がん(骨肉腫)闘病記

抗がん剤治療、放射線治療、人工関節置換手術、MRSA感染、身体障害者となっての生活の記録を残します。

定期検診結果のご報告

2007年08月20日 | Weblog
2007年06月29日記載

お陰様で再発・転移ともに認められませんでした。骨腫瘍のマーカーでもあるALP(アルカリフォスファターゼという酵素。略してアルフォス)も安定的に推移しており、本人的には「生存は確実」と考えています。

同じ病気と闘っている人、これから闘う人には、告知後3年経っても再発・転移が認められず、現に生きている人間がいることがほんの少しでも励みになったらなと思っています。

苦しみや悲しみは、本人にとっては本人の苦しみ、悲しみが全てであり、他の人間のことを気に掛けている暇などないかもしれませんが、決して治らない病気ではないと思って治療に臨んでもらえたらと思います。


見ました?プロポーズ大作戦最終回

2007年08月20日 | Weblog
2007年06月28日記載

妖精こと、三上博史いいこと言うね。「大事なことは、過去を嘆く今ではなく、今を変えようとする未来への意志だ。」

これを三上博史が言うから余計にかっこいい。三上博史は何年経ってもかっこいい。羨ましいね。

自分も未来への意志を持って生きているつもりではあるが、なかなか今を変えられない。今を変えることは頭で考えるより遥かに難しい。明日は3ヶ月ぶりの定期検診。未来への扉は開かれるかな。



「求めよ、さらば与えられん。

尋ねよ、さらば見いださん。

扉を叩け、さらば開かれん。」(新約聖書)


政治とは

2007年08月20日 | Weblog
2007年06月25日記載

政治を定義することは困難な作業であるが、1つ定義するとすれば「政治とは、金の分配を決めること。」と言えると思う。

医療制度を改善するためには金の裏付けがなければならない。診療報酬を上げるにしても、医師・看護師を増やすにしても財源の裏付けが欠かせない。医療制度問題は、すぐれて財政問題であり、即ち政治問題である。そのような観点から、最近は政治的問題についての記事を掲載している。

限られた財源をどこにどのように分配していくべきか。医療制度を改善したいと考えている人には是非とも真剣に考えてもらいたい。財源の裏付けのない議論は全くの無意味である。


県庁の星

2007年08月20日 | Weblog
2007年06月23日記載

遅ればせながら映画「県庁の星」を見た。小役人と民間の意識の違いがよく出ていたと思う。

民間の会社は「お客様はすべて正しい」という意識を持ってお客様に接している。コストをギリギリまで削って、お客様の望む全てを実現しようとする。それがどんなに無理難題であってもである。

それに対し、小役人はコストに対する意識が全くない。利益を出すことがどれだけ難しいことかわかっていない。利益を出し続けなければ存続できないという緊張感が全くない。そういう意識だから平気でグリーンピアなんていう箱物を作れるし、社会保険料を流用して箱物を作るし、公団ファミリーを作ってそこに公金を注ぎ込み、公団ファミリー企業の役員に天下って公金を掠め取れる。

我が国は、国家も、都道府県も、市区町村も借金まみれである。先頃夕張市が財政破綻したが、同じような状況にある地方公共団体は数知れない。いずれ多くの地方公共団体が破綻していくだろう。

社会保険庁の問題でいくらかは明るみに出てきたが、年金保険料もその多くが悪徳官僚に使い込まれている。国は毎年30兆円の国債という名の借金をして誤魔化しているが、誤魔化しきれなくなるのは時間の問題である。

不思議なのは、国民が怒っている気配が全く見えないということである。やはり国民は馬鹿なのだろう。

年金について言えば、国は60歳から支給すると言って国民から年金保険料という名で誤魔化した税金を強制徴収し続けてきたが、なんやかんやと屁理屈を並べ立て、65歳からの支給としてしまった。多くの企業が60歳を定年としている中で65歳からの年金支給などとどの口が言えるのかと思うが、何事もなかったように65歳からの支給となってしまっている。いずれ70歳からの支給となり、その後年金は破綻するだろう。

