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団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

長生きするって、良いことばかりではありませんね。

2017-03-22 04:14:56 | 日記
 一昨日の中日新聞 「くらしの作文」に88歳の主婦の方が「心の支え」というタイトルで投稿されていました。

 最愛の夫は認知症です。
昨年6月に徘徊が始まり、深夜に高いところから落ち、膝の手術、リハビリ。
今は施設に入所し、車いす生活です。

 夫は私に「お母さん好き、大好きだよ」と言ってくれていました。
優しく、こまめな人でしたので、私は気楽さに慣れ、自立できないまま、
一人暮らしとなりました。
どう暮らしていってよいやら、いまだ自問自答の毎日です。

 毎週、息子と施設に行きます。
先日、「今どこに住んでいるの」と私にたづねました。
「お父さんのいない家で、一人寂しく過ごしています。
これからどう暮らしていったらよいか、お父さん教えて」と問い掛けました。

 しばらく私の顔を見つめ「ごめんなさいね」と言いました。
私は夫にすがって思い切り泣きたかったです。

 今秋で結婚64年目になります。
今までの当たり前の生活が、どんなに幸せだったか、身に染みて思います。

 施設の夫は穏やかで、夢の世界にいるようです。
私の89歳の誕生日も間近です。

 「お母さん好き、大好きだよ」と言ってください。

 桜吹雪の舞う頃は、お父さんの92歳の誕生日。

 「お父さん好き、大好きだよ」と語りかけたいと思います。
私の心の支えはお父さん。
笑顔の夫に会いたい。

 以上です。

 88歳の主婦が書かれた作文ですか!
4、50代の主婦が書かれた作文かなと思いました。

「今までの当たり前の生活が、どんなに幸せだったか、身に染みて思います。」
64年間当たり前の幸せな生活を過ごされてきたのに、ご主人が認知症にかかられて
壊れてしまいましたね。
長生きするって、良いことばかりではありませんね。

 認知症の薬はだいぶ研究が進んでいるようです。
このご主人に間に合うかどうかはわかりませんが、早くよい薬ができないかなと
思います。

 私の父親も認知症になりましたが、別人格になってしまいました。
誰もが認知症になりたくないですが、こればっかりは自分の努力で防げるものかわからないです。(苦笑)










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