレイになるもならないも私次第なわけです。
でけっきょく、全員が揃った時点で何一つ料理ができていないどころか、
掃除も終わってないなんて、こんなことは初めてでした。
こういうときに限ってみんな時間に正確で、この写真の10分後にはみんな来てしまいましたが、
もう開き直って、「今日はみんなで準備しよう!」 と宣言し、
部屋の片づけも料理も手分けして手伝ってもらいながら、何とか開催にこぎつけました。

最初にサラダを2品出しておくつもりでした。
お刺身サラダ春菊のごま油和えです。
さくで買ってきた刺身を薄切りにするのは一番料理を作っているという女子に任せ、
私は春菊のごま油和えに専念していましたが、
春菊の用意が調ったところで肝心のごま油が切れていたことに気がつきました
で、即座に院生にMAXまで買い出しに行ってもらいます。
時間を稼ぐために別の女子たちにイチゴとKeriKeriのバゲットの準備をしてもらいます。
こうして皆さんの手をお借りして何とか4品揃えたところで、
やっと修了生が持ってきてくれたモエ・エ・シャンドンで乾杯となりました。
(こんな調子だったので今回はほとんど写真撮影はしておりません…)
私も安いスパークリングワインを用意していましたが (だからイチゴがあるわけです)、
やはり本物のシャンパンとの相性は抜群です。
あとはみんなが持参してきてくれたお酒を各自飲みながら、
さらにポテチなどの乾き物も買ってきてくれていたので、それらで何とか飢えをしのぎながら、
次の料理が出来上がるのを待ちました。

次は、いろいろ野菜の重ね蒸しです。
これも私の定番料理ですね。
野菜類の下ごしらえは学生に任せて、私は各種の野菜と豚肉をミルフィーユ状に重ねただけです。
こちらの料理は何度も作ったことがありましたが、なぜかいつも写真を撮るのを忘れていたので、
今回はこの料理だけはちゃんと写真に収めておきました。



火にかける前はこの大鍋の3分の2くらいまでの量がありましたが、
20分ほど煮るとこれぐらいの量に減ってくれます。
それを大皿に盛りつけていきます。



いつも底の方が少し焦げ付くので、お皿に移すとちょっと焦げた部分が上になってしまいます。
若干見てくれは悪いですが、味は保証付きです。
大量の野菜が一気に消費されました。

最後はこれも写真には撮りませんでしたが、寄せ鍋です。
ここまでの料理の流れとうまく合っていませんが、
メニューをゆっくり考える間もなかったのでいたしかたありません。
MAX1軒でしか買い物する余裕がなかったので食材も限られてきちゃいますしね。
でもいちおう鍋の師匠の本を参考にして、しょうゆベースのだしを作り、
本格的な寄せ鍋にしようと努力はしたつもりです。
食材を刻むのは4年の女子たちに任せ、修了生はここまでたまった食器類を洗ってくれ、
もうひとりの院生は、今度は洗剤が切れてしまったので再びMAXに走ってくれて、
本当にこの日は最後までみんなで力を合わせてパーティをやり切りました。

私は指図するばかりで、実働はみんなに任せっきりでしたが、精神的に疲れたようです。
みんなが帰ったのは23時前でしたが、その後いつの間にやらソファでぐっすり眠っていました。
みんなをわざわざ呼んだのにもかかわらずきちんとおもてなしできませんでしたが、
まあこれはこれでみんなの記憶に残るのではないでしょうか。
グダグダな送別会で申しわけありませんでした。
これから社会に出てからも上司には過剰な期待をかけたりせず、
自ら課題を発見し、自分の力で解決して、ひとりたくましく生きていってください。
ご卒業、ご修了、おめでとうございました


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1 コメント

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追伸 (まさおさま)
2016-03-30 15:02:37
ツライ試練でしたが、このパーティを開いて何がよかったって、
その後あのテーブルがすっかり片づいていて、毎日ここで食事できるというのが素晴らしいです。
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