高速料金について言えば、建設費を償還し終えたら無料になると喧伝して高速料金を取ってきたが、いつの間にやらそんな約束はチャラになっていて、逆に高速料金は高くなっている。いつの間にやらと書いたが、ここでも悪徳官僚が暗躍している。始末の悪いことに、道路に関して言えば、道路族議員、建設族議員も関与している。こいつらが高速料金および道路建設費用(=税金)を掠め取っている。公金横領。税金ドロボーである。しかし、ここでも国民は従順に高速料金を払い続けている。つける薬はない。

馬鹿は馬鹿を見るしかないのだろう。

この国の成り立ち

2007年08月20日 | Weblog
2007年06月22日記載

やや大袈裟なタイトルだが、掲題の件について以下に述べる。

我が国の法律は、そのほとんどが官僚(私流に言えば小役人)によって作られている。

法律が成立する過程には大まかに言って2通りの過程がある。1つは政府提出法案。もう1つは議員立法である。

政府提出法案とは、各所管官庁の小役人が原案を作成し、内閣法制局のチェックを受けて国会に提出する。それに対し、議員立法とは、その名の通り、議員自らが原案を作成し、国会に提出する。それら原案を国会内に置かれた各委員会で審議し、議会に上程し、衆議院・参議院ともに可決すれば法律成立となり、その後当該法律が施行される。 ごく大雑把に言うと、このような形で法律が成立し、我々国民を拘束している。

ここで、政府提出法案と議員立法のどちらが多いかというと、圧倒的に政府提出法案である。最近は少しは議員立法もなされるようになってきたが、自民党政権下で成立した法律はほぼ100%政府提出法案である。例外は田中角栄政権ぐらいである。(しかし、田中角栄の行った立法は私は誤りだと思っている。)

原案を誰が作ろうと国会議員さえしっかりしていれば特に問題はない。しかし、残念ながら国民に選ばれた国会議員がだらしない。小役人の作った通りに法案を通してしまう。それを見越して小役人はやりたい放題である。最近では、厚生労働省・社会保険庁、農林水産省を見れば明らかだが、他の省庁もすべて同じである。馬鹿な政治家を笑い、馬鹿な政治家を選んだ国民を笑い、やりたい放題である。

アメリカでは成立する法律の全てが議員立法である。政府提出法案など無い。アメリカは大統領制で、我が国は議院内閣制なので、単純に比較することは無理があるかもしれないが、我が国の無能な国会議員に比べると、格段にするべき仕事をしている。

国会・議会とは別の言い方をすれば立法府である。立法をするために国会・議会はあり、国会議員は存在する。しかし、悲しいかな我が国の国会議員は立法を行っているとは言えない。小役人の作成した原案に対し、立ったり、ボタンを押したりしているだけである。立法府には行政府(小役人)を監視するという重要な役割もあるが、これも全く行われていない。だから社会保険庁みたいな杜撰な官庁が存在し続けてきたし、防衛省は国家機密を漏洩し続けるし、警察庁は裏金を作り続けるし、農林水産省は無駄な林道を作り続け、官製談合を行うし、文部科学省は教育制度を改悪し続ける。夢も希望もない。

このような状態を少しでも改善するためには、国民が社会的関心を持ち、投票行動を行い、選挙後も議員に対し監視を続けるしかない。

マスコミにも現状を改善するための働きを期待したいところだが、「記者クラブ制度」という、他の民主主義国家にはない忌まわしい制度があるため期待はできない。「記者クラブ制度」を廃止することが先決である。(「記者クラブ制度」については後日詳しく述べる予定である。)

医療制度、介護保険制度、その他社会保障制度のみならず、財政、税制、教育制度、自治体の在り方等、国民は小役人に好き放題やられないよう、議員を監督し、議員を通じて小役人を監視し続けなければならない。そうでなければ、我が国の全ての制度は悪い方向に進むばかりである。


