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団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

世のご亭主、奥様から疎まれていますね。

2017-03-12 06:10:38 | 日記
  先日 笑福亭鶴瓶さんの「巷の噺」という番組を録画して見ていました。
番組のスタッフさんが街頭インタビューを試みていました。

 スタッフさんが、上野公園の噴水前で一人佇んでいる73歳の白髪の男性にインタビューしました。
質の良いコートを着用されていて、紳士そのものの風貌の男性でした。
なんでもご家族は奥様と娘さんお二人でしたが、娘さんお二人は結婚されて外へ出られてしまったので、
今は家に奥様とお二人で住まわれているとのことでした。

 家にいると揉めるので、週3回は外出されるとのことです。
「家内は何から何まで私のことが気にいらないみたいだよ」と苦笑しながら言われました。

 奥様はご主人のことを「薄汚い」と言われるそうです。
「私は薄汚い方ではないので、ウザイだけじゃないの?」とご主人が言われました。
「私は30代からオーデコロンをつけているので臭くはないと思うのですが。」

 それでも奥様の不満が止まらない。

 「女は過去に生きてるでしょ、10年前、20年前、30年前のことを言うでしょ。
それが一番辛いね。
あの頃はいっぱいお金を使ったと言う、そう言われてもね。」(苦笑)

 スタッフさんが「奥様はどのような方ですか?」と訊くと、

 「家内は若い時はきれいで明るい人でしたよ。
世間的には評判が良いタイプ、外面がいい。
家では鬼みたい。」(笑)

 「奥様に言い返したことは」と言うスタッフさんの質問に、
「言い返したことはまずない!
言ったって毛頭聞く耳がない!
火に油を注ぐなんて言うのは愚の骨頂でしょうね。
ただ黙っています。
ただまぁ飯は、作ってくれない!」と笑いながら言われました。

 世のご亭主、奥様から疎まれていますね。
私だけではないようです。(苦笑)


 一緒に見ていたかみさんが「男は、黙ってしまうからいけないのよ」と言いました。

 黙ってしまわない方がいいの?
私はかみさんが怒っている時は、この男性のように黙っているのがベターだと思いますが、
かみさんはそうは思っていないようです。
「どうすればいいのでしょう」、かみさんにそこまで訊く勇気が持てませんでした。(苦笑)








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