がん(骨肉腫)闘病記

抗がん剤治療、放射線治療、人工関節置換手術、MRSA感染、身体障害者となっての生活の記録を残します。

昨日の読売新聞 編集手帳

2008年04月12日 | Weblog
2008年04月12日 10時39分記載

参照URL http://www.yomiuri.co.jp/editorial/column1/news/20080410-OYT1T00809.htm



「物理学者で随筆家の寺田寅彦は嫁ぐ長女に祝いの品として、秤と巻き尺を贈っている。実用というよりも物事の軽重長短を誤るな、との教えであったと小林勇「回想の寺田寅彦」(岩波書店)にある◆巻き尺もいまは実用の贈り物だろう。ご亭主のおなかの回りを測るのだよ…。メタボリック症候群の対策として今月から、腹回りにも目を配る健康診断の新しい制度が始まった◆「我ながら心憎くも肉つきぬまたも病の来ずやねたみて」。作家、岡本かの子が詠んだ肥満を嘆く歌を引くまでもなく、肥えた体をねたむかのように病気は害意を抱いて忍び足で訪れる◆酒量がどう、運動量がどう…と、職場の定期健診では問診のたびに保健師さんの前で、試験に赤点をもらった高校生のようにうなだれている。叱られる(科目がまたひとつ増えるわけだが、それもわが身のためだから仕方がない◆今日はメートル法公布の記念日という。腹回りが0・何メートルか、巻き尺を買ってまずは現実を直視し、打倒メタボの開戦記念日にするのもいいだろう。よく伸びるゴム製の巻き尺をどこかで売ってないでしょうかね。でしょうね。」



厚生労働省が国民の為を思って、メタボ健診始めたと思ってんのか?

年金問題、繰り返される薬害を見てもまだ、厚生労働省が国民の為を思って行動を取ってると思ってんのか?

国家が国民の腹回りまで管理しようとしていることに抵抗を覚えないか?

腹回りの大きい人間が病気になりやすいって医学上のエビデンスあんのか?

医学上のエビデンスもなく人に「メタボ」ってラベリングすることに問題を感じないか?



新聞記者辞めた方がいいんじゃねえか?




続々・頂いたコメントについて38

2008年04月12日 | Weblog
2008年04月12日 09時06分記載

頂いたコメントに言及する。頂いたコメントは以下の通り。

「たくさんの方が・・・恐らくあなたが思っている以上の人が・・・このブログから力を得ていることと思います。
ここにコメントをする(できる?)人(ツワモノ?)はごく一部で、黙って見守っていられる方のほうが何倍も多くいるんじゃないでしょうか。
かくいう私も、初めてコメントするときは緊張しましたもの(笑)
でも、思い切ってコメントしてよかったと思ってます。
どちらかが言葉を発しなければ始まらない出会いって、ありますよね。私はこれで、貴重な戦友を得ることができました。
世の中には心無い人や納得のいかない出来事がたくさん存在しますが、こうして誰かと心の繋がった瞬間は本当に嬉しく、まさに 『生きていて良かった』 と思えます。

ヒゲの自宅、ぜひご一緒しましょう!
ヒゲの好きそうなお酒とケーキをお土産にして・・・
その日を楽しみにしています♪」



我が国では、残念なことではありますが、事実として毎年200人~300人が新たに骨肉腫に罹患してしまいます。

それらの人達が、また、骨肉腫と同系統と言える悪性骨軟部腫瘍に罹ってしまった人達が(私がそうであったように)自分の罹ってしまった病気について調べたいと思った時、このブログが少しでも役に立てば、私としては喜ばしい限りです。

そして、経験者としての私に、何か尋ねたいことがあれば、遠慮なく尋ねてもらえたらと思います。



そんなに怖くないですからね。たぶん(笑)