診察までの待ち時間に関して

2007年08月20日 | Weblog
2007年06月22日記載

6月13日に病院を訪れた際、診察までの待ち時間がおよそ3時間あった。私の前の人の診察時間がとりわけ長く、1時間半くらいあった。その時の主治医とのやり取りは以下のとおりである(全体に相手をからかっている感じで読んでもらいたい。)

私:「私の時と違って随分熱心に診察してるんじゃないですか?(笑)」

主治医:「君のことは嫌いだから。」

私:「それはつれないんじゃないすか、先生。」

主治医:「うそうそ。愛してる。」※ちなみに主治医は60代男性である。

私:「それはそれで気持ち悪いですね。」

主治医:「ワハハハハ」



病院の待ち時間が長く、どうにかならないかと言う人がいる。全然わかっちゃいないなと思う。

開業医は別として、勤務医の勤務実態は非常に過酷なものである。給与も世間で思われているよりずっと低い。もっと貰って当然だと思う。

勤務が過酷で、対価も見合わないのに医師が勤務し続けるのはなぜか。使命感からに他ならないと私は思う。同様のことは看護師にも言える。

では何故そんなに過酷で対価も見合わないのか。一言で言えば国の施策が間違っているからである。

国は赤字財政を見かけだけでもよく見せようと支出を抑制しようとしている。医療費も例外ではない。診療報酬も下げられている。勢い、病院経営は逼迫し、医師・看護師の報酬は微々たるものとなる。

それでも私の主治医のように金銭的なことは度外視して熱心に病気の説明、治療の方針説明を行っている医師は全国にたくさんいると思う。

私が通っている病院の整形外科は骨軟部腫瘍専門なので、患者の多くが悪性骨軟部腫瘍患者である。皆命懸けである。納得のいくまで説明を聞きたいのは当然である。医師もそれに応えている。こうなると医師はもはや職業ではなく、ボランティアと言っていい。

上記のような状態を是正するためには、診療報酬改定の際に、開業医以外の診療報酬を大幅に引き上げるべきである。人手不足が深刻な小児科・産婦人科・麻酔科はさらに大幅に引き上げるべきである。

と同時に、医師の成り手を増やす施策を即時かつ継続的に打っていく。社会人経験者が医学部に入りやすくするような制度がもっとあっていい。現在のように18やそこらで医師になるか否かを決定する必要はまったくない。幅広い層から人材を吸収できる仕組みにしなければならない。



我が国には無知・無関心な国民、小賢しい役人が多過ぎる(社会主義国家かと思うくらいの人数がいる)。これらがこの国を悪い方へ導いている元凶である。国民はもっと物を知らなければならない。無駄な公務員を減らしていかなければならない。


かつら(医療用ウイッグ)について

2007年08月20日 | Weblog
2007年06月18日記載

抗がん剤を投与した場合、種類によっては脱毛の副作用が出る。私もアドリアマイシンを投与してすっかり髪が抜けてしまったのでスヴェンソンという会社で医療用かつらを作った。金額は28万円であった。かつらメーカーについてはあまり良くない噂を聞くことがあるが、スヴェンソンの店員さんは感じも良く、商品も良いものだったので、メーカーを考えあぐねている方がいたら、1つの選択肢としてみてはいかがかと思う。

可能であればでいいのだが、医療用かつらについては保険適用にしてもらえないかと思う。抗がん剤投与後半年以内に作製したものであって、かつ、その旨の医師作成の書面を付す等の条件付であっていいので。

私はイフォマイド投与後1ヶ月半で会社に入っている。その頃は髪の毛は1本たりともなかったので、大枚をはたいてかつらを作った。自分としては髪の毛なんてどうでも良かったのだが、会社には骨肉腫であることを伏せて入っていたので、髪がないままというわけにはいかなかった。ずっと髪がなければただのハゲだが、いずれ髪が生えてきてしまう。生えかかってきた時の頭ほど悲惨な姿はない。まさに生まれたての鳥(ヒナ)そのものである。鳥じゃないのにである(笑)。大人なのにである(笑)。自分で見ても面白かったくらいなので、他人が見たら笑いは堪えられないのではないかと思う。

冗談はさておき、社会復帰に当たって、かつらは必要不可欠である。女性は特にそうだと思う。髪がなくても好奇の眼で見られないならいい。病気を推測されなければいい。がん患者であっても何の偏見もなく受け入れてくれる社会であればいい。髪が生え揃うまで誰かが生活費を出してくれるならいい。しかし、現在の我が国はそのような社会ではない。

医療用かつらの保険適用を考えてみても悪くはないように思う。


四苦八苦

2007年08月20日 | Weblog
2007年06月14日記載

ご存知の方もおられるかと思うが、四苦八苦とは、「生(しょう)」「老」「病」「死」の四苦と「愛別離苦(あいべつりく):愛する者と別れる苦)」「怨憎会苦(おんぞうえく):憎らしい者と一緒にいる苦」「求不得苦(ぐふとっく):求めたい物が得られない苦」「五蘊盛苦(ごうんじょうく):心身を形成する五要素から起こる苦」の四苦を併せた苦を総称した言葉である。

「苦」というと苦しみと考えてしまいがちだが、ここで言う「苦」は、原義的には「思うに任せないこと」という意味である。

なるほど確かに上述の8つのものは思うにまかせないものばかりである。

この言葉を初めて知ったのは18の時であるが、その頃はそれ程深く感じ入ることはなかった。しかし骨肉腫になってからは非常に深くこの言葉に感じ入っている。


思うに任せないことばかりなのが人生なのだろう。

本日の検査結果について

2007年08月20日 | Weblog
2007年06月13日記載

感染症が治っているか否かを確認するため血液検査を行ったが、結果はCRP1.2(前回0.6、正常値0~0.5)、白血球数9400(前回6300、正常値3000~8000)と、増悪していた。

よって、抗生物質(ミノマイシン)の服用を再開し、29日にまたまた検査を行うこととなった。

なんとかCRP・白血球の数値が下がってくれることを願うばかりである。

今更ではあるが、人生ままならないことが多い。

続・今般の感染症について

2007年08月20日 | Weblog
2007年06月02日記載

私は20代半ばに咳喘息にかかっている。咳喘息とは、ゼーゼー、ヒューヒューといった喘鳴(ぜいめい)や呼吸困難はあまり見られず、慢性に咳だけが続く病気である。正式な喘息ではないが、喘息の前の段階と考えられている。

ストレスが原因とも言われるが、実際の所はよくわかっていない。多くはかぜに続いて起こる。かぜの後に3~4週間以上咳が続いたら、この病気を考える必要がある。

私は今般の感染症の際に過去の経験と咳が続いたことから、咳喘息ではないかと思い、医師にステロイドを吸入したいと申し出た。しかし、医師は出来れば避けた方がいいと言った。ごく少量の吸引ではおそらく問題はないが、多くのステロイドを投与された場合、感染症を悪化させる可能性があることが理由だそうである。

感染症にかかっていて、かつ、ステロイドを投与されている人がいたら、上記懸念に関し、医師に確認されてみたらいかがかと思う。

今般の感染症について

2007年08月20日 | Weblog
2007年06月01日記載

標記の件に関して事実関係を軸に詳述する。



平成19年4月26日。熱が38℃、頭痛、のどの痛み、咳があり、風邪だと思い、会社を休んで家で安静にする。

翌日も症状が全く変わらなかったため都内のクリニックを受診。風邪薬を処方してもらう。



4月28日からは実家に戻り薬を飲みつつ安静にしている。しかし、一向に症状の改善が見られず、人工膝関節の部分にも痛みを感じるようになる。



5月4日になっても一向に症状の改善が見られず、むしろ咳が強くなり、人工膝関節の痛みも増してきたため、肺炎ないしは人工関節への感染を疑って、実家近くの病院を受診。肺のレントゲン撮影、血液検査を受ける。肺には特に異常はなかったが、炎症反応を示すCRPが5.37(正常値0~0.5)、白血球が7800(正常値3000~8000)。医師の所見は「風邪が長引いているのではないか」というものであったが、過去にMRSAに感染していることもあり、クラビットという抗生物質を処方してもらう。人工関節については特殊な疾患であるため専門の病院で診てもらった方がいいということになる。



5月7日。骨肉腫の治療をした病院で血液検査、人工膝関節のレントゲン撮影を行う。CRP3.3、白血球10600。CRP、白血球ともに高めの数値。細菌感染がある場合、人工関節付近に水が溜まるらしいが、そういったものはレントゲンからは確認できないとのことで、ここでも念のための抗生物質(ミノマイシン)が処方される。

MRSAに感染した時もそうであったが、風邪の初期症状と細菌感染の初期症状は非常に判別が難しい。まあ当然と言えば当然ではある。なぜといって、どちらも感染症だからである。一般に風邪と言われているのはウイルス感染である。それに対し、人工関節に起こるのは一般に細菌感染である(ウイルスが人工物に感染するのは非常に稀なことである)。ともに感染症であるため判別がしづらい。

私は過去に4度全身麻酔下での手術をしており、結構な量の出血をし、それがために輸血をしている。そのため、念のため、輸血により感染する可能性のあるB型肝炎、C型肝炎、HIV、梅毒についても検査を行った。全て陰性で、それらの感染症でないことは確定した。しかし、上述のようにCRP、白血球ともに高めの数値であったため2日後にまた検査をすることとなった。



5月9日。血液検査を受ける。CRP3.5、白血球9100。これまた微妙な数字である。CRPは微増、白血球は微減。判断は依然難しいままである。

感染症の場合、CRPや白血球がどういう風に推移していくかが大事である。CRPや白血球がともに上がり続ければ感染症といって差し支えない。逆にCRPや白血球がともに下がっていけば軽快ないしは全快へ向かっている。5月9日の検査結果はどちらにも当てはまらず結論は出ない。ということで、また1週間後に検査することになる。



5月16日。CRP1.8、白血球8000。CRP、白血球ともに減少している。良い傾向である。しかし、まだ油断は禁物である。抗生物質により細菌が一時的に抑えられているだけかもしれないからである。

ちなみに、原因菌がはっきりしない場合、スペクトルの広い抗生物質を投与するのが常道である。(「スペクトルが広い」というのは「効く範囲が広い」ということである。)私が処方されたクラビット、ミノマイシンともにスペクトルの広い抗生物質である。多くの種類の細菌に効く。先に原因菌を特定したい場合は、抗生物質を服用する前に針生検等をしなければならない。1度抗生物質を服用してしまうと原因菌を検出するのは非常に困難となるからである。

今回の検査で明らかになった全快傾向が確かなものか否か確認するため2週間後にまた検査をすることとなる。



5月30日。CRP0.6、白血球6300。若干だけCRPが高いが、ほぼ全快と言っていい。自分としてもやっと安心する。5月23日からは抗生物質を服用していなかったので、抗生物質で抑えられている可能性は低い。ただ、念には念をということで6月13日にまた検査を受けることになっている。ことほど左様に感染症は厄介な代物である。しかし、これは、私の足に人工関節が入っていること及び過去にMRSAに感染しているからこそであって、私のような人間以外はここまでする必要はない。



今回の感染症で私が反省したことは、最初に都内のクリニックを受診した時に、過去の経緯を話し、抗生物質を処方してもらうべきだったということである。

上述のように、風邪はウイルス感染であり、ウイルス感染に抗生物質は効かないので、体内に人工物が入っていなければ風邪と思われる症状の時に抗生物質を処方してもらう必要はまず無い。しかし、私のような人間は風邪だと思っても、医師の診断がそうであっても、予防的にスペクトルの広い抗生物質を頼み込んででも処方してもらうべきである。

このまま無事足が残れば、今後はそうしたいと思う。